【クリアレビュー】スターオーシャン6(PS5)【ネタバレなし】
前作の経験:
スターオーシャンシリーズは3をちょっとかじった程度(なのでほぼなし)
クリア時間:
27時間(実際はリセマラをしたのでもう少し長め)
選択した主人公:
レイモンド(男主人公)
主人公は男・女の選択制です。全く違うストーリーで進んでいくのではなく、基本的には同じルートで進行していきます。
ところどころ別ルートになったり、仲間になるキャラが異なったり(一人だけ)、エンディングが変わるようです。
自分のプレイスタイル:
ストーリークリアをメインに進行、裏ダンジョンは未着手、サイドクエストは基本的にお使い系だったためほぼ未着手
仲間同士のやりとり(プライベートアクション)は結構小まめに見たつもり。
ストーリーは非常に面白かった:
男主人公(文明レベル高)が女主人公(文明レベル低)の惑星に不時着するところから始まります。
ひょんなことから一緒に旅をすることになりますが、その上で男主人公の目的と女主人公の目的がわかりやすく、そこがうまく混ざりあっていく展開だったので、見ていてあんまり違和感がなかったですね。それでいて「え?こうなるの!」みたいな意表をつく展開もあり。
秘密が明かされるタイミングも良かった感じ「なにがあったんだろ?早く教えてくれないかなー」と思うタイミングもありましたが、それだけ惹きつけられていたということでそれ含めていいかんじだったかなと。
また、キャラクターも非常によかったです。「あーこのキャラはこのためにいるよねー」と立ち位置に納得することも多かったです。「このキャラ必要だった?」と思うことは特にありませんでした。
「惑星で色々やっておわりかなー」なんて思ってましたが、惑星編と宇宙編で半々という感じでやりごたえはかなりありました。
宇宙編の後半はかなり話が難しいかも、SF慣れしている人ならなんとなく理解できるかという感じ。
移動がサクサクだし、空中飛行も可能で動かしてるだけで楽しい:
結構疲れずに何時間もプレイできちゃう。
でもマップが広い割には、探索の楽しさは特に感じなかった。
戦闘は爽快感あり!:
非常にスピード感があるので爽快感があります!ガンガン敵も倒せるし雑魚戦は非常に楽しいです。
ただ、受け身がとれないのでテンポを阻害されます。ダウンさせられることがあるんですが、スピード感がある戦闘だからこそダウンされてなにもできない状態が非常に退屈に感じてしまいます。
また、敵の攻撃力が高く感じます。序盤はすぐに回復アイテムが尽きてしまうはず、これも結構ストレスでした。
アイテムクリエイト楽しい
アイテムを徐々に徐々に強くしていって、強い武器ができると「試し斬りしたい!」と無限にやってしまいます。
ただ、「強いアイテムを作れる」と感じたせいか、宝箱開けてもあまり喜びは感じなくなっちゃいました。
パーティの構成の自由度が・・・
操作キャラは全部で9人ですが、戦闘に参加できるのは4人となります。
経験値バフがかかる姫、お金を溜めやすい従者、敵の攻撃高いため回復が欲しいので医療施術師。これら3人を固定すると1人しか自由枠がありません。
キャラ強化めんどくさい・・・
個人的にこのスキルツリーが非常に嫌いで、単純に面倒臭いんですよね。遠くにあるスキルが強いの?そうでもない。この方向でこのキャラを進めてたけど新しく加入してきたやつと方針がかぶるな。など
しかもそれが9キャラ分もあるので正直使わないキャラは振らなくなりますし、さらにいうと使ってるキャラでさえ「もう戦闘に余裕でてきたかしめんどいから上げなくてもいいや」となってしまいました。
ドラクエ8みたいに単純にポイント割り振れば、技も覚えるしステもアップする方針のほうが好き。
結構細かいストレス・気になる点が・・・
・ファストトラベルしようとすると「移動中のトーク見れないよ?」的なウインドウが出る。それはゲーム的にどうなの?
・PS5が一番最適化されてる?プレイするにはいいらしいけど、それでも変なチラつきがあったりする
・「モーション使い回ししてるなぁ」と感じる部分が多い。そこで低予算感を感じはしたが、逆にこれだけのモーションで表現はできてるのでそれはそれですごいのかなと感心。
総評
自分はストーリー楽しみたい派なので、ストーリーが面白かったことと戦闘の爽快感が割と良かったので、それ以外の細かい点はそこまで気にならなかった印象。
サクサク進めたいのでアイテムクリエイトで強い武器を作って進行が楽になったことも、バランスブレイカーではあるが、それはそれで楽しかった。
====== 戯言(ちょいネタバレ) ======
正直、ラスボスの気持ちも理解できる部分があった。
だから、絶対的な悪という感じではなく、あなたのいうことは理解しているけど、こちらの意見もあるからそれを通させてもらう的な感じのほうが個人的にはしっくり来る気がする。
エンディングがマルキアルートだったか、個人的にはそこまでマルキアに執心したわけではないので意外だった。(別にいいけどなんで?感があった)
Dumaにもう一声、思い入れができるようなイベントが欲しかったかなぁ。
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