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成功した人に昔の友人と話すときのアドバイス

「同窓会に行けば、自慢したくなる」

成功を自慢したい。
稼いできた星の数。
住んでる場所。
変化したライフスタイル。
女のこと自慢したい。
成し遂げた夢を自慢したい。


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でも、そこはグッとこらえる必要がある
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きんまんは人間があまり出来ていない。


直ぐに自慢をしたくなる。
「俺は勝ち組だ!」
と言いたくなる。



だからこそ…だからこそだ。



自戒するためにもここから
月に100万稼いだあとの
友人づきあいの心得を書いていくことにする。





同窓会は過去の友人と昔話をするところだ。




自分のアイデンティティーを確認し、
地元の仲間と馬鹿な昔話に花を咲かせるための場所だ。



成功をつかんだ前の自分。

この自分をもう一度見つける。


そして昔の友人を通して、
いわば鏡にして、
【あったかもしれない人生の可能性】
に思いを馳せるためにある。


そしてひとしきり笑って
センチメンタルを感じながら
今の自分の仕事に戻る。



これが同窓会だ。



あなたが副業やビジネスで成功したなら。


同窓会で地元に「錦」を飾りたくなるだろう。



気持ちはよく分かる。



おそらく成功する前の自分が
夢にまで見ていたことの一つのはずだ。


自慢してアッと言わせる。
その瞬間を想像するだけで気持ちいいはずだ。


でもそれは、実際にやると…

あなたが思うようにスッとしない。



自慢したところで味気はない。


「金があることしか自慢材料がない」


なんてお笑い草だ。


たとえ友人が褒めてくれても
その内心は馬鹿にされる。


……………

昔は苦労したんだ!
頑張った!
高校時代は運動できないコンプレックスもあった!
だからリスク背負って副業やった!

今では大金を稼いで
同世代から頭一つ抜けた!

………………


この状態では誰でもが、
自分を勝ち組と言いたい。
子供っぽくなる。
自慢したくなる。


でもそれをやっても意味がない。


本当に欲しい尊敬や賞賛は得られないから。


昔の友人を失うことになる。


あなたの成功を語られた側の人間にだってプライドや矜持がある。


日々あくせくと生きている生活がある。


だから「あなたの成功話」なんて、本心では興味がないのだ。


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成功したなら昔の友人に自慢するのを
グッと我慢してほしい。
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相手のプライドや矜持を尊重するのだ。



とはいえ、難しいよね。

あの豊臣秀吉でさえ虚栄心は隠せなかった。

彼は奴隷から関白に大出世した。

地元に戻って
奴隷時代いじめてた人に
仕返しをしたらしい。



が、晩年の秀吉がそうであったように
成功を誇示する人間は内心で侮られて孤独になる。



あなたにとっても、孤独になるのは良くない。

せっかく成功したのに友人を一人失うのはもったいない。



成功にはプレッシャーがつきまとう。

想像してほしい。
あなたは一人で孤独と戦っている。。

昔のことを思い出す。
「あのときは楽しかった」
でもその友人はまだ繋がってる。

いつでもそこに戻れるという安心感がある。

これはかけがえのないものだ。

たとえ、友人と実際に話せば退屈でも。

かけがえのない友人を捨ててしまうのはもったいないことだ。




ではどうしたらいいか?



簡単だ。



「成功したら昔の友人には配慮をする」


これに尽きる。

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・24時間自由。豊かなライフスタイルについては長々と語らない。

・お金のあるなしを、能力の差ということにして話さない。相手のことを見くださない。

・人生の重い決断を自分は下し、過去の友人が下してないからと言って、その人との知能の差を口にしない。

・特に異性関係についてべらべらと語らない。人は性的なことに最も嫉妬と排除したい欲望を感じる。

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これが大事だ。



もし友人と昔のように仲良くしたいなら
自分が友人を見下してしまう気持ちをしまい込むのだ。

ビジネスについてのアドバイスを求められても、長々と言わないことが賢明だ。

ビジネスで成功するのは至難の道で
あなたは偶然それができた。

でも昔の友人が、同じ道を辿れるとは限らない。


相当真剣に相談されない限り、
ビジネスについてのアドバイスは控えたほうがいい。


本当のビジネスのマインド論なんかを言うと「鼻につく」し、友人関係を損なうから。


それでもアドバイスをしたいと言うなら
僕は止めない。


が、一度自分に質問をしてほしい。



ビジネスのアドバイスにかこつけて、
友人に自慢したい感情が、ないか?


1ミリでも自分の中にないか?


ということを。


昔の友人と話すときはここまで注意をしよう。


あなたはもう、もとの人種ではないのだ。


魚と鳥
水と油
ライフスタイルも
価値観も
昔とは変わっている。

別人種になったのだ。


だから、友人には配慮をしないといけない。



もし昔の友人に自分の今の立ち位置を知らせたい。正当に評価をしてほしい。



ということであれば、
お金やライフスタイルや女なんか
現実的な話ではなくて、
もっと夢のある話をしたらいい。


聞いている音楽のこと。
好きな読書のこと。
どんなカルチャーの人と話しているか。



これを伝えたらいい。



ダイレクトに「お金があるぞ」と誇示するのではなく
やんわりと「今の自分の環境」を伝えるのだ。


その工夫をしよう。


うまくなれば、自分の成功を誇示しなくても侮られることが減るはずだ。


さて。


今日は少し変わった話をした。

「成功したあとに昔の友人とどう付き合うか」

実践は難しいだろうが、

無用なトラブルに巻き込まれる。
不快な侮りを受ける。
評価を落としてしまう。

こんな状況が必ず減るはずだ。

ぜひ参考になれば嬉しく思います。

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