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フォステクス本社で開催する組み立てワークショップ@20230902-組立編

さて、ついに組立です。と言っても半完成品なので、秘密のパラメータシートと、パラメータとなるバッフルや、吸音材を貼るので、細かな作業ではありますが、難易度は高くないと思います。

で、作業手順はこちら。トリセツはこのURLでご確認を。

https://www.fostex.jp/wp/wp-content/uploads/RPKIT50_OM_JE.pdf

  1. イヤーパッドとチューニング用ダンパーを取り外す

  2. ハウジング用の吸音材を取り付ける

  3. バッフル用の吸音材を貼り付ける

  4. バッフルにRPユニットを取り付ける(ねじ止め)

  5. ハウジング内部にチューニングシートを貼り付ける

  6. 内部配線のはんだつけ、バッフルの組み込み

  7. イヤーパッドとチューニング用ダンパーを取り付ける

手間がかかるのが、3の作業で、5mm角の小さな吸音材を30枚くらい貼るが地味に面倒で、スタッフの方が、周りにいて、サポートして頂けるので、わりスムーズに進みます。

また作業毎に、開発担当者の方がプロジェクターで手元を拡大し、説明してもらえるので、向きを間違えると、手詰まるところも無事にクリヤー。

6の作業がユニットの裏表がわかりにくくて、手詰まりそうでしたが、説明を焦らずに聴いて、無事に装着。

イヤーパッドの取り付けは、自転車のタイヤ交換みたいにすると、けっこう上手く行きました。

で、完成。作業時間は、60分前後で、半田のところはスタッフの方々が事前に作業済のため、滞りなく進んだ感じです。

この作業は、普段から半田付けをされてる方には、さほど難しくはないのかもしれないのですが、失敗すると音が鳴らない、と思ったの現地で組立プランにしました。

未使用のパーツ等

いざ視聴を。iPhoneにDACを繋いで、音を流すと、、、、無事に鳴りました。ただ、エイジングがされてないので、これは狙い通りの音なのかが、わかりません。

完成品

前回の準備編で、自作スピーカーでお世話になっている事。アクリルを使ったスピーカーを作っているとお伝えし、ユニットの性能を引き出しきれているのかわからない、言ってみたところ、音は好みですから、正解はありませんから、と言う意外な回答が。

禅問答? となると、つまり自分の狙った音を出す。あるいは近づけるのが醍醐味と言う事になるのかしら。

スピーカーは基本的なセオリーはあるにしても、そのままでよし、とするのか、自力で探るのか、と言う事になるのかと。

さて、自分のプランはここまでなので、撤収となります。どうやって持って帰るのかと考えていたら、化粧箱とトートバッグが。

ロゴ入りトートバッグ

できたけど、まだ聴きたりないので、昭島の駅前に戻って、カフェで休みながら視聴。と言っても、DACはLightningようしかない状況。

で、1時間くらい聴いたけど、周りも静かではないので、まだまたな性能が引き出されていない気がしています。

なので、次回は視聴編と題して、手元にあるDAC等、またはB&O H6(1st Gen)のヘッドホン等の聴き比べをしたいと思っています。

よろしければサポートをお願いします。頂いたサポートはAPIの周り調査や実験に使わせて頂きます。スピーカーの作成や、ホロスコープの依頼もあれば、メッセージをください。