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朝から「バスストップ」が止まらない

今朝妻を駅まで送った帰り、懐かしい風景を見た。わが家のすぐそばにスクールバスが停まるポイントがあり、早朝から何人か子供が待っている。バスに乗る人数・住所によりバスストップの位置が毎年変わるのだが、今年の中学生はわが家の前の道に交差する通りの角で待つことになっている。

角には中学生らしき女の子と男の子がバスが来るのを待っていた。女の子はうちの近所の子で、顔馴染み。その30mほど手前で女の子のおばあちゃんが心配そうに見守っていた。

その光景で思い出した。数年前次男がバス通学している時に自分もやっていたな、と。どこの市町村もスクールバス専門の会社に業務委託しているが、朝のラッシュ時の混雑により多少遅れたりもする。それだけならまだいい。信じられないかもしれないが、バスが来ないことが年に数回ある。「今日バスはちゃんと来るかしら?」が心配でおばあちゃんは見守っていたのだ。

私は瀬戸内海の島で生まれ育ち高校まで島の学校に通ったが、一度もバス通学をしたことがない。小学校は徒歩で、中高は自転車通学だった。

女の子と男の子の二人だけが待っていたが「今日は寒いね」とか「試験どうだった?」なんて仲良くなったりしないのかと気になった🤭

うちの息子たちを見ているのでわかるが、われわれが育った時代とは違ってみんなスマホを持っているので、バスに乗り込むや否や席にドッカと座ったあとスマホを手に自分の世界に入っていくのだ。そういう意味でフィジカルなコミュニケーションを取るのが下手になっているのだろう。

平浩二「バスストップ」はアラ還なら誰もが知っているヒット曲。

🎵バスをー 待つ間に 涙をふくわ🎵

哀しい別れの歌だがバス停から始まる恋もあると思うので、女の子も男の子もアオハル頑張ってほしいと願うのだ😉

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