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本の紹介「図解雑学 菜根譚」松井光彦、三浦雅彦

みなさまおはようございますm(__)m
本日はこちら菜根譚の入門書みたいなやつを読んでいきたいと思います

「菜根譚」?って知ってました?
日本のものかと思っていたらこちらも中国からのものだったんです。
「人はいかにして生きるべきななのか」

さてではいってみましょう

第1章 「儒」的菜根譚

  • 真の友達作り極意

    • 損得勘定や利害関係を考えた付き合いに、真の信頼関係は成立しない。人に見返りを求めず、人を思いやれる人間になれるかどうか

  • 罪を償う方法

    • 罪を隠蔽しようと画策しても、再び嘘や罪を重ねることになる。なかったことにしたければ、悔い改めることだ

  • 教育の秘訣

    • 子供や弟子が立派になれるよう、どのように導いていくべきか。周りの環境や出会っていく人たちに、その秘訣がある。

    • 周りの人や環境が、人間性に反映する

  • 世間を上手に泳ぎきる

    • 世間を生き抜くには、その状況に合わせて暮らす賢さがいる。同様に、人に対しても、個々の性質に合わせる器用さを持つべきだ

    • 状況に合わせて柔軟に堅実に立ちまわる

      • それがなかなかできない

  • 恥を知れ

    • たとえ善いことをしても、すこしの邪心があればそれは善行とは言えない。自分しかわからぬ心の内を知らねばならない

    • 行動に伴う心の中身次第で、未来は悪にでも善にでもなる

  • 済んでしまったことは

    • 未来や過去のことに、あれこれ悩むのはとても無駄なこと。現実をしっかり見据えて確実に進むことがとても重要である

  • 中庸ということ

    • 徳のある人間は、清廉で勤勉であるが、不足は求め、充分以上のことはしない。またそれを他人に無理強いすることはない。

    • 偏りのない状態を保つ

      • 不足は努力で、十分以上は抑える

  • 運命を切り開け

    • 天が与えた運命を嘆くより、その運命の中でいかに楽に心地よく、自分の道を歩めるかを、工夫する

    • 受け止め方次第で、天命も自分のものにできる

  • 人生の意義

    • たった一度の限りある人生ならば、この広い世界でより面白く、より楽しく過ごせるように意義を見出すのがよい

    • 出会いを慈しみ、思いを抱いて活動する

  • 公論に逆らうな

    • 意見する場合は、周りに多くの批判する目があることを頭に置いたうえで、私情を挟まず慎重に意見するべきである

  • バカにされても

    • むけられた怒りに対して、反射的にやり返すとされに恨まれることになる。穏便に済ませるためには、相手にしないことである。

  • 人徳は才能の主人である

    • 秀でてはいるが、人間性に難がある人物とこれといってとりえはなくとも、人に恵まれ、思いやりがある人物では、どちらが有能か?

  • 追い詰めるな

    • 人は追い込まれたとき、予想以上の力を発揮することがある。その反撃で痛めつけられないように策を練る必要がある。

  • 世間てやつは

    • 世の中には、美味しく甘い蜜に集まる人がなんと多いことか、それを目当てにしている人を見極めることができるようになろう

    • 周りに惑わされない

  • 徳というもの

    • 事業の土台は徳である。それがしっかりと備わっている人は周囲からの信頼が厚く。商売も長続きする

  • 人にやさしく

    • 徳のある人の、他人や自分に対する接し方とは、いかなるものか、さて、自分は、独りよがりの厳しさやさしさではないだろうか?

  • 「公」の一字

    • 仕事と家庭の安泰のために、四つのことを心がけよう。それは、公平無私、清廉潔白、思いやり、倹約である

  • この恩知らず

    • 恩を受けたことも忘れ、自分の事ばかりに夢中になっていい気でいる人は、いたく哀れである

    • 恨みは忘れ、恩は返す

  • 世俗との関係

    • うまく世渡りするためには、ご近所づきあいはほどほどに。会社の人付き合いも顔色をうかがいながら。それがうまくいく秘訣だ。

  • 噂を信じてはいけない

    • 見極める目を持つ

  • 民を恐れよ

  • 雌伏の時

    • 人はずっと全力で走り続けることはできない。時には体を休め、走り出すために力を蓄えておくことも大切だ

第2章 「仏」的菜根譚

  • 坐して真心をえること

    • 落ち着けば真の心は見えてくる

  • 家庭を大切にせよ

    • 仕事も大事であるが、それだけではない。家庭を大事にし、両立させてこそ、真の社会人というものである。

  • 誘惑に負けない

    • 自分の気持ちを穏やかに。あなたが変わればまわりも変わる。己を忘れず。心をゆっくり操るすべを知ること。

  • 恩はさらりと売るのがよい

    • 恩着せがましいのは嫌われる。見返りは求めないで

  • 境遇は人それぞれ

    • 自分とは異質な人々とのかかわりを大事にせよ。それが人を大きくすることもある。自分流は大事だが、ほどほどに

  • 迷いを捨て、本心を確立する

    • 何ごとも自分次第

    • 自分は本当はこうなんだという、信念を取り戻すこと

  • 坐禅の近道

    • 自分の本心を知るひとときを大切にしよう

  • 苦を苦と思うな、仏が笑う

    • 日々の仕事に走り回るのも坐禅や修行と思え

    • 日常こそが心の修行

  • 知り、そして努める事

    • 確かな知識と日々の努力が、よりよい社会人を形成するのである

  • 謙虚な心は宝

    • 謙虚な人と他人を非難する人。見ている人は見ているのでそのはひらくばかり。それではいけない。

  • ひとつの事の集中せよ

    • まずはひとつひとつを大切に

    • 腰を据えて何か一つのことに取り組んでみよ。それで何か変わるものだ

  • すべては心から生じる

    • 感じるものの心が始まりであり、心がすべてを表す。

    • 心次第でそこは極楽にも地獄にもなる

  • 俗にどうぜず、俗に異ならず

    • 人の世のしがらみは疎ましく思えることもあるが、そのなかでいかにうまく才能を発揮するかが成功の秘訣である

  • 夢見ながら夢を説く

    • 人生は長い夢の途上である

  • 達人とはこのことか

    • ことさらに言い立てるわけでもなく、ことさらに追い求めるわけでもなく、あるがままが仏でいつのまにか仏なのである。

  • 苦の前には求道心を

    • 苦を受け入れる基盤づくり

    • 若いうちから老後を考えて

  • 弱い自分を鍛えよう

    • 心頭滅却すれば火もまた涼し

    • 外界に左右されない集中力を養う

  • 真理はすぐそこにある

    • 飾らずに、そのままで

    • 小手先や目先にばかりとらわれてはいけない

  • 離れるべきは執着である

    • 生活環境はひとそれぞれだが、欲を持たぬ生き方が一番である

  • 俗にあって修行するには

    • 世間の道は出世間に通ずる

    • 大切なことは日常にある

  • 学知にとらわれるな

    • 技巧に走らず、心で受け止めよ

  • 静寂は自分の心から起こる

    • 普段の心がけが肝心

    • 心が落ち着いていれば、外部の騒音は気にならなくなるもの

  • いのちあるもの、いつか滅びる

    • この世に永遠ということはない

    • 頑張ることは大事なことだが、頑張りすぎることはない

  • 身も心も、自由自在をよしとす

    • 流れに身をまかせ、自然に従うのがよい

  • 目的と手段を峻別して心得よ

    • 熱中しすぎて、大局を見る余裕をうしなってはいないか。本来の目的を常に心がけ、手段にこだわりすぎて本末転倒になるな。

  • 苦を離れるのが修行である

    • 俗にある苦、俗を出るも苦

    • 俗世を問わず、自分の修行を大切にせよ。修行によって、真実はおのずと見えてくる。

  • こだわりを捨てよ

    • 雑念を捨ててことに当たれば、問題は自然と解決し目の前が開けてくる

  • 充実した境地を得ること

    • 心のコントロールが心の自由を生み出すのだ

  • 穢土も浄土も心のままに

    • 心のなかで悟りが実現することが大事で、その人の立場や地位肩書は関係ない。悟りはその人だけの、特別なものである

  • 何事も、溺れずに楽しむ

    • 何事もタイミングが人をあらわすもの。引き際が自然とその人自身を語るのである

  • 強い自分を作るために

    • まずは心を育ててから

  • 俗を離れるのを楽しみを想う

    • すべてを捨てて、とはいかぬもの

    • 山から世俗に降りれば、すぐに俗に染まる

  • 自然の中でひとり坐る

    • 忙しくても、息抜きは必要

    • 五感を日々の緊張から解放する

  • 幸不幸は心が決める

    • 人のせい、人のせいでは何も変わらない

  • 俗にあって非俗となる

    • お高くとまらず生きよう

  • 悟らずして悟るがよい

    • ありふれた日常生活が、自然と人の道に適うのが最高である

  • 工夫も様々

    • 毎日の積み重ねを大事にしていれば自然と真理に近づいていく

  • 苦も楽も心から生じる

    • 心を素直にすれば、考え込まず安らかな日常が訪れるのだ

  • 現在の自分に満足せよ

    • いまの自分に満足できれば、心が安定し自分の良さもわかってくる。どんなときも、自分が主役で、はじまりなのである

第3章 「道」的菜根譚

  • 愚直のすすめ

    • 本物の君子というのは、目先がきいたり、細かいことにやたらと詳しかったりするよりも、荒削りで、風狂とよばれるくらいがいい

  • 淡味のような人こそが

    • 本物を知る人は、ありふれた日常のすばらしさを知っている

  • 粗食のすすめ

    • ボロは来てても心は錦

      • 志は質素の中で輝き、品格は贅沢で消える

  • 名声と汚名、そして自らの輝きを

    • 名誉や名声など、どこ吹く風としていれば、自分の身を守ることになる

  • 真の技の体得者

    • 技をひけらかすようではまだまだ

  • 事を成した後の美学

    • 自分の過去や栄光や知恵を誇るのは、むなしいこと

  • 肉体はすべて借り物

    • 借りたものは返すのが当たり前

  • 旨いものも、ほどほどに

    • 体を壊しては意味がない

  • 隠してこその才智

    • 馬鹿にされるくらいでいい

  • 目も耳も鼻も口も

    • 五感が人を狂わすことがある

    • 外界からの刺激、これが人を狂わせる

  • 何事も潔癖すぎては

    • きれい好きもほどほどに

    • ときには悪をも許し、受け入れてしまう度量が必要である

  • 鷹や虎の佇まいにこそ

    • 鷹は眠っているのではない

    • 静かで穏やかにたたずまい。これこそが君子の目指す姿なのである

  • 「至人」は愚人と相通ず

    • 中途半端な知識はかえって邪魔、余計な混乱を招く

  • 大器は晩成す

    • 急いでも同じ人生なら、ゆっくり自分の景色を楽しみながらマイペースで進めばいい。早熟である必要は何もない

  • 「菜根譚」の「無用の用」

    • 何もせずに悠々自適であれば、それでいい

  • げんのない琴

    • 形にばかりこだわりすぎて、本質を見落とさないこと

  • 蝸牛角上の争い

    • ちっぽけな自分ちっぽけな世界かんがえかたひとつで、世界は大ききも小さくもなる

  • これを損してまた損すとは

    • 知恵や知識など、どんどん無くしてしまえ

    • 自然に生きる

  • 足るを知る者にとっては

    • 理想郷はすぐそこにある

    • いまの充足した自分に気づかないと理想郷はずっとみつからない

  • 「淡」という味わい

    • 一瞬の甘美に惑わされず、長続きできる幸せを

  • 名声からは逃げろ

    • 名声の輝きよりも、ゆとりある心と時間はなによりも代えがたい

  • 道を体得すれば…

    • どんな場所でも楽しく過ごすことができる適応・順応能力を備える人

  • 自分の身体などに拘泥せず

    • すべて自然のものとして受け入れること

  • 魚は水のことなど忘れている

    • 周りのものにとらわれず、自然界のそのままを受け入れる

  • 素朴ゆえの深い味わい

    • 何事も技巧に走るのはよくない。背伸びのない、等身大の自分が描かれた野暮なものは、その人となりを映すものである


はいやっと終了ですm(__)m
メンタルがダメな時はなかなか読み進まなくて
いちいち痛い言葉に自分が刺され
読めなくなってしまいます。



そんなことあるわけないですよね…