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Mトーナメント2024・7月12日、佐々木寿人プロの赤5pでの放銃回避からのアガりに脱帽

Mトーナメント2024・7月12日、予選G卓戦。この試合は佐々木寿人プロと松ヶ瀬プロがそれぞれ第1試合、第2試合でトップを獲得し勝ち上がりを決めました。

その第1試合、寿人プロがトップを獲得する決定打となったアガりの手順があまりに見事だったので、ここで取り上げたいと思います。局数は南3局1本場、トップ目の東城プロと点数がほぼ並びの2着という状況です。

東城プロは前巡に白を切って、ホンイツの5-8pでテンパイ。これをアガれば、寿人プロに大きな条件を突きつけてオーラスに突入できます。

そこに寿人プロは4sを引いてきます。赤5pを切れば、3-6m待ちのテンパイですから、これは東城プロへ放銃になってしまうかと思われましたが…

寿人プロはここで1m切りを選択。放銃を回避し、赤5pに改めてくっつけ直して勝負をかけることを選択しました。

そして最終的に4-7p待ちでテンパイしリーチ。これを東城プロから一発で打ち取り、12000を直撃。この一発で第1試合のトップをほぼ確定させることとなりました。

もちろん東城プロがピンズのホンイツであることは、河を見ればほぼほぼ確定ですから、赤5pは切りにくいです。とはいえ、テンパイなら5pを切る人が多いのではないでしょうか。

この場面、NAGAで解析すると以下のようになりました。

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