ダンスに許可なんていらないんだ。
昨日、ARMYの誕生日にBTSから素敵なソンムルがあったね。permission to dance。
踊り方も、叫び方も、歌い方すら、忘れてしまったと正直思う。音楽大好き、ライブ大好き、フェス大好き人間の私としては、苦しい一年半だった。
だったっていうか、進行形なんだけど。
外に出ること、友達に会うこと、触れ合って戯れ合うこと、全部出来なくなって、私はどうやって生きてきたんだっけってところまで行った。
音楽が不要不急と言われた時は、この先どうやって生きていくんだろうって、恐ろしいほど不安になった。
のに、それなのに、時の流れは怖くて、不安に慣れてしまったと今は思う。不安だろうと、好きなもの全部取り上げられても、とりあえずは生きていける。屍のようだったとしても、呼吸はできるし、なんとか日常を過ごしていける。
だけど、私は知ってる。実際に会うことに勝るものなんかない。それができるようになるまでは、私の日常は帰ってこない。
そんななか、BTSが、言った。
踊ることに許可なんかいらないんだ、って。
ポップでキャッチーで、楽しくて、みんな笑顔で。自由でいいんだって、口にしてくれるんだって。
そう、自由でいい、なんて、今は簡単に言える言葉じゃない。でも心は自由でいいんだよって、BTSが言ってくれたから、なんだか安心した。
MVが出たからって、そんな簡単に世界は変わらないと思うけど、少なくとも私の心の中はちょこっと変わった。なんだろう。星野源の「うちでおどろう」を聴いた時の衝撃に似てるような。
手話を使って誰でも簡単に踊れるように。言語を超えて踊れるように。考え抜かれてるな……と思う。しかも可愛いんだこれが。破顔しながら踊るみんなが可愛いのよ。
どうか、近い未来、みんなが笑顔で会える日がきますように。マスクを外して抱き合える未来がきますように。お互いに目を合わせて、何も気にせず踊れる未来がきますように。
それまでは、permission to danceを聴きながら、心のうちで踊っておくね。
フォロワーさんが書いてるのを見て、走り書きのように書き始めたので、全くまとまってないけど……(笑)
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