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Xデザイン学校ビギナーコースを修了しました

約半年間通ったXデザイン学校ビギナーコースを先週、修了しました。異動した先の上司に勧められて通い始めたこの学校ですが、UXという手法だけではなく(手法は…まだまだすぎるのですが)「今の世の中で働く」ことにおいても、大きな学びのある機会だったと感じています。また、課題企業が「自社」だったこともあり、今の自社のサービスだけではなく、弱点や未来について考えるきっかけにもなりました。そのようななかで振り返りつつ、私が学校で学ばせていただいたことを書かせていただきたいと思います。

学びとは「しっくりくるまで」プロトタイピングを続けること


この学校でわたしが学んだことでまず心に残っていることは「分からないながらも、しっくりくるまで学び続ける姿勢」です。この学校では、常にモヤモヤ分からないままカリキュラムが進んでいき、先生は「正解」を教えてくださるわけではありません。少しずつヒントをまいてくださるので、それをどうにかどうにか拾っていくという感じでした。(たまに間違えて拾ったりしますし、ヒントに気づかないまま通り過ぎるみたいなことも往々にしてある…)自分の状態や状況によって拾えるものは全く違うと思います。分からないけれど、とりあえずやってみて、後から振り返ってあれが必要だった、これが必要だったと検討する。しっくりくるまで、その過程を繰り返す。この学校自体が、学びのプロトタイピングをしているような感覚でした。これからの自身の学び方についてもとても得るものがある学校だったと感じています。

儲かるか、大義があるかの視点をサービスで両立させる


今、働くうえで私のなかで抜けていた視点が、この「儲かるか、大義があるか」だと思いました。私自身は新卒で入社して3年目、目の前の仕事がやっと見えてきて以前とは違う取り組み方がやっとできている頃合いではないかと思います。しかし、この2つの視点はてんで抜けていたことに気づかされました。会社を存続させるために必ず必要なくらい儲かるアイデアなのかと検討する、というかそもそも儲からないものはその検討の土俵にすら上がれないこと、考えてみれば当たり前なことですが、自分が大きなコミュニティに属していればいるほど遠のいてしまう視点だと思います。自分の現在地で考えるのではなく、会社にとって(もしくは個人にとって)儲かるのか?という視点を常に持ちながら働くことを心がけていこうと思います。

アセットを考えることは、分かったふりをやめること


この学校で一番苦しかったと言えるのが、課題企業のアセット(持っている技術・人材)とユーザーのニーズをどう組み合わせてサービスにしていくかの検討でした。考えれば考えるほど、今のアセットをどう活用していいのか分からないのです。しかし、そのアセットの活用が上手く考えつかないということは、アセットへの理解が浅いということだと感じました。今回の課題企業が自社だったこともあり、慢心だったと感じています。とにかく、サービスを考えるうえで、想像やなんとなくというものはなんの意味もなさないということを痛感しました。(想像で出来る方もいらっしゃるのかもしれませんが、少なくとも私は未だその段階にはいませんでした。)必要なことは、調査とそこからの考察です。分かったふりでいることを止め、事象を観察して疑う視点を持つことを肝に銘じたいと思います。

一連の体験を観察して、裏に隠れたニーズを見抜く


最後に、私がこの学校で最も持たなければならないと感じた姿勢についてです。私たちは物事を観察するとき、まず、一連の体験として事象を観察することが必要です。そして、事象の裏にあるニーズは何なのかを常に考察することが最も重要なことだと学びました。そのために、個人の目標や生活を知るなど、その他たくさん材料を集める必要があるのです。「起きている事象から、人が求めていることを見抜くこと」この思考を常に続けていくことが、UXの筋力を鍛えることにつながるのではないかと思いました。今まで私は、人の考え方はこんなふうに変わっていっているんだなぁで考えを止めていたような気がします。しかし、それだけでは何も観察していないのと一緒なのです。そう考えている(言っている)人がどんな人なのか、その考えの背景はどこにあるのか、そしてその人が本当は何を求めているのかを考察し続ける力を引き続き意識して日々を取り組んでいきたいと思います。

いま、ミッションは見えても、武器がない状態


ビギナーコースを修了したいま、私はやっとスタートラインが見えたに過ぎないという気持ちでいます。例えるならば、ミッションはぼんやりと与えられているものの、まだ武器も何もない状態のような感じでしょうか。つまりは、まだ何も出来るわけではないということです。しかし、Xデザイン学校で学ぶ指針や身につけるべきものが少しだけ見えてきたからこそ、これからは「しっくりくるまで」プロトタイピングを続けるのみだと感じています。ずっと学び続けるという姿勢を忘れずに、修了後も、事象の裏にあるニーズを求めていきたいと思います。約半年間、誠にありがとうございました。

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