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Vinyl Collections (レコード情報管理アプリを作る 1/5)

レコードプレーヤーを買い、ちょこちょことレコードは買っていたものの購入履歴を維持するアプリが欲しい、とは思っていたものの手付かずのままでした。FileMaker のVer19で、NFCタグの読み取りができるようになり、組み合わせてうまくできるのではと思いながら、やっとアイデアがまとまりはじめたので、作り始めることに。

実現する機能

・レコードのリリース情報との紐つける。
・購入したレコードの購入履歴を保存。
・再生回数を確認できること。
・通常のUIデザインから逸脱する。

ここの細かな機能上の仕様は次回から解説するとして、主な機能の概略をまとめておこうと思います。

いずれはこちらのサイトから無料でダウンロードできるので興味がある方はぜひ、ダウンロードを。

レコードのリリース情報との紐つける

レコードは販売される国や地域によって、盤の情報が異なります。個人でこの情報調べるとかなりの労力が必要ですが、ここはインターネットとミュージックラバーの力により素敵なサイトがあります。それは「Discogs」です。

レコードを含めたリリース情報を共有できるWebサービスです。このAPIを利用することで、購入したレコードのリリース情報を利用し、レコードの管理を実現します。処理の流れは、こんな感じ。

・「アルバム名」、「アーティスト名」で検索
・検索結果から購入したレコードのデータと一致したものを保存する。

具体的な画面はこんな感じになります。

購入履歴の保存

NFCタグに購入時の情報を保存しておき、レコードカバーにそのタグを読み込んで保存し、保存しておいてリリース情報と紐つける。具体的にはこんな感じになります。

完成しているのでサラッと書けますが、細々なとハマったところは適宜、記事にして行こうと思っています。

通常のUIデザインから逸脱する。

画面のUIはメンフェスグループをモチーフにしています。実際の業務ではおそらく採用されにくいデザインなのと、かなりUIのデザイン原則から逸脱してみようという試みです。

正確には、通常の業務アプリってある意味、無難な配色のコツを掴めば、さほどダサくはならないので、ゴチャゴチャしてるけど、いい感じのデザインにするのはむしろ難しい、と思ったのでチャレンジしてみました。

あと、iOS14からフォントのインストールができるようになったので、色々と試してて、できるアプリも見つかり、フォントも通常の業務アプリでは利用しにくモノを使ってみています。






よろしければサポートをお願いします。頂いたサポートはAPIの周り調査や実験に使わせて頂きます。スピーカーの作成や、ホロスコープの依頼もあれば、メッセージをください。