「心臓を捧げよ!」の「あの日」っていつ?
注)「進撃の巨人」のネタバレを含みます。
アニメ「進撃の巨人」第二期オープニングテーマ「心臓を捧げよ!」には「あの日」が2回出てくる(ほんとは3回だけどまぁ3回目はアレだし)。
前者は845年に超大型巨人がウォール・マリアから顔を出した「その日」だろう。じゃあ後者は?
前提として、アニメ第二期はウトガルド城跡攻防~エレン奪還までを描く。第二期のラスボスはライナーとベルトルトだ。前者がベルトルトのことなら、後者はライナーのことだろう。
しかし、私が把握している限り、ライナーがエレンを含む「俺達」を騙したシーンに覚えがない。もちろんライナーはベルトルト、アニと共にウォール・マリアを破壊した張本人であり、訓練兵として再会して以降ずっとエレン達を騙していたわけだが、それでも「あの日」と言うからには特定の出来事があるべきだろう。ライナーがトーマスやアルミン、ジャン、コニーを騙すシーンはあるが、エレンを騙すシーンは意外とない。と思う(見落としてなければ)。
ところで「騙る」には「ごまかす」ような意味合いの他に「名を偽る」ような意味合いがある。「息子を騙る電話」とかそういうやつだ。
こちらの意味なら、ライナーがエレンに「俺達」と言っているシーンがあればいいことになる。エレンとライナーを含む「俺達」となれば第104期訓練兵か調査兵団になるだろうから、ウォール・マリアを破壊し壁内さえも地獄にしたライナーが「俺達」を名乗れば「お前どの面下げて言ってたんだ」となるだろう。
そこでライナーがエレンに「俺達」と言ってるシーンを探したところ、こちらも意外と少ないのだが、第4巻の第17話「武力幻想」が見つかった(後は第11巻の第46話「開口」とか)。
まぁ私が忘れてるだけで、もっと直接的にライナーがエレン達を騙すシーンがあっても不思議じゃないのだが、私は後者の「あの日」は上記の訓練中のシーンだと思っている。「いつ?」と書いた手前もう少し具体的にすると、ウォール・マリア襲撃(845年)の2年後の訓練兵入団から更に2年後とのことなので、849年ということになる(時期までは分からん)。
そもそもなんでこんなことを考えたかというと、Linked Horizon Live Tour『進撃の軌跡』の「心臓を捧げよ!」で、Revo 団長の歌う該当箇所の「俺達」が強調されてるように感じたことからだった。「俺達を見つめていた」に対して「『俺達』を騙っていた」みたいな(伝わる?)。
Linked Horizon Live Tour『進撃の軌跡』は Amazon Prime 会員であれば無料で視聴することができる。よろしければ是非。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CHPNH14Q/
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