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神域リーグ2023 8月9日・第8節をNAGA解析で振り返る

2023年5月26日より神域リーグの2年目となる神域リーグ2023が開幕しています。本記事では8月9日開催の第8節の第22試合から第24試合の3試合をNAGA解析レポートと共に振り返っていきたいと思います。過去の試合についての記事は下記のマガジンでまとめています。


第22試合

第22試合の出場選手は以下の通り。

東家:天宮こころ(チームゼウス)
南家:因幡はねる(チームヘラクレス)
西家:天開司(チームグラディウス)
北家:多井隆晴(チームアキレス)

この試合は東1局が全てといっても良かったかもしれないくらい、東1局の天開司さんの打ち方が惜しかったです。天開さんはここで5pを切って即リーチ。5mが1枚切れなのでNAGAも100%ダマを指示しています。

すると間の悪いことに即 東が暗刻になるという裏目を引きます。

さらにその後7mも引いており、ダマにしていればハネ満・倍満のアガりまで見えていました。そうなれば全く試合展開は変わっていたでしょう。本人もここはミスだったと述べていました。

結果、ここは因幡はねるさんのアガりとなり、快調なスタートを切ります。

その後は流局などを挟んで点数はあまり動かず。その間気になったのは天宮こころさんのこのシーンでしょうか。

天宮こころさんはここから5p切り。8p2枚切れ+9p1枚切れ、さらにはタンヤオへの変化もあるということで5pは相当残したいところ。ここは9p切りが正着でしたね。

その後、東3局2本場で多井プロが供託を回収。因幡はねるさんと多井プロのトップ争いになります。点数は僅差のまま、南3局1本場。

因幡はねるさんは中ポンから仕掛けてテンパイ。さらに中を加カンしています。そこで親からリーチを受けた局面。ここで因幡はねるさんは2sを引いてオリましたが、NAGAは2s切りを推奨。

親リーチの河が強すぎるので、攻めるにしても守るにしても一旦暗刻の2sを切っておくのは有効です。

ただ逆に迂回した結果、ドラの5m単騎で再びテンパイ。それをリーチの天開さんから打ち取るという豪運を見せました。天開さんはひたすら不運ですね…。

最後は天宮こころさんがドラ単騎リーチをドラゴンガールの異名の通り、あっさりツモって2000-4000。因幡はねるさんがトップを獲得しました。

最終着順は以下の通り。

1着:因幡はねる 37000(+57.0)
2着:多井隆晴  32100(+12.1)
3着:天宮こころ 19300(-20.7)
4着:天開司   11600(-48.4)

NAGA解析レポート

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