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最近遊んだゲーム2020.5月

おはようございます!瓜です!

最近あんまりゲームやってない(当社比)けど何作かクリアしたのでまとめ書きます!導入が雑になってる気がするがどうせ誰も気にしないので気にしない気にしない。

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Orwell: Keeping an Eye On You

Steamストアページ

値段:$9.99
公式日本語:○
クリア時間:3時間(一周のみ・実績回収なし)
おすすめ度:★★★★☆ 王道ディストピアが好きならおすすめ

プレイヤーは政府の職員となり、「Orwell」という監視システムを駆使して危険分子を見つけて排除し、国家の安全を守らなければならない。
実際のゲームプレイはすべて仮想端末の上で行い、PCを使ってるような独特なUIと操作感に引き込まれる。ゲーム開始時に短い3Dのムービーが挿入されるが、それ以降は端末の画面のみで進行するので、プレイヤーの決定により引き起こした結末も基本端末のブラウザを通じてニュースで読むだけ。

ゲームの最初はある広場がテロリストによって爆破攻撃された事件が起きて、プレイヤーはテロリストの正体を突き止めてその後の計画を防ぐというストーリー。
実際なにをするかというと、すべてを覗ける監視システム「Orwell」で、テロリストだと疑われる人々のデータを収集すること。例えば最初に疑われたのは爆破事件直前に現場の監視カメラに撮られた「カサンドラ・ウォーターゲート」という女性。監視システムの照合によると前科があるので、さっそく我々の監視のターゲットになったが、彼女のSNSからすべての関係者を洗い、彼女の電話を盗聴し、通信アプリの通信記録やメールも全部覗いて、そこから彼女の関係者にも捜査の手を及ぼして、どんどん捜査範囲を拡大していく進め方。

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ただ実際のゲームプレイはやや淡々とした進行なので、ゲーム性に期待しないほうがいい。あと日本語版だけなのかはわからないけど、通話のメッセージ速度を最速にしても結構遅いので、テンポがやや悪いのが気になった。

ディストピア系のゲームに慣れてるプレイヤーなら割と早い段階でこのゲームのテーマ、及び結末に気づくだろう。それでもプレイヤーの決定により登場人物の生死が決まるシーンや、終盤の盛り上がりなど光るところも多いので、展開は陳腐というほどまではいかず、「王道」なストーリー展開と言うべきかもしれない。

DLCもあるみたいだけどまだやってない。セールになったら買おうかなと思ってる。おすすめ!


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Island Saver

STEAMストアページ

値段:無料!!!!!
公式日本語:✕
クリア時間:6時間(DLCなし)
おすすめ度:★★★★★ 超!!エキサイティン!!

無料でゴミ拾いが出来るなんて最高じゃん!!!!というゴミ拾いゲーム。
実はこのゲームのパブリッシャーが「National Westminster Bank plc」(ウェストミンスター銀行)で、環境保護と金銭管理の知識をゲーム中で楽しく学ぶことが出来る教育ゲーム
まだ日本語は対応してないが、対象年齢が低いため作中で使われてる英語も簡単なので、中学レベルの英語力があれば問題ないだろう。(私はそう)

本作はFPS視点で、操作感は「Slime Rancher」と似てるので、「Slime Rancher」が好きならぜひ本作も遊んでみてほしい。
プレイヤーの目的はマップ上のすべてのゴミを拾って、汚染された環境をキレイにすること。拾ったゴミをリサイクルするとコインがもらえるが、コインが普通にインベントリーを占拠するのでまともに使うなら銀行に入れないといけない。銀行にコインを入れると利息がもらえるし、ネットショップにも使えるから良いことしかない!みんなお金を銀行に入れよう!約束だよ!という銀行からの強烈なメッセージを感じる。
ちなみに初めて銀行の口座を作るとき4桁のPINを設定させられる。これは毎回新しい銀行拠点を起動するたびに入力する必要がある。これは子供に「自分の設定したパスワードはちゃんと覚えよう」というメッセージなので大事だゾ!ちなみに何回か間違えると再設定出来る親切仕様。あと連続で5回(3回?)間違えずに入力成功すればゲーム内の実績がもらえる。当たり前のことでちょっと褒められる気分味わえるのは教育ゲームのいい所だ

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そしてもうひとつの大きい要素動物の解放。汚染された環境を綺麗にすると動物が集まってくる。動物は最初はモノクロであるが、その動物の好物をあげるとメーターが貯まり、最終的に動物が色を取り戻すと共に大量のコインをくれる。動物のモデリングはどれも可愛くて愛着が湧くし、ゲーム内の動物百科でその動物に関する豆知識が読めるのも良い。

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コインが産まれそうなイノシシ。アヘ顔の魅惑ポーズ(全年齢ゲーム)

あと寄り道としてマップの各所で隠される「卵」を見つけるという収集要素もあって、隠された位置はわかりやすいところばかりなのでプレイヤー対象年齢に合わせて優しい難易度となっている。
そして無料版は全部で3つの島があるが、島それぞれのコンセプトが違い、出来ることもやや異なるので、ゲームプレイの大体はゴミ拾いだけどプレイヤーに飽きさせない工夫を感じる。

あと一番大事なこと言い忘れた。
このゲーム、サイ乗るのが超エキサイティング!!!!
もうこんなにサイ乗るのが楽しいゲーム今まである!?というほど、本当にサイ乗るのが楽しいので、サイ乗るのが好きな人におすすめしたい。サイ以外は、ゴリラ、北極熊、サーベルタイガーとかも乗れます。

おすすめ!!!無料だからやろう!


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Missing Translation

STEAMストアページ

値段:無料
公式日本語:※
クリア時間:1時間弱
おすすめ度:★★☆☆☆ 無料なら許される

割と虚無なゲームだった!だけどその虚無さは「意図的に」作られている面もある。本作のストアページではほぼ全言語対応していると表示されるが、実は本作には「言語」と「文字」が一切存在しない
本作の主人公はゲーム開始直後に謎の異星人?に攫われて、言葉が通じない未知の星に放り込まれたからだ。

さらに本作はには独自の言語システムが導入されてる

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この3x3のパネルを利用して、線を引いて図形にすれば対応の単語になる
例えば上の図は数字の「8」を表してる。(0~9の数字が対応する図形はゲーム内で知ることが出来る)

しかしここが最大な問題点だと思う。
このゲームは、ゲーム内の3種類のパズルの全問を正解すればゲームクリアできる。そしてこの言語システムを一切触ることなくクリアすることも可能。(言語システム使わないと取得できない実績はあるが)
なのでこれ最初にクリアするとき中々の虚無を感じた…3種類のパズルを解いただけでクリアしたから…
この言語システムは中々面白いアイデアだと思うけど、ゲーム内の用途は不明瞭なところが多すぎて、ゲーム進行とも無関係な寄り道要素なので、死に要素になってしまってるのが大変残念。
ちゃんとこのシステムの本質を楽しめる人ならまた評価が変わるかもしれないが、私はそんなに深入りして研究してないので虚無ゲーだった。

無料だし、パズルゲーが好きなら…やっても損はないかな!


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The Count Lucanor

STEAMストアページ

値段:$9.99
公式日本語:○
クリア時間:5時間(全実績コンプ)
おすすめ度:★★★☆☆ 平凡だけど万人向け

母と喧嘩して家から出た幼い主人公ハンスは、森に入ると不気味な青い妖精に誘われ、大きな城にたどり着く。そこはルカノール伯爵の城だった。城に入ると青い妖精が「私の名前を言い当てれば、伯爵の財産を継ぐ権利をあげる」という。

プレイヤーはハンスを操作して城に仕掛けられているパズルを解き、妖精の名前の文字を集めるのが目的だ。操作感はごく一般的なRPGツクールゲームのような感じ。

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文字を見つけると、この部屋に文字が現れるので、ここで正確に並び替えることができれば妖精の名前を言い当てることができる。

一般的なフリーゲームのホラゲーと同じく、お馴染みな鬼ごっこ要素もあるけど、即死ではなくHP制なので難易度はやさしめパズルの難易度も、この手のゲームをよくやる人としては簡単な部類なので、歯ごたえのあるゲーム性を求めるならおすすめしないかな。

このゲームのシステムはわかりやすいし、難易度もやさしいし、ストーリーも王道で小難しい展開はない。しかしそれこそはこのゲームの最大な難点で、「ありきたり」すぎるだと思う。
美麗なドット絵と音楽を除けば、どれもフリーゲームによく見る感じのシステムだ。なので、ゲームとしては面白いかもしれないが、新鮮味は一切ないのが難しいところ。
本作は$9.99の低価格なので、ドット絵と音楽だけでも元は取れてる気もするが、逆に言うとそこを堪能できない人にはまったくおすすめできないかな。

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グロ要素もあるけど、ドット絵だから控えめ。私はこのヤギ飼いが好き。

総じて、平凡だけど万人向けではあるので、ドット絵に惹かれるならおすすめかな。あと音楽も良いよ!

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終わり!閉店!ゲームがしたいよ!

20200531

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