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あなたの執筆速度ってどのくらい?

はじめまして、またはお久しぶりです。
TxT Live (テキストライブ)というサービスを運営している中の人です。

テキストライブとは、簡単にいうと執筆作業をライブ配信できるサービスです。

テキストライブ

専用のオンラインエディタでの執筆作業をライブ配信できて、チャットなどで視聴者さんと交流できます。

また、テキストライブでは、執筆する時にあったらいいなという機能がいろいろ搭載されています。

その中の機能の1つが「執筆記録」です。
この機能は、執筆ごとの時間や文字数を記録してくれる機能です。

この度、この機能を追加して1年が経ったのもあり、1年分の執筆記録のデータから推定にはなりますが執筆速度の分布を出してみました。

さて、いきなり分布発表!
ではなく、テキストライブの説明や機能の説明を少しさせてください。

どういったものを使って執筆された際のデータなのか、どういったデータを基に執筆速度の分布を出したのかをわかっていただきたいのです。

# テキストライブについて

テキストライブって?

テキストライブが、どんなものかQA形式でさらっとご紹介します。

Q. 何ができるの?
執筆作業をライブ配信できます。

Q. どうやってライブ配信するの?
Webブラウザ上のオンラインエディタで執筆している文章を配信します。

Q. 使える端末は?
Webブラウザが使えるPC・スマホ・タブレットなどです。

Q. 他のライブ配信サービスと同じじゃないの?
画面をキャプチャしてそのまま配信する他サービスとは異なり、専用のオンラインエディタで執筆している文章を配信します。

配信するのに専用のソフトなどを用意する必要がない
文章以外が配信に映ることがない
視聴者がいつでも最初から最後まで読むことができます
などの違いがあります。

Q. 配信以外にどんな機能が?
複数の公開範囲機能
執筆時文字数や執筆時間の自動計測機能
執筆・配信時の過程を後から見返せたり公開できたりするアーカイブ機能
アーカイブを動画化する機能
制限時間内にルールに沿って執筆する企画を開催できる機能
などなどいろいろあります。

Q. 配信以外でも使える?
なんと使えます。
執筆記録を残すために使ったり、配信せずに執筆して後からアーカイブを公開といった使ったりするユーザーさんもいます。

# 執筆記録について

執筆記録

執筆記録とは、何月何日何時に執筆開始して、何分間執筆して執筆文字数が何文字でしたといった感じの記録になります。

ただ、テキストライブでは、執筆時間と執筆文字数の計測に独自の方法が使われています。

## 執筆時間について

文章が更新された時を執筆開始としています。
手動での執筆終了した場合は、その時刻を執筆終了時刻として執筆時間を記録します。
それとは別に、一定時間執筆文章の更新がない場合は執筆終了したものとし、最後に更新した時刻を執筆終了時間として執筆時間を記録します。

ですので、執筆文章の更新が一定時間が空くと別の執筆として扱われて別の執筆記録として記録されます。 

## 執筆文字数について

テキストライブでは、追加文字数と削除文字数を合わせた文字数を執筆文字数としています。
一般的な開始時と終了時の文字数差とは異なります。

# 執筆速度

執筆速度

## 前提

今回分布に使う執筆速度は、1時間あたりの執筆文字数として出した値です。

また、運営の思いとは裏腹に、画面に動きがないことを気にされて配信するのを躊躇われる傾向があります。
ですので、執筆速度が速いユーザーさんのデータが多い傾向にあります。

配信せずにオンラインエディタとして使っていただくことも増えてきていますが、大半は配信をしながら執筆された際のデータになります。

## 計算について

テキストライブでの執筆文字数をそのまま執筆速度の算出に使うと、一般的な執筆文字数とは異なるので分布を出しても???の状態になってしまいます。

一般的な執筆文字数を用意できればよかったのですが、今回は難しいので追加文字数から削除文字数を引いたものを執筆文字数としています。

今回の分布で使用されている執筆速度は以下の計算式で算出したものになります。

計算式

また、文章を最初からテキストライブで執筆されるユーザーさんも増えてきていますが、配信のために他で執筆された文章をコピー&ペーストで持ってきて配信されたり、配信後に文章をコピーして全削除されるユーザーさんもいらっしゃいます。

そういったことが行われたデータを使うと分布がおかしくなりすぎてしまうので、今回は次の条件を基に使うデータを絞っています。

条件

## 分布

結果

計算についてでお伝えしましたが、計算に使う値が実際の値と異なっていたり、使うデータを絞っていたりしますので、今回出した執筆速度の分布は推定となります。
ご理解の上でご覧ください。

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〜999文字/時の方が、約半数を占める結果になっています。
また、〜1999文字/時で84%を占める形になります。

どうだったでしょうか?
みなさんが思われていたような分布だったでしょうか。
ご感想などをお聞かせいただければ嬉しいです。

# 分布を見られた方へ

分布を見られた方へ

分布を見られた方にお伝えしたいことがあります。

執筆速度が速い=執筆において何よりも良いではありません

書きながら考える方、空き時間に考えて固めた上で執筆時時間を作る方、少しずつ筆を進める方、ぱっと進めて間を空けながら執筆する方、10人いれば10人の書き方があります。

自分の速度で執筆がされるのが1番です

そう言いながらも、今回、執筆速度の分布を公開しました。

なぜか?

テキストライブを運営している中で、他の人は執筆速度が速くて、自分だけ遅いと執筆速度を気にされている方をよく見かけたりします。

また、現在のテキストライブの使われ方として、そういった考えを加速させてしまっているのが現状です。

他の人の執筆速度を気にせず、それぞれの速度で執筆を進めてほしいと考えているのにです。

ですので、速い人もいるけど少なくて、みなさんが遅いって思ってるところが平均的な速度で遅くないのだと伝えることで執筆速度を気にすることがないようになればいいなと考え分布を公開することにしました。

自分の速度で執筆していきましょう。

# さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事を読んで少しでも執筆意欲が湧かれた方がいらっしゃいましたら嬉しい限りです。

また、

執筆作業をライブ配信してみんなと一緒に物語を紡ぐのもよし!

誰かに監視されていると感じることで緊張感をもつために使うのもよし!

配信せずに執筆文字数や執筆時間の計測・記録を使うのもよし!

いろんな使い方・機能がありますので、もしよければテキストライブを使ってみてください

みなさん、執筆ライフを楽しんでいきましょう!


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