水風呂に入れたらカッコイイ (サウナの思い出1)

マンガが好きで、月曜日はジャンプにヤンマガにスピリッツ、水曜日はマガジンにサンデー、木曜日はヤンジャンにモーニングといった感じで、メジャーなマンガ週刊誌は割と読んでいるほうだ。

そんな購読誌のひとつモーニングで、2015年くらいからひっそりと連載が始まったのが「マンガ サ道」だ。その第一話を読んだ自分は「ハイハイハイ、そういうことだったのね」と、とにかくひとりで納得したのです。

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水風呂の中でしばらくジッとしていると体と水風呂の間に薄い「温度の羽衣」が編み上がり、水風呂の冷たさが緩和されるという。なるほどね。水風呂に冷たいまま入ってるんじゃなくて、こういうズルをしてたのね。だから冷たい水風呂に入ってられるのね。なるほどなるほど。そういうカラクリね。

みなさんにもありませんか。カジノコインを838861枚買ってみたり、両手をクロスさせてTシャツをつまんで一発で畳んだり、そーーーっとレバーをおろすことでフラグをコピーしたり、特に興味がない分野でも「裏技」とか「必勝法」とか「攻略法」とか、テレビやネットで情報を仕入れちゃったら、試したくならないですか。

この時はサウナも水風呂もまったく興味なかったけど、この「攻略法」は試してみたい。それに水風呂に入れるようになったらカッコイイよな~。今まで意味が分からなかったけど入り方も分かったことだし、この機会に水風呂に入れるようになっちゃおう。

さっそく近所のサウナ施設を検索すると、家から一番近いところが「サウナしきじ」という施設だった。あー、あの黄色いハデな看板のところか~、言われてみればあったな~。ちょっと古くて小汚そうだけど、ネットの評判では水質が良いらしいし、初心者にはちょうど良いかもしれない。よっし、ついでに嫁も誘って、ちょっと大人の世界、覗いちゃいましょうかね。

そんなわけで嫁と一緒に、サウナしきじで水風呂デビューをすることになったのだった。

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