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ときめきに飢えた私へ

美しいものを「美しい」と感じられるのは、とても幸せなこと。

子どもの頃に戻りたい。
そうは全く思わないし、これまで辿ってきた道が間違っていたとも思ってない。
ただ、目に見える世界が生き生きとして新鮮で美しい。そんな感性を取り戻したいな、とは思います。

小さな奇跡に喜び、心に深く突き刺さるような感動に触れ、美しいものを美しいと思う感受性。
そもそも私はそんなもの持っていたのか。もしあったのなら、いつから気づかなくなってしまったのか。何がそうさせてしまったのだろうか。

今はただ、何にも考えないで星を見たい
海に行きたい、ひまわりが見たい、歩きたい
一切の思考を停止したい

自分の心がときめくことしか考えていたくない
自分の好きな世界しか見たくない
嫌だと感じるところから離れたい
くそわがままだけど、そんな気持ち。

そう思う自分はまだ子どもなのだろうか。
大人になりきれないからだろうか。
大人にならざるを得ないタイミングが早すぎたのだろうか。

自分が何をしたいのか分からない。
何が楽しいのか分からない。
今はそんなモードにいるのです。

私は音楽を聴くのが好きです。好きというか、存在しない世界が考えられない。
今の私から「通勤時間に聴く音楽」が奪われたらなんにも残らないくらいには、なくてはならないものです。

だけど、今まで私が「音楽」だと思っていたものは、人工的につくられたものでしかなくて。
地球から発される自然の音には、意識を向けられていなかったのです。

それが悪いということではない(と思う)し、人の手によってつくられた音楽に、私はこれからもたくさん救われていくのだろうなと思います。
ただ、たまにはヘッドホンを外して外の世界に意識を向ける。そして、聞こえてくる音そのものに耳を傾け感じることができる感性を手に入れたいです。

ある風景が想像できるような、何かが浮かび上がってくるような音楽があるのも、
何らかの規則性があるのか、幸いなことに想像力が豊かなのか、勝手な印象操作が脳内で行われているのか、不思議です。

1度ハマったら飽きるまでその曲をずっと聴き続ける癖、ちょっとなんとかしたい。
新しいものに触れる・世界を広げるきっかけを自分で狭めてしまってはよくないな、と思います。

ちなみに、今のマイブームは
フィリップ・スパークスの『宇宙の音楽』です。

「好奇心」
これを完全に失ってしまったら、この世界の全てがつまらなく見えてしまう気がします。
忘れかけることはあっても、なくさないように生きたいです。

光を発する画面の中にしか世界が広がっていないな、人工的なものに踊らされているな。
そう感じることだってたくさんあるけど、自然の世界も人によってつくられる世界も全部大切にしていきたいな、とは思います。


実際に自分で見る聞く行く感じること。
それに勝る経験はないし、行動しないと始まらないのです。(自戒を込めて)

嬉しい楽しい美しい、そう感じられる心を取り戻すのよ!!!!!

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