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無題

人生は虚しさと虚しくなさの間で生じている一瞬の夢だ。僕は闇の中から光の果てへと永遠に上昇し続けるエーテルに過ぎない。一瞬の絡み合い、一瞬の綻び、一瞬の固化、一瞬の融解。それらが渾然一体となって僕を永劫の存在の彼方へと誘っている。そうして明日も僕は布団の中で目を覚まし、あぁ、今日も生きているなぁ、と思うのだ。

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