いつもの写真を一工夫!三分割構図の話
(内容は「はてなブログ」に2018年5月1日に投稿したものです)
さて、今回は写真の「構図」についてのお話です。
要は写真を撮るときの画面の構成のことですね。
この「構図」を工夫すると、一眼レフのみならず、スマートフォンの写真も良い感じに撮れますので、是非この際覚えていってください!
Ⅰ.よくありがちな「日の丸構図」
まず最初に、下の写真をご覧下さい。
可愛らしい猫🐈ちゃんです。若干トイカメラ風の編集がしてあって、且つ一眼レフの特典である「背景ボケ」があるために、なんとなーく良い写真に見えますが、悪く言えば「ありきたりな」被写体の置き方です。
この構図は「日の丸構図」と言います。
文字通り、日本国旗の日の丸のように、被写体を中央にドカッと置く写真の構図です。特に工夫もいらず、何を撮っているのかもはっきりする構図なので、写真を撮る多くの人がやりがちな構図です。しかし、ここでもう一工夫するだけで、雰囲気がガラッと変わります!
Ⅱ.あなたの写真を変える「三分割構図」
では次に、同じ猫ちゃんを構図を変えて撮った写真を見てみましょう。
・・・・・・・・・・・・どうでしょう!(殴
猫を左下に置き、そばにあった自転車と背後の建物まで写真の空間を広げ、ストーリー性が増したような感じになっています。
この構図は「三分割構図」と言います。
こちらも文字通り、写真を縦横に3分割した線を基準に構図を構える撮り方です。この構図では「線が交差する点」が重要で、上の写真のように、その点の上に被写体を置くと写真の構成がスッキリして、上手く見える!ということです。黄金比とも関連しているのですが、興味のある方は調べてみてください!
以下では、作例を3つご紹介いたします。
Ⅲ.三分割構図の作例
①道ばたのミニ鳥居(鳥居を左側の2点に合わせた)
②海保巡視艇の雪かき(保安官さんを右上の1点に合わせた)
③イッツアスモールワールド前(キノピオを左側2点に合わせた)
・・・今回ここに掲載した写真は3つだけですが、私の写真は大体この構図を意識して撮っているので、またツイッターで「あ!三分割構図だ!」と気付くであろう写真が出てくると思います。
三分割構図のミソは、「ちょっとずらして撮ってみる」の心がけ。
普段何気なく撮っている写真、是非今回の構図を色々と応用してみて、自分なりの構図の面白さをみつけてみてください!
今回はここまでです、ご覧頂きありがとうございましたm(_ _)m
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