見出し画像

イワークGXリベンジマッチ(3/3)

前回、ネットのデッキ相談にてアドバイスをもらったタケシオタク。
予算や自分が使いこなせるか等を考えたうえで大幅なデッキ改築を行い、スタンダードもエクストラもわかってないこのデッキからこのようなデッキになりました。

画像1


イワークGXの「しめつける」で耐え「アバランチロックGX」の準備や
かいじゅうマニアで逃げ4ポケモンを集めてハガネールの「どっすんフォール」を狙うデッキです。
どっすんの種として入れているゴローニャも、もしもの時は技を出せるようになっています。ちなみにアニメのイシツブテは進化していませんが、ゲームではゴローンもゴローニャも出てくるのでアニメタケシ&ゲームタケシの混合チームとしていくことになりました。

タケシのニビシティジムでイワークGXへのダメージが-40、ムキムキパッドでHPが+50ということで、イワークGXのHPは実質290とかなりの耐久性があるうえに、この頃はアセロラや採用してませんがまんたんのくすりがスタン落ちしていないためダメージ回復もしやすい。その上ダブル無色エネルギーが付けられるので、タケシのトレーニングと合わせれば最速2ターンで「アバランチロックGX」が出せるというまさにイワークGXの天下といっても過言ではない時代でした。この頃皆がイワークGXを求めてトレカショップをさまよった事と思います。赤緑時代にヒトカゲを選んだキッズのトラウマを呼び起こし皆がイワーク対策に翻弄する、イワークGX環境トップ時代です。

しかし既に自分のポケモンが倒されサイドが取られていた場合、私は優先的に格闘道場を貼っていました。
イワークGXの「しめつける」30+格闘道場40+ディアンシー◇20と、1エネで90ダメージ+コインマヒになるからです。しかも闘ポケモンではなく闘エネルギーをつけたポケモンに効果を発揮してくれるので、ハガネールすらも強化してくれる。この頃の私は格闘道場無しでは生きられない体になっていました。できる事ならば全てのデッキに闘エネ+格闘道場を差し込みたい爽快さです+40ダメージ。


 * * *


さて、前置きが長くなりましたが遂に甥とのリベンジマッチの日がやってきました。初戦は8月でしたがこの頃既に11月3日。
甥が握るは自信満々のレッドパーフェクションデッキ。
私が握るは大幅な改造を経たタケシ(アニメ&ゲーム混合チーム)デッキ。

最初に引いた7枚の手札からたねポケモンを確認した私は妙に運命めいたものを感じながらバトル場にポケモンを置きました。バトルが始まり、ひっくり返して出てきたのはこのイワークです。

画像2

私「甥ちゃんこのイワーク覚えてる?」
甥「何?」
私「甥ちゃんが色んなパック開けてた時に「弱い」って言って
  おばちゃんにくれたイワークだよ」

ポケカにも明らかに強い・弱い技やHPの多い少ないがあります。しかしそのポケモンが活かされるかどうかはカードの組み合わせ…プレイヤーのデッキ構成力とプレイング次第だという事を私はこの数か月で勉強しました。
主にyoutubeとnoteで。

『つよい ポケモン よわい ポケモン そんなの ひとの かって
 ほんとうに つよい トレーナーなら
 すきな ポケモンで かてるように がんばるべき』

ポケモン界隈にいれば誰もが目にしたことがあると思う
四天王カリン様の名セリフです。

甥「ハッ!ほんとじゃん!」
私「甥ちゃんがくれたカードだからデッキ入れたんだよ~*^^*」
甥「へへへ~~そっか~~*^^*」
私「今日はこのイワークも強いってとこ見せつけてやるからな!!!!!

私は甥にどんなポケモンやカードも「弱い」と切り捨てず、何と組み合わせればどう活かされるかを考えるプレイヤーになってほしい。そしてタケシのポケモンちゃんを弱いと言った事を心の底から後悔させてやりたいのです。
てか1エネ20で次の被ダメが-20、HPが110ってフツ~につよない?


* * *


ゲームは進み、残りサイドは
 甥1-6私
という差となっておりました。
あのイワークは強いが私はまだまだ弱いのだった。

ミュウツー&ミュウGXを苦心の末1匹倒してサイドを3枚取るも、
再び繰り出されたのはダメージ50でベンチに引っ込んでいたミュウミュウ。しかしエネも既に存分についていて、パーフェクションでレシリザの「フレアストライク」をぶっ放してきます。


画像3

230のところタケシのニビシティジムで-40され190ダメージ。
ムキムキパッドをつけたイワークGX残りHP60となりました。

あと1撃でサイド取られて負け。
この時ベンチには闘エネ1ついたハガネール。
ちなみにイワークGXについていたのも闘エネ1つ。

ここで奇跡的にイワークGXの「しめつける」のマヒ効果が2連続で決まり、ミュウツーの残りHPは120まで差し迫ってきました。
手札にはゴローンとアセロラがいましたが、ここでイワークGXを下げ闘エネをハガネールに付けてどっすんフォールをしても出せるダメージはイワークGXとゴローンの2枚で100ダメージ。ギリギリミュウミュウを倒せず次の攻撃で負けます。
ディアンシー◇は闘ポケモンにだけ+20の恩恵をもたらしてくれるので、ハガネールの技は加点してくれません。
目の前のミュウミュウを倒すにはあと1回コイン投げ成功させるか、
逃げ4のポケモンを1枚引くか、あのカードを引くかです。

私のターン、山札を引きます!!



画像4

「スタジアムに格闘道場を貼ります!!!!!!!!
 アセロラでイワークGXと闘エネを手札にもどして
 ハガネールをバトル場に出します!!!!!!!!!!
 ハガネールに闘エネ1枚手貼りして「どっすんフォール」、
 ゴローンとイワークGXをトラッシュして100ダメージですが
 格闘道場の効果で自分のサイドが多いので+40の140ダメージ、
 ミュウツー&ミュウGXきぜつでサイド3枚取ります!!!!!!!!
 ありがとうございましたーーーーー!!!!!!!!!!!



あのカードがひきたい!!って時にあのカードひける瞬間なんて滅多にありませんが今回はポケカの神が私に微笑み、かくしてタケシのイワークGX率いる「いわポケモン」デッキは1-6からのまさかの大逆転で無事リベンジを果たしたのでした。

ありがとう格闘道場。ありがとうタケシのニビシティジム。
ありがとうアセロラ。ありがとうディアンシー◇。
ありがとう「しめつける」。ありがとう「どっすんフォール」。
どっすんフォールっていわポケモン達が青いお空からひゅるるる~って落ちてどっすーーん!!って攻撃するみたいでかわいくないですか。
最高ですね。


さて、このイワークGX率いるタケシデッキはこの後も甥バトルやトレカショップの野良バトルやジムバトルを経て進化していったのですが
11月28日にレギュレーションが変わりアセロラやグズマやグラジオ、
そしてタケシのドクターらしさイメージで入れた結果「トラッシュのポケモンを1匹手札に戻す」という能力でラストどっすんフォールに一役も二役も勝ってくれたレスキュータンカという相棒たちがスタン落ちした事により私のポケカ熱は一時スススと引いておりました。

しかし1度味わったら忘れられないのがカードバトル。
好きなポケモン達と共に戦う喜び。
2020年1月中旬頃に復帰した私はイワークGXデッキを新レギュ対応させる事に勤しんでおりましたが、2月にVMAXライジングが発売され…甥とのバトルのなかでアイツに出会い、再びリベンジに向けた戦いが始まるのでした。

それはまた次の記事で。



* * *



ところで…
"特性"は本来、「マヒ」でも「ねむり」でも出せます。

今回の逆転勝利はマヒが2連続で決まってくれたおかげですが、
マヒ状態でミュウツー&ミュウの特性「パーフェクション」は本当に防げるのでしょうか。
ネットで検索してもどうにも見つからなかったため、
パーフェクション本文にある
「~ワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]」
と、マヒの公式説明である
「マヒのポケモンは、ワザを使うことも、にげることもできません。」
を照らし合わせた末、

ミュウツーは特性によりすべての<ワザを使う>事ができる。
<ワザを使う>ためのエネルギーは必要という記載からも、
やはり<ワザを使っている>ので
マヒの時の「<ワザを使う>事はできない」に則る。

…という結論になったのですが。どうでしょう。
ネット上で疑問が出るような問題じゃないフツーの事だったらすいません。
Q&Aに聞いてみようかなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?