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最近遊んだゲーム・2020年7月

どうも、瓜です。もう8月も三分の一くらい過ぎたのに7月号今更書いてました。今回はスクショ多めにしましたがその分文章が若干雑になってるかもしれないです。「ゲーム紹介」と「感想」の分配が難しいので、今度はもっとバランスよく読みやすいもの目指したいですね…!!

今回はSTEAM積みゲー大感謝祭なので私がプレイしたのは全部PC版です。

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Don't Escape Trilogy

機種:PC
値段:520円
日本語対応:無し
クリア時間:2~3時間(攻略見た)
おすすめ度:★★★☆☆ 無料のFlash版やってみて気に入ったら

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「Don't Escape」というポイント&クリック謎解きゲームのシリーズ3作品が1つになっているソフト。このゲーム自体は昔、Flashゲームのサイトで無料のFlash版をやったことあって、そちらでも内容は製品版とまったく同じなのでFlash版が気に入ったら支援や実績目的で買ってもいいかもしれない。

タイトルにもなっている「Don't Escape」はこのゲームの趣旨を示している。一般的なポイント&クリックゲームはいわゆる脱出ゲームが多くて、部屋から脱出するのが目的だったりするが、このシリーズはタイトル通り「脱出しない」のが目的で、そこが中々斬新さがあって面白い。

ネタバレしない程度に、もう少し具体的に言うと、
1作目の主人公は人狼で、満月の夜になると変身して人を襲ってしまう。主人公は人を襲いたくないため、自分を小屋に閉じ込めようとする。

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2作目の主人公が住んでいる世界はゾンビだらけになっていた。主人公は生き残っている数少ない人たちと協力して、ゾンビたちが活性化する夜になるまでに身を守る術を確保しなければならない。

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3作目の主人公は宇宙船で目を覚めると、共に乗っていたクルーたちがみんな死んでた。なぜこうなっているのか、主人公はその謎を解明して、そして驚きの真実を知ってしまう……

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3作品はすべて異なる世界観とストーリーなので、どこからプレイしても問題ない。しかしシステムの複雑さは徐々に進化していくので、やはり順番通りにプレイするのが一番だろう。

総じて悪くなかったが、唯一の難点は対応言語は英語のみなので、英語が読めないとベストEDに辿り着けないかもしれない。1作目と2作目はまだテキスト量が少ないので、アイテムの説明文さえ読めばなんとなくいけるが、3作目はメモによってストーリーが語られるので英語が読めないとつらい!私はつらい!なので攻略見ながらクリア……

とにかくFlash版が無料なのでやってみて損はないと思う!ぜひ!
ちなみに最近4も出た。嬉しい。


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TOMB RAIDER (2013)

機種:PC、PS3、PS4、Xbox360、XboxOne
値段:2200円(STEAM版)
日本語対応:※
クリア時間:14時間(寄り道ほぼなし)
おすすめ度:★★★
☆ 映画のような洋ゲーが好きならおすすめ

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※日本語対応について:STEAM版は日本語が含まれてないので、日本語で遊ぶために追加DLCの日本語言語パック(1000円)を購入する必要がある。私は中国語でプレイした。

タイトルは1996年のPS版と同じになっていてややこしいので、トゥームレイダー(2013)と表記されることが多い、システムからストーリーまですべて一新した「トゥームレイダー」のリブート作品

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本作の主人公ララ・クロフトは21歳の考古学者。調査チームの仲間たちと「伝説の邪馬台国」を探すために船に乗って旅に出る。途中で嵐に巻き込まれて島に流れ着いたら、その島で謎の人物や集団などに襲撃され、ララは散り散りとなった仲間たちと合流しつつ、この島に隠された秘密を明かしていく……という話。

システム面は一般的な洋ゲーのように、TPS操作で基本はシームレス。あとムービーイベントが多くてQTEも多いけど、失敗してもすぐ直前のオートセーブからやり直せるのでストレスは溜まりにくい
ララは最初は攻撃手段も持ってない普通の女性だが、育ての親から教わったサバイバル術など駆使しつつ、途中に色んな武器を入手して精神面でも肉体的な強さでも段々成長していく様子が描かれてる。その強さは個人的にアンチャーテッドの超人主人公ネイトと良いタイマンが張れそうだ……!

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そして日本オタクとして興味深いのは、今回の冒険の舞台は「伝説の邪馬台国」なので、ストーリー中や背景には結構な頻度で日本語や日本文化にまつわる言葉が出てくる。冒険中に見つかる遺物も古代日本のものが多くて面白い。「Oni」とか「Himiko」とかが出てくるぞ……!

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あとグラはとても綺麗。私は中の下くらいのクオリティでやってたからスクショは若干荒く見えるけど。

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総じてシステム面にもストーリー面にも不満はないが、やはりムービーゲームの宿命というか今のゲームに比べて自由度は低く、寄り道要素は収集要素のみなので基本はストーリーに沿った一本道。とはいえ戦闘は爽快感あるし、ムービーシーンもダイナミックさがあって見飽きないので、もし「ザ・洋ゲー」みたいなゲームを求めるならおすすめの一本だ。


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SUPRALAND

機種:PC
値段:2000円
日本語対応:○
クリア時間:15時間(本編のみ)
おすすめ度:★★★
★☆ 一人称視点アクションパズルの正統派

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私が普段あんまり興味なさそうなジャンルのゲームだけど、友達が日本語翻訳やってたと聞いたのでやってみたよ!思ったより面白かった。

主人公たちは「箱庭」に生きる住人で、その中でも体が赤い「レッド」と青い「ブルー」に分かれており、彼らはそれぞれの村で暮らしていたが、ある日レッドの村の水道管がブルーの村人によって破壊され、赤い主人公は水を求めるためブルーの村へ旅立つ……というストーリーだ。

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旅立つ矢先にこれかよ。とNPCたちはいつものように生活しているが主人公だけ壮大な冒険に放り出される。

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箱庭ということは当然「創造神」がいる。画面内に時々巨大な少年が現れて、神の視点から我々の世界を眺める。ただ静かに眺めるだけなのが逆に不気味さを感じてしまう。少年の目にはこの世界はどう見えるのだろうか?

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操作は一般的なFPSゲームのような感じ。アクションパズルということで、最初はポータルを連想していたが、実際は広いマップに放り出されて散りばめられていたパズルを解けて進んでいくので、慣れないうちは行き先を見失うことも多い。またデフォルトだとカメラの揺れがひどくて酔いやすいので、設定からカメラの揺れをOFFにするとかなり改善する。

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マップは広いのに最初は移動手段が乏しくて窮屈に感じてしまうが、すべての能力が揃うと一気に面白くなるので、序盤で投げ出すのがもったいない。

全体的に難易度は歯ごたえがあると感じたが、私は普段あんまり一人称のアクションパズルゲームやったことないので、慣れる人なら普通くらいの難易度かも。個人的にラスボスが一番難しかったけど、盛り上がりと達成感があって面白かった!

パズルの種類やギミックなどの説明全然できてなかったけど、種類が豊富なのでうまく説明できる気がしない。そこはぜひ自分でやってみよう…!

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このゲームの魅力上手に説明できなくてぴえん顔。
でも自由度の高いアクションパズルが好きな人なら絶対楽しめると思うので、おすすめ!あ、RTA動画もすごいよ!ブレワイ並に飛ぶ!


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Beat Hazard 2

機種:PC
値段:1950円
日本語対応:○
おすすめ度:★★★
★☆ 「自分の好きな音楽で遊ぶ」系の中では一番

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「手持ちのMP3ファイルで音ゲーが遊べる」系のゲーム自体は実はスマホアプリが主流になる前から既に存在していたが、そのときはまだ技術は未熟で音楽と自動生成のノーツが全然合わなくて音ゲーとして成り立たない時代だった。

本作はそういうシステムを使った「自分の好きな音楽でシューティングゲームが出来る」ゲームで、最初は期待していなかったが実際にやってみると技術の進化に驚く。

中でも本作がほかの作品と一番違うと感じたのはやはりコレ↓

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なんと、ストリーミングサービスの音楽もそのまま使えてしまうのだ!昔だとこういう手のゲームは自分でMP3ファイル用意しないといけないのが多かった。手間がかかるし、ストリーミングが流行る現代とは合わなかった。本当に謎の技術。しかもただデスクトップの音を読み取るだけでなく、ちゃんと分析してて曲名までわかってしまう。(逆に分析が外れると曲の長さが合わなかったりする)私はSpotifyユーザーなので早速色んな曲で試してみたが、今の所インディーズを含めて殆どの曲が正確に読み取れるようだ。

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左上の表示は現在聞いてる曲名。この曲はSpotifyで聞いてて、ゲームが音源分析して謎の技術によって曲名が表示される。ちなみにmozellさんは私が好きなインディーズ作曲家で、曲はフリーゲームなどにもよく使われている。

そしてこのゲームはじめてからすぐ疑問に思ったのは、自分の曲で音ゲーやるのはわかるが、シューティングなら音楽とゲームは関係なくない?と。実はちょっとだけ影響がある!音楽が盛り上がるとき、自機の弾は最大出力になる。逆に間奏などで静かになったとき、自機の弾は弱まるか、機体によっては完全に撃てなくなってしまう。自機が弱体化だけでなく、敵の動きもかなり遅くなるので、弱くなる間は避けるのに集中して勢いが戻るのを待つなど、システムに理解があるとそこそこの面白さを感じる。

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機体の種類も豊富でゲームの途中でたまに買える。でかいやつは当たり判定は大きいが弾が一番つよいので私はでかいヤツが好きだな。力こそパワー!
カスタマイズも自由度が高くて、サブウェポンは全部8種類でその気になれば全部つけてもOK。ただし装備枠に限りがあるので、サブウェポン付けるか、スコアアップ付けるか、残機増加付けるかは取捨選択。

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肝心のシューティングゲームの部分は…かなり大味だ!ノーマルモードでプレイするなら、最初は雑魚敵が数ウェーブ来て、それから一定間隔にランダムにボスが湧く感じだけど、ずっと同じ画面に居るので変化があんまり感じられない。ボスもたぶんある程度見た目はランダム性があるようで、飽きさせない意欲は感じるけど、正直砲台の種類と数が違うだけで全部同じようにしか見えない…!そして音楽を邪魔しないように効果音を控えめにしているのだろうと思うが、弾が敵に当たっても殆ど音がしないので、当たってるかどうかもわかりにくいし爽快感が薄い。メニュー画面の効果音はくそでかいのに!!

そして派手なエフェクトが本作の売りでもあるので、デフォルトの設定でも派手すぎるほど目が痛くなる。そのせいで私はいつも画面エフェクトを50%にしてるが、100%以下だとスコアボーナスなしで、200%以上にするとスコアが増える仕様。もし目が痛くなっても気にしない人は300%にしてみよう!

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▲上の画像がエフェクト50%。▼下がエフェクト300%。何も見えねえ。

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総評!シューティング目当てならおすすめしないが、好きな音楽でゲーム遊びたい人ならおすすめ。特ににストリーミングの読み取りはぜひ一度試してみてほしい謎の技術。


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Hylics

機種:PC
値段:298円
日本語対応:△(非公式パッチ使用)
クリア時間:3時間
おすすめ度:★★★☆
☆ 300円で買える現代アート

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まずはゲームスタート時に最初に表示されたテキスト見てください。

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真空はその薬品をことごとく踊る。
昆虫の近くに皆は強く望む!!

これが、Hylicsです。

…もうちょっと真面目に解説すると、このゲームの大部分のテキストはランダムで生成される文章によって構成されているので、英語であろうと日本語であろうと意味がわからん。一応ゲーム進行に必要な文章やシステムメッセージはちゃんとした文章になっている。

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野菜かどうかはさておき、ちゃんと読める文章になってるときの安心感。

最初に行く街とかの名前もランダム生成になっている。私がプレイしたときの名前は「オアンオルマ,ザ・覚えにくい シティ」だ。逆に覚えやすいわ!

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こんなヘンテコなゲームなんだが最大な売りは間違いなく現代アートっぽい作風だ。すべてのグラフィックは粘土っぽい質感で、オブジェクトを調べるときにぐにゃ~って崩れることも多い。上に貼ってた野菜のビジュアルとかも好きですね。見慣れるとちょっとかわいい。私は芸術があんまりわからない人間なので自分で体験してみてください。

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そして戦闘システムは結構好き。見た目に反して割と堅実な出来である。一般的なRPGゲームと同じく完全ターン制コマンド入力行動で、バランスは悪くないと思う。最初に主人公が1人のときでも普通に上の画像のように3体エンカウントするが、主人公が最初から持っている特技「Hypno Sigils」は敵全体を眠らせることが出来る超強力技で、成功率も高い(体感80%程度)ので、序盤はこれを活用すれば少人数でも突破できる。ほかの状態異常も強いので、状態異常を予防できるスキルが大事だったりするなど、戦闘は結構楽しめた。状態異常が強いゲームは大抵良いゲームだ!

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このわけわからないパラメーターも良い雰囲気。言語力が1ならちゃんとした文章作れないのも仕方ないな!

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味方は本当みんな何のためについてきたのかわからないし、どんな人なのかよくわからないし、そもそも何の目的で冒険に出かけているのかもクリア後でもよくわからなかった。考えるな、感じろ…!Dedusmulnさんだけちょっと好きかな。紙コップめっちゃ好きな人。人…?

安価で、3時間程度で終わるし、戦闘バランスも悪くないし、死んでもゲームオーバーがないのでストレスも溜まらない、案外RPGとして堅実な一作。このなんとも言えない雰囲気を体験したい人におすすめ。

冷凍ブリトーを温めようか?
▶はい
▷いいえ


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Hollow Knight

機種:PC、PS4、Switch、XboxOne
値段:1480円(STEAM版)
日本語対応:○
クリア時間:40時間程度(初見・一周目)+α
おすすめ度:★★★★★

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私はアクションゲームと死にゲーはあんまり好きじゃなかった。
このゲームやるまでは。

Hollow Knightの面白さは私が知らない世界だった。

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というわけで近日中、Hollow Knightのレビュー書けたらいいなと思います。
レビュー公開したら改めてここにリンク貼ります。
今は語彙力がなくなってきたのでこれだけ言います。
本当に本当に面白かった!!皆さんぜひやってください!!


最後まで読んで頂いてありがとうございます!では~!!

20200808

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