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バルシリーズで勝つために

電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラムの攻略記事です。
昔ブログで書いていたものをサルベージ&加筆しました。
バル講座初級編としてお読みください。

初心者講座や対戦動画等は以下までどうぞ。
https://www.youtube.com/@TypeNora_VOOT

最終更新:2023.05.01

その1:己を知る

バルに限ったことではないんですが、まずはバルのことを知りましょう。
そこで私が客観的に見たバルの性能を羅列してみました。
とても低い・低い・並・高い・とても高い の5段階評価です。

【攻撃性能】
範囲攻撃性能(画面制圧性能):とても高い
直線攻撃性能(置き攻撃性能):とても低い
ダメージ効率(秒間ダメージ期待値):高い
爆発力(短時間でのダメージ効率):低い(近接に限りとても高い)
逆転力(残り10秒以下で):低い
ウェポンゲージ効率:とても高い

【防御性能】
防御力:
相殺性能:とても高い
旋回性能:
地上ダッシュ速度:
空中ダッシュ速度:
地上歩き速度:
空中制動:高い
※ここでの空中制動とは、ジャンプの後ダッシュをせずに着地するまでの移動距離をさす。

■まとめ
これを見て分かることはこんな感じ。
【攻撃面】
高い画面制圧率を誇るが、爆発力は無い。
【防御面】
並な回避力・防御力と引き換えに高い相殺性能を持つ。
つまりたくさん攻撃を撒いて、ひたすら避ける、常に体力をリードしたまま勝つキャラということです。

次回は、「ERLの使い方を知る」です。

その2:ERLの使い方を知る

ERL、それはバルの攻撃の手段でもあり防御手段でもある万能兵器です。
ERLを知ることで、勝てるバルに近づきましょう。

まずERLは、本体に装着した状態と、切り離した状態の2つの状態があります。
ただし、どちらの状態でもメリットデメリットがあるので、それを把握することからはじめましょう。
今の戦況がどういう状況か把握し、有効活用することで柔軟な行動が可能となります。

※とりあえず脚ERLのことは考えないでください。両腕ERLのみでの比較です。

装着した状態
【メリット】
・自衛手段が増える
・近接攻撃に制限が無くなる
・正面に攻撃が撒ける

【デメリット】
・特殊攻撃が発動できない
・敵との間に障害物があると当たる武器が少ない
・切り離す時に隙ができてしまう

切り離した状態
【メリット】
・視界の外から攻撃が撒ける
・相手に回避・相殺を強要させる
・特殊技が発動できる

【デメリット】
・正面に攻撃できない(相殺できない)
・近接攻撃が弱体化する
・攻撃がすぐに敵に到達するわけではない
・必要な時にすぐに本体に戻せない

ざっとこんなところでしょうか。
装着時は防御(自衛手段)に優れ、切り離し時は攻撃に優れます。
左手は攻撃用、右手は自衛用という考え方もできます。
バル・バドスは、単発の攻撃力は最低ランクなので、
近距離で相打ちになった場合、まずダメージ負けをしてしまいます。
なので遠距離に居る間にいかにダメージをとるかが最重要です。

そんなこと言われてもずっと近づかれてて攻撃できないよ!!と思うでしょう。
なので、近距離では常に右手を本体に装着させ、我慢して自衛してください。
両腕(厳密に言うと右腕)で相殺し、ハウス等で攻撃、隙あらば前スラリングで転ばす。
まずはこれを試してみてください。

※前スラリングは本当に相手の硬直に当たる時のみにした方がのちのち良いです。

バルのコンセプトは「とにかく避けて、安全な時に攻撃する」です。

■まとめ
右腕からリングレーザーを垂れ流しながら後ろに下がるだけでも相手は困ります。
リングレーザーを消す攻撃を持っている場合は、その攻撃を避けた後また撒いてください。
ある程度近距離で相手を捌けるようになれば、後は安全な時に攻撃を出しているだけで大分勝てるようになるはずです。
右手で自衛して左手で攻撃、これを念頭に置くだけでも変わると思います。

次回は、「敵を知る」です。

その3:敵を知る

さあ、バルのことも分かりましたし、ERLのことも分かりました。
そこで次は敵のことを知りましょう。
敵を知ればどういう行動をすればベターなのかが分かります。
全15VRのすべての対策をするのは大変なので、タイプわけをしてみました。

※ここで重要なのは、動かしている人のタイプ分けです。
VRのタイプではありません。
※操作の面でちょっと小細工が必要になってきますので、練習しましょう。

①近接狙い
②前ビ(ダッシュ攻撃主体でダウンを狙ってくる)
③中距離攻撃主体(立ち/しゃがみ/スライド/LT攻撃など)
④弾を消してくる・避けてくる
⑤遠距離で攻撃してくる

とまあこんな感じですかね。
一つ一つ行きましょうか。

どのパターンが相手でも、左手設置があるとぐっと状況が変わります。
・左手設置はバル使いの命だと言っても過言ではありません。

リスクの高い行動よりも、後々生かすことのできる左手設置。これを頭に入れましょう。
・後ろダッシュ→ダッシュキャンセル左右どちらかレバー入れで結構避けられます。
・近距離で着地する場合は、RW入力即ジャンプ(いわゆるバルカンジャンプ)がすごく重要です。

①近接狙い

近接攻撃で大ダメージを狙ってくるタイプ。近接からの裏切り前ビとかも使うかなぁ。
まずひとつ、近接攻撃は自分ががうかつな行動をしていない限り見てからかわせます
むしろこっちの近接で返り討ちにもできちゃうんで、、、
いい練習相手だと思って近接の練習してもいいです。
近接に自信が無い場合はハウスを出して展開中にハウスを挟んで距離を離しましょう。
距離を離す際、左手をCWで切り離せるとGoodです。
LT設置だとBestですが、余裕はないと思うのでとにかく安全な距離まで距離を離しましょう。

②前ビ主体

ダメージ勝ちを積極的に狙ってくるタイプ。
相手の前ビ硬直にあわせてこちらもダッシュ攻撃!!!っていうのは「ダメ、絶対」です。
避けたら左手設置をできればベスト、次点で立ちCW左飛ばしですね。
その後はリングレーザーを撒きながら後ろに下がる。
避けた後に左手を使用した場合は、ウニorハウスor横/斜め後ろスラCW等を使ってください。
避けた後にハウスを使用した場合はワンツーをするか、途中でCW左手を飛ばしてください。
後は我慢勝負となります。

※着地近接キャンセルジャンプができるのならば、話は変わっていきます
入力は着地時にRW→即ジャンプ入力です。

③中距離攻撃主体(立ち/しゃがみ/スライド/LT攻撃など)

ダッシュ攻撃等をしていなければ見てから避けられる距離。
この辺なら、相手のダッシュやジャンプを見てからの行動も可能になります。
カッターなどの強い相殺を持つ機体以外には右手を本体に装着した状態でリングを撒いていれば有利取れます。
どんどん距離を離していきましょう。

リング時にマインも出す、いわゆるワンツーをするだけで相手は相当嫌だと思います。

④弾を消してくる・避けてくる

我慢大会開始です。
距離に注意しつつ鬼リング、設置マインでの死角からの攻撃をメインにし、避けづらい、相殺しづらい攻撃を当てていく必要があります。
このタイプに甘えた行動をすると取り返しのつかない頼房になって負けます。

⑤遠距離で攻撃してくる

カモです。
誘導の高い攻撃、速度の速い攻撃だけ注意し、鬼リングを何度も当てましょう。
鬼リング以外のゲージはマインに使用するといいです。
具体的には横か斜め後ろのスライディングCWと、LWですね。
ウニやハウスは近づいてきたら使いましょう。

次回は、「勝ちパターンを知る」です。 

その4:勝ちパターンを知る

さてついに最終回。
え?短い?これでも結構考えて書いたつもりなんだけどなぁ。

「勝ちパターンを知る」とタイトルをつけましたが、これは逆に「負けパターンを知る」にもなるんです。
あとは対戦あるのみです。

対戦して、相手に勝った時のパターンをとにかく覚えて、引き出せるようにしてください。
同じ行動をしていればもちろん相手も対応してきます。

ひたすら戦って戦って戦って...

何故勝ったか、何故負けたか、何を良く食らったか、何が良く当たったか、
このステージだと勝てる、このステージだと勝てない、etcetc

経験を、積み重ねてください。そして、考えてください。
人のプレイを見て盗むのもいいです、知り合いに聞くのもいいです。
とにかく色々やってみて、自分の行動をどんどん修正してください。

とにかく実践→修正→実践→修正→実践→修正→実践→修正...
ひたすら繰り返しです。

自分で色々考えて、その通りに動けるようになったら初心者卒業です。
最後だけ短いですが、別にネタがつきたわけじゃない・・・ですよ!

それでは良きバルライフを。

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