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神域リーグ2023 8月14日・第9節をNAGA解析で振り返る

2023年5月26日より神域リーグの2年目となる神域リーグ2023が開幕しています。本記事では8月14日開催の第9節の第25試合から第27試合の3試合をNAGA解析レポートと共に振り返っていきたいと思います。過去の試合についての記事は下記のマガジンでまとめています。


第25試合

第25試合の出場選手は以下の通り。

東家:咲乃もこ(チームアトラス)
南家:鈴木たろう(チームゼウス)
西家:渋谷ハル(チームアキレス)
北家:緑仙(チームヘラクレス)

この試合の序盤は大きなアガりが連発!東1局は流局して、東2局1本場。咲乃もこさんがたろうプロからリーチのめくり合いで8000直撃。

ただこのシーンの裏で、緑仙さんはホンイツテンパイからオリを選択。2軒リーチが来たところで難しい場面でしたが、NAGAは8p切りを推奨しています。8pは6pのワンチャンスで咲乃もこさんにはスジの牌。これくらいだと8pを押してもいい…ということが分かりました。

東3局では親番の渋谷ハルさんが4000オールツモ。1本場では咲乃もこさんが今度は緑仙さんから8000。

ただこの緑仙さんの放銃は現物の5mがあっただけにちょっともったいない放銃でした。

東4局ではここまで沈んでいた緑仙さんが4000オール。1本場でラス目のたろうプロが3000-6000とマンガン以上のアガりしか出ないという異常事態。

ただ結局、全員が順繰りにアガった結果、平たい点数状況に落ち着きます。

南場に入って南1局、咲乃もこさんは親番で5800を緑仙さんからロンアガり。リードを広げていくかと思われたところで、1本場にたろうプロが見事なダマテンで咲乃もこさんから8000直撃。

NAGAでこの咲乃もこさんの放銃を避けられないか検討していましたが、8s切りに至るまでミスが無く、避けようのない放銃だったことがよく分かりました。

その後は流局が続き、試合の流れはより分からなくなっていきますが、南2局2本場で咲乃もこさんが1300-2600ツモ。南3局1本場でたろうプロが渋谷ハルさんから6400をアガって迫るも反撃はそこまで。

最後は咲乃もこが自身で決めてフィニッシュ。見事トップを獲得しました。

最終順位は以下の通り。

1着:咲乃もこ  36400(+56.4)
2着:鈴木たろう 29400(+9.4)
3着:渋谷ハル  19500(-20.5)
4着:緑仙    14700(-45.3)

NAGA解析レポート

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