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Regina caeli イースター2024

ご復活おめでとうございます!(ギリギリ滑り込み)
 
これはなんといっても今日中だろう、ということでいつにもまして支離滅裂なんですが、よかったらRegina caeliだけでも聞いてみてください。
↓↓聖歌隊でイースターに歌った曲です。
 
最初のオルガンがディズニーランド?みたいな華やかさ・明るさで、祝祭的で大好きです。1分30秒もの長大な前奏ののち合唱が始まります。全体の4割が前奏っていう(笑)
私たちが歌ったときはさすがに前奏なしだったな~電子ピアノじゃ無理そうだもんな

 
復活節の最後に歌われる曲。
キリストが復活した! やったー!というのが歌の大まかな意味です。(大まかすぎるだろ)

☆以下、歌詞を見ていきますが、ラテン語はよくわからないのでざっくりです

Regina coeli, laetare, alleluia.
Queen of Heaven, rejoice, alleluia.

「天の女王」は聖母マリアのこと。聖母崇拝をしないプロテスタントではこういう讃美歌はほぼありません。
カトリックの聖歌隊に入って(大学がカトリック系)、最初はびっくりしました。マリアの歌、多いな!って。

Quia quem meruisti portare, alleluia.
For he, whom you did merit to bear, alleluia.

heはイエス・キリストのこと。
ラテン語"portare"は「運ぶ」、英語の "portable"「持ち運べる」の元になっている語。英訳 "bear"も「運ぶ」です。
「あなたが運んだイエス」じゃ意味不明なんですが、英語もラテン語も、「運ぶ」は「産む」と同じ語で表す。bear / portare。さかのぼると共通の語にたどりつくそうです。
「圧力をかけて前進させる」が原義らしい。
そう言われると、「運ぶ」(重いものを押して動かす?)と「産む」(産むとき相当圧力いるよねきっと)が同じ語なのは納得です。
(参考↓)
https://english-battle.com/word/bear 
 
「マリアよ、あなたが産んだイエス・キリストが……」。まだ続く。

Resurrexit sicut dixit, alleluia.
Has risen as he said, alleluia.

resurrexitは皆さま見覚えがありますでしょうか。
英語の"resurrect"「復活する」。
「マリアよ喜べ、あなたが産んだイエス・キリストがよみがえられた」
おお、文章が完成した! でもまだ続く。

Ora pro nobis Deum, alleluia.
Pray for us to God, alleluia.

これはマリアの聖歌によく見られる祈りの詩句ですね。Ave Mariaにも出てくる。聖歌隊にいると絶対この歌詞は歌う。1年に何度も。

プロテスタントにはない概念なんですが、聖母マリアが私たちと神の間を取り次ぐというか、そういう信仰があるようなんですね。詳しくはわからないんですが。
じゃあプロテスタントはどうしてるのっていうと、聖母ではなく聖霊 "Holy Spirit"がとりなしてくださる。でもって聖霊はすなわち神なので、間に人を介さず直接、神に祈るわけです。
 
 
最近、人生って予想もしなかったこと起きるな、って思うことがあって。
それが悪いことではなくて、むしろ神様に祝福されてるな、って思って。
なんかそういう日々です。
2023年度も幸せに過ごさせていただきました。感謝。
主のご復活、おめでとうございます。

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