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サイボーグ計画の終了

白内障を治すため、4月16日に両眼同時に手術した。
これまで70数年使ってきた水晶体を取り出し、替りに多焦点眼内レンズを入れたのだ。
昨日で術後50日が過ぎ、近所の眼科医で検査してもらい、もう来なくていいとお墨付きをもらった。

結果はどうだったのか。
多焦点眼内レンズに期待しすぎていたかもしれない。
レンズの仕様書の通り、遠・中距離はとても良く見える。
しかし近距離に関しては、不満が残っている。
最短焦点距離40cmという説明の通り、それ以上近づくとピントが合わなくなる。
これまでの、物が見にくいときは目を近づけるクセが身体に染み付いている。
このクセから早く脱却したいのだが、なかなか…ね。

そして多焦点眼内レンズは、暗い所が苦手のようだ。
私は就寝前にベッドで読書するのだが、どうしても読みにくい。
読書用ライトを替えてみたりしたが効果なし。
そもそもベッドの中で、本との距離40cmは不可能に近い…。
我慢できずにチープな老眼用メガネ(+2)を入手し、今はそれを使っている。

60年ほど常時着用してきたメガネを、ベッドで読書するとき以外は着用せずに生活ができるようになったのだから、サイボーグ計画はいちおう成功ということにするか…。


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