【サムネイルの事例】YouTubeも人もほんの一瞬が全てを決める。
YouTubeも合コンも数秒で第一印象が決まる点では同じ。
どうも、トッシーです。
YouTubeで動画編集ソフトの解説やYouTube含め動画に関する情報を動画・映像普及を目的に発信しています。
普段、動画に関する事ばかりやっているので、参考にするために他の方が作った動画をよく観ているのですが、
「あ、これもったいないなぁ・・」
と感じることがあります。
それは、"サムネイル"です。
動画の内容は面白いし、よく考えて作ってるなぁ、と
感心することが多いのですが、
サムネイルに手をかけていないのでは・・?
と思うことが多いのです。
サムネイルというのはその動画の表紙になるもの、
つまり、視聴者の方に最初にアピールをする重要な要素。
詳しい説明に入る前に、
ここでメラビアンの法則というものを紹介しようと思います。
これは人間が何かの第一印象を決める時、目から入る情報、
つまり視覚情報を優先させる割合が高いというものです。
例えば、合コンで初対面の人に、
「初めましてーー」と挨拶をして、相手に見られた瞬間に55%は第一印象が決まってしまうということです。
それくらい視覚情報を人は優先しています。
対人だけではなく、本屋に行ってブラブラしている時に、表紙が気になって本を手に取るのも同じ、YouTubeなどの動画サイトで動画を観るのも同じ。
この視覚情報が大きな割合を占めています。
例えばYouTubeの場合、
サムネイル → タイトル → 観るか観ないかの判断
というような動画をクリックして観てもらうまでの流れがあります。
どんなに考えて作った面白い動画でも、最初の入り口で
「観ない」と判断されたらそこで終わりです。
時間をかけて作った作品が少数の人の目に止まっただけで終わり。
となるのです。
なぜなら第一印象が悪いから。
だからこそ、サムネイルは力を入れて作らないといけません。
では、サムネイルをどう作ればいいのか?
サムネイルでは何が大事なのか?
それは、「パッと見の印象」です。
サムネイルを"瞬間的に見て気にしてもらう必要"があるのです。
例えば、関連動画がズラーーっと並んでいた時、大抵の人はスマホで、もしくはPCでスクロールしながら次に観る動画を探します。
その時に、目を止めてもらう必要があるのです。
一つずつ丁寧にサムネイルを観る人はいないでしょう。
スクロールしながらの一瞬、つまり0.5秒くらいの間に
「何?」と思ってもらう必要があるわけです。
ここで僕なりの悪い例と良い例をあげます。
(悪い例)
(良い例)
この違いがわかるでしょうか?
スクロールしている時に0.5秒くらいの瞬間で目に止めてもらうことを考えると、
サムネイルは「パッと観て印象がわかり、気になるもの」がいいのです。
例えば、悪い例のサムネイルは、
文字が多くてごちゃごちゃしています。
そしてサムネイルにも余白が多くあるので、
小さく、質素に感じるのです。
文字をいっぱいサムネイルに書いても瞬間的に全部読んでもらえるか?
といったら読みません。
ごちゃごちゃした印象しか残らない。
文字はタイトルに書けばいいのです。
逆に良い例はどうでしょう。
人物の表現も大きく、文字も大きく少ない。
また、余白もほとんどなくインパクトが増しますし、
瞬間的にも大きく少ない文字数なら認識できます。
そうなると、
「何の動画?」「どういうこと?」
となり、タイトルを観るのです。
サムネイルはタイトルに繋げるための第一関門。
読んでほしい内容はタイトルに書けばいいのです。
サムネイルはあくまで「パッと見の印象とインパクト」が必要なのです。
ただ、悪い例にも良い例にも共通して良い部分があります。
それは、
「蛍光色を使っている」
ということ。
蛍光色は目立ちやすく視線を誘導しやすくします。
例えば、街中で蛍光色の派手な服装をしている人がいたら、
そのファッションが良いか悪いかは別として視線がいきますよね。
その感覚と同じです。
つまり、まとめるとサムネイルを作る上でのポイントは、
「パッと見でインパクトがあり、目立ち、視覚で気になる情報を与えられるか」
だと僕は考えています。
実際に僕はサムネイルを変えることで、
約4%のクリック率から約8%のクリック率まで上昇しました。
人間も動画もまずは第一印象からです。
そこで悪い印象だと中身を理解してもらうのに時間がかかります。
ほんの数秒、ほんの一瞬。
そこで勝負が決まってしまうのです。
だからこそ、そのほんの数秒、ほんの一瞬に力を注ぎ、
時間を割くことが大事になります。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
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