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ミッドエイジクライシスの捉え方

最近、仕事の立場が代わり、職場の人の状況を見ながら色々と心配になってしまいました。いわゆるミッドエイジクライシスの人が多数いること。渦中だけど、もう少し取り組み方を考えてないとマズイと近くからみてて思うことが多いこと。

占星術を学びはじめて、土星回帰(サターン・リターン)が約29歳の倍数のときに起こると言われています。もしくは、ハーフリターンが14.5歳前後で発生します。いわゆる、思春期や、厄年などなど、かなり大きなライフイベントが起こります。

自分の場合も例に漏れず、30代後半から43歳の現在でも、かなり良い意味でも悪い意味で、さまざまな課題、試練にさらされています。

土星回帰(サターンリターン)
14〜15歳 → 29〜30歳 → 44〜45歳 →  57〜58歳

この時期は、極端な話、仕事、生活、家族も含めて別の形と一新されていきます。ここまでっていうレベルでいろんな事が起こります。自分の場合だと、仕事でいうと2回転職。職種は近いけど真逆となり、引っ越しは3回、親族の不幸も多発と、ものすごい状況が起こりました。

で、この状況を乗り越えてどこに行くのか、ホロスコープからおおよそは見えていて、占星術を学ぶこと。仕事は、今の職場でできる全力で取りくむこと(これは精神的に追い詰められたり、休職になるようなところまではやらないこと)。過去に取り組んだこと、もしくは学びたかったことを再度、再開すること(英語、ギター、物作り、興味のあることは全部)、という状態。これはこれで辛い。

ホロスコープとして、その方向が次のフェーズに向かうための通過点なので、周りからみると楽しそうに見える部分もあると思いますが、もしかしたら、そこまで頑張ってて大丈夫なの?という風に見えるかもしれません。

で、占星術を学ぶことで、年齢ごとの周期で起こる時期が読める事はとても良いのですが、試練をどう捉えて、乗り越えるのか。もしくは向き合わない場合はどうなるのか。おそらく乗り越えても大変だし、回避しても大変なので、逃げ道がないようにも思えています。

そう考えたときに知らないほうが良かったのでは、とも思いますが、僕は知るべきかと思っています。何故なら、あとから、結果を振り返ったときに、どれが必要だったのかを確認することが可能だからです。

おそらく、ここがサターンリターンの意味なのかと思っています。ただ、忙しさに流されてしまい、世間や社会のコードや流れに飲まれるのではなく、自覚的に星の意味を見つけ、自分の星を生かすのか殺すのをか、自らの意思で切り開く。

結果はイメージしたものと違ったとしても、その姿勢や状況への取り組み方が、次のサターンリターンや他の人への見本や、助言に役立つからこそ、その通過儀礼を通ることが必要なのでは、と思っています。

そして、占星術を学びながら他の人の状況がとても知りたくなります。なぜなら、一人として同じ状況にならないし、読む人の解釈によって、まったく異なる結果が出てくるので、どんな物語が見られるかを見てみたい。

あと、もしホロスコープの課題を乗り越えられる人が、仮に日本の人口の20%しかいなかったとして、その比率を5割まで引き上げられたら。どんな世界になるのか。

そう考えると、ミッドエイジクライシスの試練は厳しい事だらけ、楽しみなことになるかもしれません。




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