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2023年版0.1mmノズル eSUN PLA+プロファイル

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現在は以前公開をしていたプロファイルの内容をかなり変更して使用をしているので、2023年版として新たにプロファイルを公開しておきます。
基本的にKlipper機が対象になると思われます。
当環境(改造KP3S)ではプリントに失敗をすることはほとんど無くなっています。
0.1mmノズル使用のとっかかりになると嬉しいです。
可能ならぜひ皆さんの0.1mmノズルでのプリントを拝見したいです。

最低限必要な物

0.1mmノズル本体
Aliexpress にて販売中の Mellow もしくは Trianglelab のノズル。
どちらもプリント品質に違いはほとんど感じませんでした。
送料別で1個600円位。地味に送料が高いです。
個人的にはMellowの形状の方が好みです。
国内販売であればテクダイヤのkaikaが良いでしょう。送料込みで1個6000円
ただしkaikaは高価過ぎるので、比較的トラブルの多い0.1mmノズルでは個人的にあまりお勧めはしません。
Mellow もしくは Trianglelab のノズルを5個セット売り(送料込みで3000円オーバー位)を購入して、つまり等のトラブルがあれば交換してしまうのが良いと思います。

eSUN PLA+
表題の通り基本的にはeSUN PLA+に特化したプロファイルになります。
薄い積層でかなり冷却をかけても反りにくいため小さな造形が非常にしやすいです。
色はグレー、黒、白(not コールドホワイト)は使用をして問題が無かったです。
コールドホワイトは試してはおりませんが、おそらくノズルが詰まるのと、造形自体が上手くできないので絶対に避けてください。

フィラメント乾燥機
少しの吸湿でも径の細い0.1mmノズルではフローが大きく変わってしまいます。
きっちり乾燥をしてからプリントをするようにしましょう。
乾燥機はTESCOM のコンベクションオーブンを強くお勧めします。
フィラメントの中心までしっかり乾燥できる感覚があります。
他社のコンベクションオーブンはタイマーが最長60-90分が基本ですが、TESCOMのみ低温で最長12時間の長時間タイマーが有りますので、必ずTESCOMを選択してください。
最新版TSF61Aでも型落ちTSF601でもフィラメント乾燥に対しての機能は変わりありませんので、安く販売していればTSF601で十分です。
でもTSF61Aの方が落ち着いたカッコイイ色ですね。

良く調整された3Dプリンター
0.1mmノズルは基本的に薄い積層でしかプリントができませんので、特にZ軸が大切です。wobbleがほとんど出なくなるまで何かしらの対策をしてください。
ファーストレイヤーが薄いので、オートベッドレベリングの精度も高い方が安定して使用出来ると思います。できればベビーステップでファーストレイヤーを調整後、そのファーストレイヤーの再現性の誤差が0.01mm程度であるのが理想です。
prusaならおそらく改造無しでもOKなんじゃないでしょうか。

Orca Slicer プロファイル

プリンター設定

Orca SlicerはZホップでスパイラルの挙動をしてくれるので糸引きが少なくなるような感じが素敵です

プロセス設定

フィラメント設定

ファン速度はプリンターにより能力差が大きいと思いますので、ご自身で調節をしてください。


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