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オンライン授業 #2

おはようございます。今日は、実際にオンライン講義を受けている学生の立場から、オンライン授業に対しての感想を記録しようと思います。

大学では、週に16~18時間分の授業がありますが、春学期は完全にオンラインです。4/30から授業が始まり、5週間が経過しオンライン講義にもだいぶ慣れてきた頃です。

今回は、利点、問題点、そもそも論、今後、の4点を中心に書いていこうと思います。(見やすさ重視で、箇条書きとさせて頂きます。)

①利点

・通学時間が無くなったことにより、睡眠時間が十分に取れる上、落ち着いて朝の時間を過ごすことができる。

・通勤通学のストレスから解放される。

・ほとんどの授業がアーカイブされることによって、復習がしやすくなっている。

・質問や発言がしやすくなる。

・授業を受ける場所を自分で決められる。

・従来では(移動や打ち合わせなどの手間の多さから)来なかったようなゲストが授業に来る。

実際に、慶應義塾大学の授業には、メンタリストDaiGoさんが登場した。

②問題点

・先生のオンライン講義に関する力量や意欲次第で、授業の質に大きな差が生じることがある。

・課題の負担が重くなる傾向にある。

・モノ作り系の授業などは、学生の(金銭的、時間的)負担も大きい

・身体的に学校に行けないことにより人的ネットワークの構築が難しい。

・大学の施設を利用できないことなどのキッカケから、(一部の人にとって)大学の授業料の高さにに対する納得感が失われつつある。

・デバイスの質や通信環境の質が、快適性に大きく影響する。

③そもそも論

・座学はオンラインでいいのではないか?

・(特に中高において)これまでのような大量の授業は*必要なのだろうか?

(注:これは、学びの価値を否定するものではありません。学びに価値はあります。ただ、”生徒が、物理や数学の概念を理解し運用できるようになること”や”地理や歴史の知識をもとに広い視野で物事を考えられるようにすること”。このようなことの方が本質で、「授業をする」ということはそのための手段の一つであり、1つに固執せず、柔軟に方法を組み合わせることで、生徒はより効果的に学ぶことができる、という考えです。)

・能力試験は、長い間、「外界から隔離され、インターネットから遮断された密室で、大人数を、数時間の間、机に座らせて、監督する。」という方法(科挙のようなスタイル)で行われてきましたが、これは現代やこれからの世界においても続けるべきなのか?より優れた方法はないのか?

・大学は何を付加価値とするのか?

④今後について

・コロナ騒動が収まったら、教育現場は元の形に戻ってしまうのか?

・大学は、通学を*完全選択制にするのか?

(注:望むなら、まったくキャンパスに行かなくても良く、逆にすべてキャンパスに行って行ってもいい。学生がグラデーション的にその間を選択できる制度のこと。)


<自分の意見>

コロナ自粛の期間が終わった後でも、元に戻すのでは無く、いわゆる”座学の授業”はオンラインで受けて、大規模なものづくりやスポーツ、自然に関するものなどの”身体性がある授業”は現場で受けるというように、選択可能にして、組み合わせられるような仕組みになるといいなと思います。

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中高生の皆さんや、大学生の皆さんは、オンライン授業を経験して何を思っているのでしょうか?単純に知りたいのでコメントしていただけると嬉しいです。

ではでは。

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