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おじさんがおじさんに送るおじさんのためのパソコン教本:パソコンの基本 その2

おじさんがおじさんに送るおじさんのためのパソコン教本、その2、パソコンの基本の続き。

技術の進歩は日進月歩、筆者がパソコンを始めたころ、「こんなこといいな、あんなことできたらいいな」と夢想していたようなことは、たいがいできるようになってます(ドラえもんはまだ誕生してませんが)。

Webサイトを見る、メールを送る、ゲームをする、DVDを見る、音楽を聴く、原稿を作る、HPを作る…

これらが、5~7万程度で買えるノートパソコンでできてしまいます。がんばれば、動画の編集をするのも不可能ではありません(データが重いので時間がかかるでしょうが)。

そんな魔法の箱、パソコンは、どんな部品で構成されてるのでしょうか。

シンプルにいうなら、CPUとハードディスクとメモリの3つで構成されています。たとえるなら、CPUはパソコンの頭脳で、ハードディスクは図書館、メモリは図書館から持ってきた本を広げる机です。

そして、性能がいいパソコンほど、CPUの速度が速く、ハードディスクやメモリの容量が大きくなっていきます。

ちなみに、ハードディスクやメモリの大きさを表現するのに、メガとかギガとかいいますが、表にすると次のとおり。

bit(ビット)=データ量最小単位(0か1)
byte(バイト)=8ビット(例=00000001)
kbyte(キロバイト)=1024バイト
mbyte(メガバイト)=1024キロバイト
gbyte(ギガバイト)=1024メガバイト
tbyte(テラバイト)=1024ギガバイト

これ以上大きい単位もありますが、日常使われるサイズはテラぐらいまででしょう。

この単位は、ハードディスクやメモリの容量だけでなく、スマホのデータ転送量などにも使われます。スマホのCMでよく、「ギガ」といってるのは、「ギガバイト」のことです。

オジサン世代にはお馴染みの科学者、ドクター中松による発明のひとつとして有名なフロッピーディスクの容量は最大720キロバイト(2DD)。いまどきのスマホは、写真1枚1メガバイト以上の機種も珍しくないので、写真1枚すら入りません。

ハード面からすれば、一昔まえに比べると、格段に費用対効果がよくなったパソコン。近ごろは、衝撃に弱いハードディスクにかわって、丈夫で読み込み速度も高速なSSDが普及しはじめました。

予算には限度があるでしょうが、同じ値段なら、なるべくCPUが速く、ハードディスク(500ギガ~700ギガ)またはSSD(120~300ギガ)、メモリ(今なら普通4ギガ、できれば8ギガ)が大きい機種、また、パソコンの師匠と呼べる人物が身近にいるなら、師匠推薦のパソコンを買うのが一番かもしれません(弟子は師匠のいうことを聞くものです)。

人類の叡智の結晶を使いたおす、なんとも贅沢なチャンス。
江戸時代であれば、とうに昔に亡くなってる年代のご同輩。
平和な世に生まれ、長生きした特権だと思って、夢の機械・パソコン生活を楽しみませんか。

続き

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