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かばんだって、洗ってほしい。 「VEIL」が提案する「リュックを気軽に洗える生活」の話
「リュックって洗えないですよね?」
リュックをお店で販売していると、そんな質問をお客様から受けることもある。
毎日屋外で使うことが当たり前のカバンは、雨風、土埃、排気ガス等を受け止め続ける存在でもある。
実際洗うことが難しいような防水性の高いモデルを店舗では扱っていることもあって、ジャブジャブ洗うことは出来ないものの、専用の泡タイプのクリーナーで除菌とケアをするセットを仕入れて販売も行ってきた。
そんなうちのお店に、新しいリュックがやってきた。
しかもそのリュック、「洗濯機で洗える」というではないか……
それも、あのTENTさんがデザインしたというからには期待しかない。
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そんなわけで、今回はLEKTさんのVEIL(ヴェール)という新しいリュックがお店に到着したのでご紹介させてほしい。
洗えるリュックってどういうことよ?
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リュックは、毎日のように使う生活の相棒だ。
特にノートパソコンを持ち運ぶようになってからは、自分自身も重たさをなるべく負担に感じたくないので、リュックを活用する場面が増えたように感じている。
おまけに自分はバイク通勤ということもあって、毎日排気ガスを浴びながら30分近く車道を走っている。
だからこそ、リュックにも防水性やタフさを追求してきたし、リュックに対応できるクリーナーも見つけて販売するに至ったわけだ。
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そんな、タフなリュックばかりを見てきた自分にとって、VEILのアプローチは目からウロコだった。
素材感はどちらかといえばタフと言うより柔らかい。
「64クロス」という、コットン60%ナイロン40%の布が採用されていて耐久性と通気性を素材として採用している。通常はカバンではなくマウンテンパーカー等に使われる素材が採用されている。
ポケットをたくさんつけて「着るカバンです!」みたいなアプローチはクラウドファンディングとかで見たことがあるけれど、リュック側の素材をアパレル素材に置き換えることで、リュックの洗濯を可能にするという発想には早速驚かされてしまった。
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また、肩がけのベルト部分には通常ウレタンが使われる所、ダブルラッセルと呼ばれるメッシュを二重にした素材が採用されている。
この理由も、ウレタンだと選択した際に水が溜まってしまい、なかなか乾かないけれど、メッシュだと水が抜けやすい故の採用というのが面白い。
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更に洗濯機にそのまま突っ込むと、肩のベルトが洗濯機の中でガンガンと暴れてしまうイメージをもっていたけれど、ここでもVEILは驚きの解決方法を提案してくれる。
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VEILを裏返してしまって、チャックを閉めれば洗濯モードに早変わり。
メッシュ素材で出来た内部構造故に、洗濯ネットに入れる必要もないし、肩のベルトも内部に収まることで洗濯機の中で暴れることがない。
これは2年間の開発期間の中で使用しながら見つかった機能とのことだけど、ほんとにまあよく行き届いている。
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更に本体下部には、半円状にコードが出ている。
ここをフックでぶら下げれば、洗濯後に干すときにもとても便利。
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こんな風に普通のリュックに見えて、選択できるというコンセプトを支えるべく内部にたくさんの工夫が詰め込まれたリュックにVEILは仕上がっている。
インナーバッグとの最高の役割分担
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洗濯へのこだわりが存分に感じられるVEILだが、その特徴はこれだけにとどまらない。
標準装備のインナーバッグの存在を忘れてはいけないのである。
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インナーバッグのサイズはA4サイズよりも余裕を持って設定されている。
これは、16インチのノートパソコンまでを収めることが出来るサイズになっていて、Macbook Proの最大サイズにも対応できることや、少し大きいものを支給されがちな会社のPCを収める上でもとても便利なのでありがたい。
もちろんペンやノート、パソコン周りのケーブルや充電器等、ちょっとした小物を入れられるポケットも充実しているので、毎日の通勤でも大活躍してくれるだろう。
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また、仕事場や家でも、インナーバッグに必要なものをまとめておけば、リュックはロッカーなどの置き場においたまま、便利に持って動けるのも個人的に便利なポイントだと思っている。
また、出張だから他のカバンを使いたいな……というときにも、インナーバッグだけ取り出してそのまま持っていくといったこともできるのがありがたい。
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さらにこのインナーバッグには、VEIL本体の背中に当たる側に専用のメッシュポケットが用意されている。
この位置がとても重要で、ノートパソコンのような重たいものを背負ったときにも重心は安定しやすくなるし、なにより柔らかい素材でできたVEIL本体を背骨の様に安定させてくれている。
このインナーバッグの存在故に、デイパックという大容量の部類に入るはずのVEILは330gという超軽量級の軽さを手に入れることができている。
確かに毎日持ち運ぶものは軽いほうがほんとに楽だ。ましてやノートパソコン自体が重たいのだから、できるだけカバンは軽くあってほしいのが正直な所だけど、VEILはインナーバッグとの関係性によって軽さと安定性を両立してくれている。
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なにより、公式が作ったこのVEILの動画を見ると毎回笑ってしまう。
まるで、インナーバッグが来ていたVEILの本体を脱いで、洗濯して、また着て出かける……といった私達の日常そのものが、カバンの世界にも訪れたかのようだ。
インナーバッグからしてみれば、清潔なカバンをまといたいのも当然だと言える。
アップデートされたリュックの当たり前
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一見なんの変哲もないリュックである「VEIL」
だけど、その使い勝手へのこだわりは、シンプルな見た目の中で飾らずに搭載されている。
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折りたたみ傘や飲み物を入れられるサイドポケットや、
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ちょっとしたカラビナや小物を引っ掛けておけるサイドのコードなど。
語りだしたらきりがない。
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VEILは何気ない顔をして日々寄り添い、軽やかに新しい日常に連れて行ってくれるリュックだと思う。
店舗でも展示を開始しておりますので、ぜひこのVEILを気になった方は試していただければ嬉しく思います。
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