毎週読むか、一気に読むか。/2020.6.13

難しいなあ。どっちも楽しいから悩むな。

元日向坂46の井口眞緒さんが卒業後、インスタを開設。
YouTubeチャンネルまで開設され、ついこの間はじめての動画がアップされた。
そもそも本人なのかと言われたら、はっきり明言されてないものの、投稿を限り9割9分本人。

アイドル卒業してSNSをはじめるケースは珍しくないが、井口さんの投稿はアイドル時代と変わらず異彩を放ってる。

インスタの投稿、そのほとんどが晩酌。
発泡酒にスーパーの値引き総菜、カップラーメン。
キラキラした写真なんてみたことない。
YouTubeの動画だって、酒飲みながらおにぎりとカップラーメンを食べてるだけ。顔出しはなし。

あの井口さんが動くということで、様々な憶測をしてしまう。
いちばんはスナック眞緒に向けた活動なのではないか、と。

スナック眞緒とはひらがな推し(現：日向坂で会いましょう)の妄想未来ヒストリーという企画の中で井口さんが、将来スナックをやりたいという夢をプレゼンした。
それを受け、ひらがな推しで”スナック眞緒”という名企画が生まれる。
井口さんがママに扮しアルバイトの宮田愛萌、オードリーとともに、メンバーひとりひとりの悩みに答えていく企画。

本当にスナックをつくるのか、確たる根拠はないものの、だらだら話ながらお酒を飲む動画作ったということで、どうしても想像してしまう。
もしそうだとしたら、応援したいし楽しみだ。

はじめた活動がスナック眞緒に向けたものだとして、その活動をリアルタイムで応援するか、実現するまで待つか、すごく悩む。

あくまで想像や願望の域を超えない話を、例えばインスタやYouTubeに送ったら、それは果たして余計なプレッシャーを与えてしまうのではないか。

これが表舞台に立つアイドルであれば、しかし、もう井口さんはいち一般人。ふつうの生活があって仕事があって人生がある。
近所のおばちゃんじゃあるまいし、ネットを通じて”スナック眞緒”について言及することで少し気後れしてしまう。

というのも、昨今の芸能人のスキャンダル、政治的発言や誹謗中傷などの多くはイメージや期待が関わってる。
本当に身勝手な話だが”イメージと違う”だけで人は、ときに攻撃的になってしまう一面をもってる。
いくら過去から自戒したところで、人間の本質的にこの部分は変わらないと思う。
だけれどもイメージと違うことが起きても、人を傷つけたりしない行動をとる理性を持ち合わせなくてはいけない。
簡単な話、井口さんを見ていくなかで、わけわかんないこと言ってるやつを見てしまう懸念がひとつ、リアルタイムで追うことを躊躇してしまう理由にある。

せっかく一般人になったことだし、アイドル的な応援じゃない方法、スナック眞緒で会いましょうもまた、乙なんじゃないかと思う。

井口さんがどこへ向かうか、わたしはとても楽しみだ。

おしまい。