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スポーツのいろいろな楽しみ方を知る


Essential Management School Art, Sports, Entertainment.

今週のInputs:

書籍】廣瀬 俊朗(著) なんのために勝つのか。 ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論

動画】EMSi Fellow 100人100通りのインタビュー・西村 雄一さん(11:55)

【動画】EMSi Fellow 100人100通りのインタビュー・石原 孝尚さん(10:48)

運動嫌いを作る方法

学校の体育は本来は命を守るための体力と運動能力を伸ばすという意味合いを持つという。

得手不得手は誰にでもある。体育は得手不得手がバレる。他の教科はバレない。

運動が苦手だと体育のチーム種目では仲間からの信頼を失うことがある。他の教科はほとんど個人でやるので、それは少ない。

さらに体育教育では、優劣をつけなくてはならない。「運動ができる人」と「できない人」が公式のものになる。成績として残ってしまう。

「できない」とされたら、嫌になってしまうことが多い。「運動嫌いさん」が一人できあがる。

結果、命を守るための訓練から遠ざかってしまう。学校の体育がもともと目指していたものと逆のことが起こる。。。

サッカー監督との出会い

EMSで石原孝尚さんとチームが一緒になった。
出会いだった。スポーツ界・勝負の一流の世界に身を置く、初めての友人だ。

石原さんの「選手の個性を見抜いて活かす」話。澤選手の強みと弱みを見事に活かしていたことがわかる。


「審判は判断の正しさだけでなく、ゲームをどう演出するかも考えている」という話。

荒々しく見えるスポーツの世界。ここまで解像度高く見て、考えて、行動しているのかと驚いた。

スポーツの見方が変わった。

それから、石原さんの話し方。

「誰が何を言ったのか」をたくさん取り入れて話をしている。聞き流せない。
どんどん巻き込まれていく。

名将の仕事術を垣間見た。これは普遍性が高い。

サッカー選手との出会い

昨年、EMSで永里優季さんと1時間対話した。

自分は内容を伝える側。永里優季さんはその場で学ぶ側。

永里さんの理解力の高さ。聴く力の鋭さ。理知的で豊かな語彙。

驚いた。トッププロスポーツ選手は、技、体力だけではなく、知の力もすごい。

今月、永里選手の語りを聞く機会があった。本質的で考えさせられるものだった。
メンタル・思想も研ぎ澄まされていることが伝わってきた。

「勝つ・結果がすべて」から「ギリギリのところの勝負ができているか」「楽しめるか」に変わった  
----- ”ありよう”で物事に関わることの大切さが伝わってきた。

「勝つことがすべてではない」「いかにしてどう成長するか」
-----成果の時間軸の取り方のバージョンアップを考えさせられた

「サッカーがすべて」の人生から「サッカーが生活の一部」になった
-----中心テーマとの関わり方の質的向上の取り組みの意義を考えるきっかけになった。

結果至上主義から目的至上主義へ

EMSでのサッカーの西村雄一さん、石原孝尚さん、永里優季さんの対話。
結果至上主義から目的至上主義へという話題になった。

かつては「結果さえ出していれば良い」という意識がスポーツ界のスタンダードだったのに対して、最近は「それは何のために取り組んでいるものなのか」が問われるようになってきているという変化についての対話だった。

ビジネスの世界でも「パーパスドリブンな組織づくり」が流行り言葉だ。
収益・利益の大切さは変わらない。でも、「何のためにそのビジネスをやっているのか」「それはなぜ?」の問いに答えられない企業からは投資家が離れるようになってきている。

スポーツ界とビジネス界。シンクロしている。スポーツの方が先行しているかもしれない。スポーツを極めている人の言葉は、活きたビジネス書だ。

プロスポーツは究極のドラマ

プロスポーツの試合は、ハイクオリティなプロフェッショナルたちの繰り広げる究極のドラマ。

同じ試合はない。目の前でドラマが起こる。再現性のないドラマ。

本気で喜ぶ・怒る、一体感が生まれる。人生の縮図。
スポーツの楽しみ方は人生の楽しみ方につながる。

監督の采配を見る。
レフリーのさりげない演出を味わう。

ゾーンに入っていくプロフェッショナルたちに引き込まれて行く。

究極のドラマだ。

己に勝てるか

スポーツ選手は「己に勝てるか」どうかにかかっているという話があった。

私がLeadershipを学んだConnective Leadership Institute の Achieving Styles Inventoryでは、成果をあげる方法を9つに分類している。https://connectiveleadership.com/achieving-styles/

その中にintrinsic:己に勝つとcompetitive:競争がある。スポーツ選手はこのどちらかを強く持っている。

見分け方は簡単だ。
オリンピックで金メダルになった水泳選手がいるとする。

「1位、金メダルですね」とインタビューして、答えが「はい、手強いA選手に勝てました」と答えたら、おそらくその選手はcompetitive:競争によって成果をあげるタイプ。

答えが「いやいや、自分のベストの泳ぎではありませんでした。満足していません」であったらintrinsic:己に勝つだ。

競争の世界から解脱して、己と向き合うIntrinsicで成果をあげるのが超一流だ。「指は自分に」指すということでもある。そして、これはスポーツに限ったことではない。優勝選手のインタビューを聞くのが楽しみになってきた!

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