見出し画像

20210822-20210824

自転車を買ってから初めての休みだったので試しに長めの距離を走りに行った。だいたい40kmくらい。ペダルを回せば回した分だけ運動エネルギーとして還元されるのが面白くてついつい必死に漕いでしまった。がんばった分だけ還元される、人生もこうあってほしい。

今までママチャリでは歩道を走ることの方が多い悪徳サイクリストだったのでちゃんと車道を走るのはほぼ初めてだったがとにかく怖い。バランスを崩して右側に倒れてタイヤに潰されて頭が弾け飛んだり、左に転んで車道と歩道の境界ブロックに頭を打ち付けて脳みそをぶちまける妄想が止まらなくなって恐怖のあまりプルプル震えながら幹線道路を走っていた。 手と尻が痛い以外は体力的にはまだまだ余裕を感じたので道具を揃えて今度はもう少し遠い距離を走ってみたい。とりあえず手袋とパッドの付いたサイクルパンツを買おうと思う。

普段の予定のない休みに昼頃に起きると一日を無為に過ごしてしまった罪悪感から立ち上がることすらできないが、自転車があれば適当に走り出して帰ってくるだけでなにかを成し遂げた気になれるのが素晴らしいと思う。友達のいない奴にピッタリの趣味だと思うのでこれからも長く楽しんでいきたい。


『機龍警察 白骨街道』を読んだ。シリーズ最高傑作。そして今の社会情勢にもかなりマッチしている小説だと思うので2021年8月に読むことができて本当に良かった。

シリーズ一作目の名言「我々は警官の中の警官になろう」がテーマであるこの作品だが、過去シリーズでトラウマを経て警官という職務に向き合っていたユーリとライザが事あるごとに自分のことを警官だと自称するのが本当に良い。そして今巻ではとうとう姿の向き合うときが訪れる兆しのようなものが見えて良かった。戦士としてではなく警官として生きてほしいと心から思う。

余談だが花柳香子みたいなヤバい女が登場してブチ上がった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?