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神域リーグ2023 8月21日・最終節をNAGA解析で振り返る

2023年5月26日より神域リーグの2年目となる神域リーグ2023が開幕しています。本記事では8月21日開催の第10節・最終節の第28試合から第30試合の3試合をNAGA解析レポートと共に振り返っていきたいと思います。過去の試合についての記事は下記のマガジンでまとめています。


第28試合

第28試合の出場選手は以下の通り。

東家:鈴木勝(チームアトラス)
南家:天宮こころ(チームゼウス)
西家:空星きらめ(チームヘラクレス)
北家:朝陽にいな(チームグラディウス)

第28試合は流局から静かな立ち上がりとなりました。東1局1本場、朝陽にいなさんが天宮こころさんから5200ロンアガり。

天宮こころさんはここから6pを切っての放銃となったわけですが、NAGAは僅差でワンチャンスの7p切りを推奨していました。とはいえ6pも十分打牌候補なので、仕方のない放銃かと思います。

ただ東2局で親番となった天宮こころさんが2000オールツモで結局平たい状況に戻ります。

この局、天宮こころさんは2枚切れのカン7mでリーチ。NAGAとしてはそもそも8m切ってのテンパイ外しを推奨しています。2枚切れのカン7mでのリーチはさすがに親といえどやり過ぎな感はあります。

大きく試合が動いたのは東4局。親番の朝陽にいなさんが2局連続の4000オールツモ!これで一気にリードを広げてトップ目に立ちます。

その後、流局を挟み、南1局4本場では空星きらめさんはなんとこの形から北をポン。かなり遠い南バックの仕掛けですが…

2着目から北をポンしていくのは微妙なところですが、結果的にはこれが功を奏してアガりに結びつけました。

その後、天宮こころさんもアガって2着争いとなります。その横で朝陽にいなさんは南2局2本場にさらに3000-6000ツモ。

最後はラス目の鈴木勝さんが素点回復の2000-4000。朝陽にいなさんはこのリードを守り切って5万点超えのトップを獲得しました。

鈴木勝さんについてはこのシーンも取り上げておきましょう。南2局1本場、ここから白を大ミンカン。にじさんじらしい打ち方と申しましょうか。おそらくカンせずにリーチを狙った方が得だと思いますが、ここでカンをする勇気には賞賛を送りたいです。

最終結果は以下の通り。

1着:朝陽にいな 52700(+72.7)
2着:天宮こころ 20500(+0.5)
3着:空星きらめ 18400(-21.6)
4着:鈴木勝     8400(-51.6)

NAGA解析レポート

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