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鶴木メイのストリクスヘイヴンまとめ

PWの皆様ごきげんよう!鶴木メイです。
ストリクスヘイヴン発売から大分経ちましたね。
ドラフトもある程度回数をこなし、環境も概ね理解できたのでいつもの通りまとめ記事を書いていこうと思います。
まだまだストリクスヘイヴンドラフトやるぞー!って方は参考にしてみて下さい(ちょっと長いです


対戦結果から読み取るストリクスヘイヴン環境

※個人データなので17Lands等の統計とはやや異なります
対戦は7~8割方ミシック帯プレイです。ランク帯によっては傾向が異なるかもしれません。


では、データからカラーリングの強弱を見て行ってみましょうー!

鶴木メイ対戦データ(使用デッキ・カラー毎勝率)

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青緑系の勝率が良いですね。
青緑赤で70%、純正青緑で71%、青緑黒で64%と全体の勝率62%を上回っていました。
ただし青緑ベースでも4色以上になると勝率が大分落ちてます。
4色は大抵ボムをタッチしているんですが(各種ドラゴン等)ボムの威力を考慮しても、色事故だったりタップインによるテンポロスの方が影響が大きかったようです。シールドはまた別ですがドラフトにおいては色は足しすぎず2色~3色で抑えた方がいい結果に繋がりそうです。


5大学を私の勝率順に並べてみると
クアンドリクス(青緑)>ウィザーブルーム(黒緑)>シルバークイル(白黒)>ロアホールド(赤白)>プリズマリ(赤青)

といった感じになりました。


各大学雑感

【クアンドリクス】
クアンドリクスは発売前予想と全然違っていて、予想よりも遥かに強かったです。優秀な2マナ域とアドバンテージカードが揃っていて除去もきちんとあり、重い所もちゃんと強かったです。最近は人気が出てきましたが、それでもシルバークイルよりは混まないです。最も色をタッチしやすいカラーリングで2パック目以降のボムも受けやすいです。
タッチ赤、タッチ黒することが多いですね。
優秀な履修カードも豊富で、マナを伸ばすカードと講義カードで対応力も高いです。
中速~低速なデッキに対しては強いですが、前のめりなアグロは結構苦手です。環境最多がシルバークイルなので7勝する為にはシルバークイルを強く意識した構成にする必要があります。

【ウィザーブルーム】
ウィザーブルームは大体予想通りの強さでした。ライフゲインシナジーが存在しますがライフを得ることでボーナスが付くカードはあまり種類が多くなく、パックからの出方によっては全然集まらないこともあります。
除去・クリーチャーは共に優秀です。但しカードアドバンテージを取るのはあまり得意ではありません。
黒も緑も人気(シルバークイルとクアンドリクスが人気)の色ですが、黒緑のカード(ダイナとか)は流れてきやすい傾向にあるのでサインがあれば序盤の数ピックを捨てて切り込んでいっても良いでしょう。
この色は卓1~2になることも多いです。活力の注入等は10手目以降でもよく拾えます。
魂絆クリーチャー及びライフゲイン、サイズの大きいクリーチャー、バットリ、除去と揃っているため一番人気のシルバークイルに対しても遜色なく戦えます。

【シルバークイル】
多数の回避能力持ち・強化スペル・除去と揃っていて、収録カードも全体的にアグロ向きのデザインのカードが多くデッキが非常に組みやすいです。
コモンに唯一存在する1マナの除去 悪意の打ちつけ、そして1マナで相手の除去をはじく教授の警告、1マナでクリーチャー強化しながら講義を持ってこれる導きの声、1マナで取れるアクションの選択肢が豊富で素晴らしいです。試合時間が最も短く済むのもGOOD。
そんな最強カラーリングのシルバークイル大学ですが、卓内で混む確率が非常に高いのが難点です。混まなければ7勝達成は最も容易な大学です。
圧倒的人気大学なので初手からシルバークイルを目指して行っても、カードが来ず色替えしなければならないことが多々あります。色替えせずに突き進むと大抵は微妙なラインのカードが複数デッキに入り残念なデッキが出来上がります。シルバークイルは大人気大学だということを念頭に置いてドラフトするようにしましょう。

【ロアホールド】
収録カードを見ると中~長期戦を目指すカラーリングなのですが、中~長期戦をした場合にはクアンドリクスに大きく劣ります。そしてアグロを目指すと劣化シルバークイルになります。
勝率がイマイチなのはロアホールドが単純に強くないというだけでなく、色変えした結果ロアホールドになったというパターンが多かったからだと思います(シルバークイルを目指していたが黒が来ず、流れてきた赤や赤白の優良カードを拾って途中から赤白になるケースが非常に多かったです)
シルバークイルと違って強く組むのがやや難しいです。アドバンテージが取りづらく、回避能力持ちも白黒に比べて少ないです。
赤は割と安い傾向にあるので流れをみて切り込んでいきましょう。
混んでるシルバークイルをプレイするよりは空いてるロアホールドをプレイした方が基本強いです。

【プリズマリ】
純正青赤の試合数少なすぎですね(笑
青赤は2色で組む理由がほぼ無くて、青赤でピックを進めていても<本のワーム>や<貪る触手><力線の発動><カロークの世話人><魔導士の決闘>辺りを拾って最終的に青赤緑になることが多かったです。蘇りし過去招き引き裂き、除名 辺りの白をタッチすることもありますね。
青赤は純正2色よりもタッチした方が強いなと感じました。 
精霊表現者が取れた時位しか純正青赤にならないんじゃないかな。
ルーサで呪文をコピーするのが大好きなので割と好きなカラーリングです。


続いて対戦相手のカラーリングとその対戦結果を見てみましょう

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圧倒的シルバークイル率

シルバークイルは2番手クアンドリクスの倍近く対戦してました。
いかにシルバークイルが人気の大学なのかが分かりますね。
勝率も54%と結構苦しめられています。シルバークイル強し。。
そして対ロアホールドも55%とあまり高くない数値で、こっちはちょっと意外でした。思い返すとアグロな赤白にはよく負けていたような気がします。


試合数でいうと各5大学(純正2色)がTOP5でした。
試合数はそのまま大学の人気と置き換えても良いと思います。

各大学人気順位結果

シルバークイル(白黒)>>クアンドリクス(青緑)≒ウィザーブルーム(黒緑)>プリズマリ(青赤)≒ロアホールド(赤白)

発売前の私の予想は
シルバークイル(白黒)>>ロアホールド(赤白)≒プリズマリ(赤青)≧ウィザーブルーム(緑黒)>クアンドリクス(青緑)

ということで、シルバークイル以外はあまり合ってませんでした(涙
まだまだ読みが甘いですね><


対戦結果から大学毎の強さも見て行ってみましょう。

各大学強さ順位

シルバークイル(54%) ≒ ロアホールド(55%) > ウィザーブルーム(64%)  >  クアンドリクス(67%) > プリズマリ(75%)     

対戦結果でみると予想とちょっと近いかも。
ただこれは私が使ったデッキが青緑系が多く、中速~低速デッキに対して強い構成だったからこうなってるだけで、使用するデッキ・構成によってはまた違った結果が出そうです。

今日までプレイした私の個人的な感想でいうと各大学の相対的な強さは
シルバークイル>>クアンドリクスウィザーブルーム
ロアホールドプリズマリ

こんな感じですかね。
シルバークイルが最強且つ最も人気があり卓内で競合しやすい
という事を強く意識しつつ、流れてくるカードをよく見て、空いている色に素早く滑り込むのが良いのかなと思います。
私はシルバークイル想定で入って途中で色変えすることがあまりにも多かったので、最近では初手は青や緑のカードを優先する事が多くなりました。
青緑系ではあまり色変えが発生しませんでしたし、多少流れが悪くても青赤t緑や緑黒へ向かうことで平均点以上のデッキを容易に作ることが出来ました。
黒白スタートから他の色にチェンジする場合、想定するゲームレンジ・プランが違う為ピックが無駄になりやすいです。
ので、現時点で私が一番オススメなのは青緑系デッキとなります。
ランク帯やメタ(リミテッドにも流行り廃りが存在します)によっても変動するので一概には言えませんけどね。


さて、大学の強弱が分かった所でデッキ構成の方に目を向けてみましょう。
まずはこの環境に存在するギミック 履修・講義です。

履修・講義

基本的に履修と講義カードはあればあるだけ良いです。
カード1枚1枚の効果は他のカードに比べて劣りますが、手数の面で非常に優秀ですし状況に応じて持ってくるカードを選べるのはとても大きな利点です。メインからサイドボードが使えるようなものですからね。どの大学であっても履修と講義カードは必ずピックしていくようにしましょう。
同じ講義カードは複数いらないので違う種類の講義カードを幅広くピックして色んな状況に対応できるようにしておくといいでしょう。
理想は 環境科学(マナサポート)1枚、拡張解剖学(クリーチャー強化)1枚、墨汁召喚学等のトークン生成カード(クリーチャー)2枚、殲滅学入門等の除去カード(除去)1枚 です。


各講義カード評価&解説

ピック優先度は
最優先準優先優先度中優先度低ピックする価値無し の順です

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環境科学:サーチ対象として全ての大学で1枚必ず欲しい最優先講義カードです。1枚目はかなり点数高めで取っていいです。アグロなシルバークイルであっても必要です。マジックで負けの大きな要因となるマナスクリューと色事故をこのカードは1枚で大分緩和してくれます。特に3色デッキの場合は恩恵が大きいです。
青や緑からピックを始めた場合はもう見たら取る(2~5手目)位の勢いでピックしてOKです。2枚目以降は大きく価値が下がるのでいりませんが、まだ後で取れるだろうという考えは捨てましょう(取れない場合が多いです)
おまけでついてる2点ライフゲインで勝ちを拾う場面もたまにあります。


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拡張解剖学:サーチ対象としてサイドボードにあるとゲームプランが非常に組み立てやすくなる準優先講義カードです。シルバークイルでは環境科学よりも優先して取っていい(最優先)カードになります。2サイズアップ+そのターン警戒付与によって攻守を切り替えることが出来ます。魂絆持ちや飛行クリーチャーに使用しつつバットリやカウンターで強化クリーチャーを守れば勝利は目前です。
特に白で使用すると強いです。導きの声→拡張解剖学で一気に打点を跳ね上げることが出来ます。墨の決闘者キリアンがいるとこの動きがなんと2マナで出来ます。3ターン目にキリアンを5/5魂絆威迫(警戒)にしながら1マナで輝く抵抗を構える犯罪ムーブがオススメです。
環境には軽い除去は少ないですが、悪意の打ちつけ、落第、取り除き、ショック辺りには注意しましょう。
相手が除名を構えていそうな場合にはこのカードで思惑をズラすことも出来ます。

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殲滅学入門:サーチ可能な除去としてあるとかなり便利な準優先講義カードです。相手にカードを与えてしまいますが、幅広いカードに対処することが出来ます。
本のワームを追放したり、厄介な置物(羽ペンや戦闘講習)にも対応できます。ゲームを決めるターンに使用するのであれば1ドローも気になりません。可能であれば抑えておきたい1枚です。


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予言学入門優先度中です。取れたら取るくらいの感覚でOKです。次のカードにつなげることが出来るので魔技持ちが多いデッキや明確なボムがあるデッキだとちょっと強いです。
1パック目においては、このカードを取って講義の選択肢を増やすよりも自分の色のカードをピックして下家に流す色を絞った方が良いかと思います。


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マスコット展示会:敢えて書く必要もありませんが最優先講義カードです。
ただ、シルバークイルだとキルターンの関係で若干評価が落ちます。


トークン

各種トークン生成カード:準優先講義カードです。魔技を誘発させられるインスタント・ソーサリー枠でありながらクリーチャーを生成できます。スピリット召喚学だけやや評価が落ちますが大体どれも優秀なカードです。マナコストに対してスタッツもそれほど悪くありません。自分が使用する色の召喚学を計2枚程取れるとクリーチャーが途切れなくていい感じです。1枚目は点数高めに確保しましょう。
私は青緑系のデッキを好んでよく使うのですが、現地調査→精霊召喚学の流れが結構気に入ってます。


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謹慎補講:実は使ったことがありません。最後の詰めの選択肢としては悪くないと思いますが優先度低です。
方程式の求解で相手がサーチしてきて次のターンに打とうとしているドラゴンの介入を1ターン封じてWIN!とか出来たら最高にCOOLですね(妄想


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記憶留出法:履修のサーチ対象としては優秀な除去です。準優先くらいかな。追放できるのは偉いですね。3/2が出てしまいますが些細な問題でしょう。

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過去対面法:レア枠を潰さないでほしいです。有効な場面が余りにも少なすぎます。ピックする価値無しです。一応レアなのでカードコンプしていれば20ジェムにはなります。レアだという観点でピックするのは有りです。

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壊死放出法:記憶留出法と同じく準優先位のカードです。コストとしてクリーチャーが必要になりますが追放確定除去は優秀です。白黒よりは邪魔者をコストに充てやすい緑黒に向いたカードですね。


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アルカイックの教え:青いデッキって青赤にしろ青緑にしろ手札が減りにくいんですよね。相手の方が多くないと引けない(同数はダメ)ので条件は結構厳し目です。条件満たして2ドローはそこそこですが、優先度低です。予言学入門の方がいいです。


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無原則変身法:サイズの小さいクリーチャーやフラクタルや宝物を4/4にして殴る or 飛行や到達や魂絆を失わせて最後の詰めに使う or コンバットの後に相手クリーチャーを1/1にして除去する、といった使い方になりますが概ね一番最後のパターンで使用することになりそうです。履修・講義がふんだんにあるデッキ(青赤でルーサを使う等)ならご破算とこれでカード二枚使って除去することも出来ます。・・・優先度低です。


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歴史解明学:望む枚数ルーティングして墓地が7枚以上あれば3/2生成。
カード枚数が減りますし微妙ですね。青赤はマナも伸ばしたいですし、捨てるカードがないので遅めの赤白寄りのカードですね。優先度低です。


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ご破算:1点ダメージかファクト破壊。墨汁トークンや尊大な詩人、滝の曲芸師等を倒せるので1点ダメージはサーチ対象としては悪くないです。
ファクト破壊モードも羽ペンやコーディ、合格通知や反射するゴーレム、歯車の文書管理人を処理できるのでそこそこの範囲に対応できます。
1枚あると便利ですね。優先度中です。


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使役学基礎:TOP6枚からクリーチャーサーチ+3点ゲイン。結構強めの講義ですね。ライフゲインは黒緑でシナジーありますし、ロングゲームする青緑でもありがたいです。準優先講義カードです。


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封印突破法:エンチャントかファクト破壊。対象がコスト2以下なら邪魔者を生成しますがほぼインクの染みです。羽ペンを割った時位かな。
対象はそれほど多くありませんが、羽ペンや戦闘講習は場に残ると速やかに負けるカードなのでサイドボードに備えておくのは重要です。優先度中です。緑をやってない場合でも学舎や合格通知等から緑マナを捻出出来るようにしておくと置物に対処できるようになっていいですよ。

各講義カードの評価はこんな感じでしょうか。
きちんと講義カードがピック出来ていれば、様々な状況に対応することができます。リミテッドでは履修という効果は単純にカードを1枚引くことよりも価値が高い為、履修持ちのカードは基本的に全てプレイアブルとなります。

唯一微妙なのが

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授業初日です。
履修は偉いですが、本体の効果の方が大分微妙です。
4ターン目に石登りのスピリットが2/3飛行速攻、5ターン目に双巻物のシャーマンが2/3ダブスト速攻・・・うーん、ギリギリ使えなくもないようなやっぱり使えないような? こういう微妙なカードを上手く使える方法が見つけられるとドラフトの戦略の幅が広がっていいんですけどね。

講義が幅広く取れたなら単純に2マナインスタントの講義サーチカードとしての採用もありかもしれません。


履修・講義まとめ
履修・講義は強システムです。必ずデッキに組み込んでいきましょう!
講義カードは色んな状況に対応できるように幅広く取りましょう!
講義カードだけだと意味がないので履修カードもしっかり取りましょう!
履修は授業初日以外は大体全部強いので安心してデッキに採用してOKです!
講義カード込みでデッキを考えるようにしましょう!この環境のデッキはスペルは23枚ではなく23~28枚位です!


ミスティカルアーカイブ

次いでミスティカルアーカイブについてです。
過去の呪文の復刻!(日本絵verもあるよ!)ということで胸躍る内容のミスティカルアーカイブさんですが、語れることはそれ程多くありません。
レアや神話レアは排出率も低く、リミテッドの観点で言うと戦術に組み込むのは難しいです。

ただ、アンコモンはそれなりに遭遇頻度も高いのでちゃんと覚えてコンバットするようにしましょう。通常のアンコモンよりもちょっと出にくい位の排出率らしいです。

ウェザーブルーム

果敢な一撃:ドローしながらパワー1上昇。全然大したことないように感じますが、ここに魔技が絡むとなると話が大分変わってきます。赤白や黒白は魔技によって一気に打点を引き上げることが出来る為、不用意に通すと一瞬でライフを10点以上持っていかれます。
反射するゴーレムなんかは2ドローしながら魔技を2回誘発させることが出来ますし、ロアホールドの制約魔導士なんかも手札を減らさずに4/2先制攻撃になれたりして結構影響力が大きいです。
これ+何か(輝く抵抗、自身の誇示、教授の警告、立腹、熱心な研究、突然のひらめき、等)で何点積まれる可能性があるのか、環境に存在するカードの組み合わせをよく考えて戦闘しましょう。


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ショック:環境に少ない低コストの除去です。
このカードがあるかないかで序盤の安定度が大分違います。
赤の基本火力は3マナからですが、この環境には2マナ域に処理したいクリーチャーが多すぎます(キリアン、ジモーン、レオニンの光写し、龍護りの精鋭、クアンドリクスの初学者、ウィザーブルームの初学者等)
特にキリアンと龍護りの精鋭はターンを返すと手が付けられなくなります。
出来ればショックはコモンで普通に環境に存在して欲しかったです。
見かけたらいつもよりもかなり優先度を上げてピックしましょう。
白熱する議論(3マナ4点打消し不可)よりも優先してOKです。


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取り除き:コスト3以下のクリーチャーを破壊。
とても優秀な除去です。この環境にはトークンクリーチャーが多く、盤面への影響力が大きいものも多いのでそれらをたった2マナで処理できるのは非常に優秀です。力線の発動のトークンまでみれるのはgoodですね。

拡張解剖学等を使用する際は、悪意の打ちつけだけでなくこのカード(+落第)までケアして動くのをオススメします。


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立腹:ターゲットに+3/+2。魔技が存在するので見た目の修正値以上に強力です。双巻物のシャーマンにこれと熱心な研究で14点ダメージが出せます。ミスティカルアーカイブを除くと赤はインスタントではタフネス1までしか上昇しないのでミスティカルアーカイブをケアしない対戦相手の計算を大きくズラすことが出来ます。
相手が赤い時は必ずこのカードも頭に入れたうえでコンバットするようにしましょう。

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選択:占術してカードを1枚引くだけ。ただそれだけのカードですがこの環境では色んなカードと相互作用があり、見た目よりずっと強いです。
魔技と組み合わせるとドローのついたコンバットトリックになります。
クアンドリクスの初学者等も安く誘発させれますし、うねる曲線のサイズアップにも貢献します。プリズマリの制約魔導士もアタックにいけますね。
選択→魔導士の決闘(コスト2軽減)と動くのもいいですし、
ルーサを3マナ残しで出して除去を誘う(墓地のカードをさりげなくチェックして次ターンのうねる曲線コピーを匂わせましょう)のもいいでしょう。
ウィザーブルームの制約魔導士がいれば詰めにきた相手からギリギリで耐えて返しで勝つこともあります。
使い方ひとつでかなり強く使えるカードです。点数高めに取っていきましょう。


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蛇皮のヴェール:非常に強力なコンバットトリックです。全ての単体除去はこの1マナインスタントで弾くことが可能です。
この環境にはジモーン、龍護りの精鋭、クアンドリクスの初学者、クアンドリクスの制約魔導士、等守りたい生物が多く存在します。見かけたら1枚はピックしておきたいカードです。籠城用投薬とは一長一短ですが基本的にはこちらを優先して良いと思います(もちろん両方採用してもOKです)
相手が緑だったらこのカードは強く意識しましょう。
大振りなアクションを1マナで弾かれて1ターンを無駄にすることがないようにしてください。
自分が緑で手札が微妙な時は展開するカードを変えてでも緑1マナ残しながら動くと、相手をいい感じに縛れることもあります。ステップにチェックを入れて上手くブラフしていきましょう。
逆に相手が常に1マナ残してきている時は、構えられていると永遠に除去を打てないので、探りをいれて看破するか、割り切って打ち込んでいくかする必要があります。ただし+1+1カウンターが乗ることによって盤面に大きな影響がある場合は慎重に決断するようにしましょう。



ミスティカルアーカイブはこんな感じでしょうか。
遭遇率の高いアンコモンのコンバットトリックを紹介してみました。
レアや神話レアのカードももちろんケア出来るならケアして動ければそれが一番ですが、ケアしすぎて展開遅れて負け、とかには注意してください。


サンプルデッキ

各大学の7勝完走デッキサンプルを載せておきます。
レア満載の7-0デッキとかではなくレアが少な目なデッキを選んでみたので参考にしてみて下さい。

シルバークイル 7-1デッキ

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【履修4枚・講義3枚】
カードが足りず弱いパーツが何枚か入ったシルバークイルデッキ。
それでも履修→講義で手数を稼ぐことが出来7勝する事が出来ました。
導きの声&拡張解剖学のセットは必ずいれましょう。
シルバークイルの制約魔導士が空を飛んで6点ドレインしたりします。
休憩時間も勝利貢献度が非常に高いです。
クリーチャーは2マナ域と回避能力持ちを意識して取っていきましょう。


クアンドリクス 7-2デッキ

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【履修5枚・講義5枚】
飛行と到達が多めでシルバークイルを強く意識した構成になっています。
導きの声→拡張解剖学を返す為に大技も採用しています。
秘儀の引き去りは青緑で使うと非常に強いカードなので積極的にピックしていきましょう。
現地調査精霊召喚学もセットで抑えておくと良いでしょう。



ウィザーブルーム 7-2デッキ

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履修0枚・講義0枚
血の研究者
が強く使えるように魂絆やライフゲインを多く積んでいます。
不本意な材料湿地帯のグロフヒルの狂信者血の研究者 等マウント力も高いです。
練達の対象主義者は4/4到達というナイスサイズでありながらトランプル付与も出来、接死を付与できる活力の注入と相性抜群です。
蛇皮のヴェール籠城用投薬教授の警告等の1マナバットリがあると尚良いです。
このデッキは白黒から緑黒へ色変えした為、履修と講義カードが全く取れていません(中途半端にとっても活かせないので一切取りませんでした)が、可能であれば履修・講義は集められるだけ集めましょう。


ロアホールド 7-2デッキ

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【履修4枚・講義5枚】
2マナ域に強力なクリーチャーが多い環境なので1,2マナの除去(ショック・引き裂き)を優先してピックしましょう。白熱する議論(3マナ4点)では間に合わないことが多いです。
実地歴史家、クイントリウスを強く使う為に秘本破り歯車の文書管理人も採用しています。戦闘学の教授などを除去の避雷針にしつつクイントリウスを定着させましょう。
赤白は不人気カラーなので赤白マルチのカードは集まりやすいです。
黒白が出来ない時の逃げ道としても重宝します。


プリズマリは試合数が少なすぎて良いサンプルがありませんでした。
代わりに青緑赤を載せておきます。

青緑赤 7-0デッキ

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【履修5枚・講義5枚】
赤の強力カードをタッチしています。
合格通知・環境科学・プリズマリの学舎、アーチ堂の公共地等を用いてマナベースを安定させましょう。
よくタッチする赤のカードは以下です
弾ける力ドラゴンの介入イフリートの炎塗り爆発的歓迎白熱する議論炎血の発想ショック、稲妻ウルザの激怒回収するフェニックス創造の発露精霊の傑作ガラゼスプリズマリ大渦の詩神マグマオパスプリズマリの命令電解、気まぐれな芸術家ルーサ

ダブルシンボルのカードも含んでいますが、序盤から打つダブルシンボルのカードは無いので大体なんとかなります。
青赤は人気がないので青赤マルチはよく流れます。青緑ベースで進めて上記が流れてきたら拾っておきましょう。特に気まぐれな芸術家ルーサはアンコモンですがレア顔負けのボムなのでしっかり確保するようにしましょう。


各カード個別評価

各カードの個別評価です。
(全カードは大変なので適当に何枚かピックアップして紹介します)
ドラフトする際の参考にしてみて下さい。

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輝く抵抗:攻めるデッキなら1枚は必ず積みたいカードです。あらゆる単体除去を弾くことが出来ます。キリアン+白マナ残しは絶望感あります。
拡張解剖学打つ時もこのカードがあれば安心です。

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轟く語り部:能力つきすぎおじさん。ヒルの狂信者(魂絆)やロアホールドの制約魔導士(先制攻撃)、双巻物のシャーマン(2段攻撃)、戦闘学の教授(飛行)等と相性がいいです。素で警戒を持っているので除名にも引っ掛かりません。
2ターン目これ、3ターン目キリアン(教授の警告or輝く抵抗構え)は大体詰んでます。

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神聖なる計略:シルバークイルだとイマイチですが、中~長期戦をするロアホールドだとありがたい除去です。後半打つ分にはデメリットはほぼありませんし、追放なのも偉いです。緑相手(本のワーム)にはご注意下さい。


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星霜の巡礼者:白で一番好きなカードです。
マナを伸ばしつつ適当な相手クリーチャーと相打ちして後半はデッキを圧縮しながら延々とチャンプブロック(or相打ち)が出来ます。クイントリウスとも相性抜群ですし、エクスタスの隆盛等のちょっと重いスペルも打ちやすくなります。デッキに安定感をもたらす縁の下の力持ちです。


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休憩時間:ライフを詰めるorライフを守る どちらかをこなしながら履修ができるナイスカードです。殴り合ってるところで休憩時間→拡張解剖学ってすると一気にこちら有利に傾きます。
押されてる時でも相手のクリーチャーを2体タップしてダメージを抑えながら講義でブロッカーを持ってこれます。便利です。


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導きの声:本体部分の効果が1マナ相当なので実質タダで履修が出来ます。サイズアップ、魔技誘発、講義サーチを1マナで行いつつ手札が減らない。素晴らしいです。講義はしっかりピックする必要がありますが、2~3枚くらい採用していいカードなんじゃないでしょうか。攻撃的な白いデッキの必須パーツです。


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石昇りのスピリット:スタッツはそんなに良くないんですが、2マナの飛行クリーチャーっていう所と4マナ墓地追放で他のクリーチャーに飛行付与っていう部分が強いです。導きの声があるのでサイズは上げやすいですし、能力は最後の押し込みにすごく役立ちます。クイントリウスなんかとも相性いいですね。
白黒でも赤白でも役に立つ優秀な2マナクリーチャーです。2枚まで採用していいと思います。


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戦闘学の教授:どうしてこれがコモンなんでしょうか。
コモンにしては明らかにオーバースペックな戦闘学の教授さん。
1枚で勝ち切る力があります。4マナとやや重いカードではありますが、取れたら取れただけデッキに入れていいと思います。さす強。


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賢い光術師:かなり寄せてデッキを構築する必要がありますが、爆発力のある夢のある1マナクリーチャーです。2ターン目に本質の注入するだけでプレッシャーがすごいです。
導きの声や果敢な一撃で手数を稼ぎながら打点アップしていきたいですね。
割と流れてくるカードですが強力なカードなので彼女を活かすデッキを是非組んでみて下さい。


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熱心な一年生:熱心なだけあって一年生なのに大分強いです。
白は手数を稼ぎやすいのでいいクロックになります。2マナクリーチャーなので相打ちなら相打ちでも構いませんしね。2マナ域を埋めるカードとしては十分なスペックです。

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居残りの渦:賞味期限が短すぎるカードです。こういった痩せたカードはデッキに採用しないように気を付けましょう。ブロッカーをどかしたいなら休憩時間を使いましょう。

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秘儀の引き去り:戦闘を有利に運びつつ履修が行えます。うまくハマれば1:0交換。最悪こちらにクリーチャーがいない場合でも相手からのダメージを軽減しつつブロッカー(召喚学トークン)をサーチできます。マナが詰まっているなら環境科学をサーチするのもいいですね。基本的に相手クリーチャーに打つカードなので裏目は少ないです。

中盤以降は相手が輝く抵抗や蛇皮のヴェールを持っていそうならブロック前に、休憩時間や降雪日を持っていそうならブロック後に打ちましょう。BO3で相手に入ってるカードが判明してくると使いやすくなります。才能の試練で事前に手札とデッキを覗いておくのもいいですね。
攻めに使っても良いです。


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否認:メインに積みましょう。このカードが腐ることはほぼ無いです。


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才能の試練:大体否認ですがこちらは相手の手札とデッキを検閲できます。
情報アドは大事です。概ね否認よりも強いと思います。
否認は否認で羽ペンや戦闘講習等に対処できるので便利ですけどね。

盤面にしっかり対応できるのなら否認と才能の試練、合わせて2枚まで採用して良いと思います。


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本への没頭:青の必須パーツです。必ずピックしましょう。
攻められてる時は3マナと軽いコストで打つことが出来ます。
青はハンドアドバンテージは稼ぎやすいですが、盤面に干渉できるカードは数が少なく貴重です。トークンに対しては完全除去として機能しますし、通常のクリーチャーに対してもデッキTOPから2番目に送ることで時間を稼ぐことが出来ます。構成にもよりますが2枚程あるといいと思います。


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ゼロ除算:バウンスしつつも手札が減りません。
トークンが戻せないのは残念ですがかなり強力なバウンス呪文です。
打ち消されない呪文も手札に戻すことが出来るので覚えておきましょう。
否認されつつある自分の呪文を戻したりも出来ます。差し戻しでよく使われたテクニックですね。


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抜き打ち試練:1ドロー+履修
講義がちゃんと取れていれば単純なインスタント2ドローよりも強力です。
3マナは渋滞しやすいのでバランスが大事ですが便利なドロースペルです。


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うねる曲線:寄せて組むと侮れないサイズのフラクタルが出ます。
4マナとそこまで重くないのでルーサでコピーもしやすいです。
選択情報収集、抜き打ち試練を連打して墓地を肥やしていきたいですね。
見た目よりも強い呪文です。お試しあれ。

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導師の導き:占術1+1ドロー、条件達成でコピー発生。
アドを稼ぎつつ魔技を2回誘発させることが出来ます。クアンドリクスの制約魔導士を一気に育てられますね。
クアンドリクスの初学者とかがいると一気に手札が増えます。
青はこういったドローカードが豊富なのでマリガンからのリカバリーがしやすくていいです。

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渦の走者:土地8枚以上で3/3アンブロ。
2マナ域のクリーチャーを押し留めつつ、後半はフィニッシャーになります。侮れないクリーチャーです。


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悪意の打ちつけ:環境唯一のコモン1マナ除去。概ね3マナ域まで処理できます。2マナ域に強力なクリーチャーが多いのでこのカードは非常に価値が高いです。最後の押し込みにも使える優良1マナインスタントです。

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教授の警告:1マナで破壊不能か+1+1カウンター付与。
どちらのモードも有用で+1のモードは序盤の相手のブロックを咎めることが出来ます。破壊不能のモードも白熱する議論や色素の嵐をわずか1マナで弾くことが出来ます。
序盤~終盤いつでも強力な優良インスタントです。


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ヒルの狂信者:教授の警告が環境に存在するので2マナ域のクリーチャーでブロックしづらいです。通したら通したでライフ差が広がるので結構厄介なクリーチャーです。2ターン目にパワー2が出せないと血の研究者を出されて悶絶します。


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湿原のスペクター:飛行クロックとしても優秀でマナフラ受けにもなります。緑黒だとライフゲインシナジーもあり一際強力です。勝利貢献度が非常に高いクリーチャーです。


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白熱する議論:打ち消されない4点火力。4点あれば大抵のクリーチャーは落とせます。護法も影響を受けないのは便利です。
ただこの環境は除去を弾くスペルが優秀なのと、サイズの大きいクリーチャーが多いので過信は禁物です。
3マナとルーサでコピーしやすいコストなのは◎
何枚積んでもいい除去です。


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色素の嵐:緑の一部のクリーチャーと大型フラクタル以外は大体やれます。
タフネスの低いクリーチャーに打ち込むことで本体火力にもなります。
ただし5マナのソーサリー除去ということでやはり隙が大きすぎます。
教授の警告(黒1マナ)、蛇皮のヴェール(緑1マナ)、輝く抵抗(白含む2マナ)などの軽いスペルで弾かれるとそのまま負けかねません。
5点は悪くない数値ですが環境的にイマイチな除去です。
1枚までの採用に留めておいた方が良いでしょう。


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双巻物のシャーマン:二段攻撃・・・夢のあるキーワードですね。
コンバットがあまり上手くない相手には滅茶苦茶強いクリーチャーですが、
相手がしっかりしたプレイヤーだと大体活躍出来ません。
素のスタッツが低いのでバットリを先打ちしないといけないのがつらい所です。バットリ重ねてワンパンKOはとても気持ちがいいので気持ちよさ重視で採用するのも有りだと思います。

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学術論争:疑似除去になります。おススメは拡張解剖学を持ってきてアタックです。秘本破りだったら殴りつつ能力が使えるので5/5になれますね。
1マナで到達付与は結構見落としがちなので意外と相手の飛行クリーチャーを打ち取れたりすることもあります。


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スカーリドの群棲:2/2到達。土地8以上で4/4到達。
環境最多がシルバークイルなので2マナパワー2で到達持ちのこのクリーチャーは非常に重要です。後半はほぼ全ての飛行クリーチャーをキャッチしてくれます。
4枚くらいまでデッキに採用しても良いでしょう。

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力線の発動:最初はアンプレだと思っていましたが、意外とやれる子でした。確定除去以外で処理しようとするとカードが二枚必要になります。
重いカードではありますが構成に注意しつつ1~2枚採用してもいいカードです。


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魔導士の決闘:緑の必須パーツです。他のインスタント・ソーサリーを唱えることでコストが2軽くなります。精霊召喚学しながらこれで格闘したり、白熱する議論+これで一気に2体処理したりとかなり便利な除去カードです。2~3枚採用していいと思います。


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獣魔術の教授:4マナ5/4相当ということで非常に強力なカードです。これを連打していくだけで勝てたりします。他の4マナ域と相談しつつ積めるだけ積みましょう。

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本のワーム:緑系デッキのゴールです。追放以外なら何度でも戻ってこれます。ドロー・ライフゲイン・トランプルとついているので一気にこちら有利に傾けてくれます。8マナは確かに重いですがそれだけの価値があります。臆さずピックしていきましょう。


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大技:シルバークイルとのマッチがあまりにも多いので積極的に採用していきましょう。普通に使ってもサイズが上がるジャイグロなので悪くないバットリです。


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指数関数的成長:浪漫カードです。
浪漫カードではありますが、土地8枚の状態で渦の走者にX=3で打つと突如24点叩き込んでくれます。割と現実的なラインで試合を決めてくれます。気持ち良さはストリクスヘイヴン全カード中随一なので是非ピックして気持ちよくなって下さい。
蛇皮のヴェールが流れてたら見逃さずに確保しましょう。


ドラフトアドバイス

①シルバークイルが無理そうなら早めに色変えしましょう
シルバークイルが最強なのは間違いありません。ですが非常に人気があり混み合います。混んだ状態でやるシルバークイルはとても弱いです。少しでも流れが悪いと感じたらすぐに他の色にシフトしましょう。この環境は講義カードもしっかりピックしていきたい為、無駄なピックをする余裕はありません。講義カードを5枚程取ると仮定すると28枚程のカードが必要になります。1パック平均9.3枚…約10枚の有効なピックをする必要があります。7手目8手目に色変えを考えていたのでは遅すぎます。4~6手目位には色変えを決行していきましょう。
本のワーム、草むした拱門、血の研究者、定命の槍、ウィザーブルームの初学者(+レア) → ウィザーブルームへ

実地歴史家クイントリウス、蘇りし過去招き(+レア) →ロアホールドへ

色変えに慣れていない方は練習がてら一色が被っているウィザーブルームやロアホールドに色変えしてみるといいでしょう。黒緑マルチや赤白マルチはかなり流れて来やすいです。
慣れてる方は白も黒もバッサリ切って気まぐれな芸術家ルーサクアンドリクスの初学者あたりから青赤・青緑・青緑赤を目指してみるといいでしょう。
余裕がある方は色変えを考える際に序盤の数パックで何を流したか、1周して帰ってきそうな有効牌は何があるかを考えながら色変えしてみましょう。

②シルバークイルを意識した構成にしましょう
シルバークイルとの対戦が非常に多いです。飛行対策はしっかり行いましょう(スカーリドの群棲練達の対象主義者、大技、霜のペテン師、滝の曲芸師、針棘ドレイク、学術論争、柱落としの番人、大図書棟の助手、歯車の文書管理人)

除去は軽目の除去を優先的に採用していきましょう。
貪る触手、魔導士の決闘、ショック、白熱する議論、炎血の発想、秘儀の引き去り、本への没頭

飛行クリーチャーは基本的にスタッツが低めなので魂絆クリーチャーをクリーチャー強化やバットリで援護しながら殴り合うのも有効です(ヒルの狂信者、腐りゆくカローク

2マナ域、2マナ域、2マナ域
とにかく2マナ域を意識して取りましょう。
まともな2マナ域がないデッキはデッキではありません。
初手に最低1枚は2マナ域の除去かクリーチャーが欲しいです。
デッキ全体で最低6枚。出来れば7~8枚以上の2マナ域をピックするようにしましょう。

履修と講義カードをバランスよく取りましょう
数は多ければ多い方がいいです。
履修5枚、講義5枚(なるべく幅広い種類のカード)を目指してピックしましょう。

ロングゲームに対応できるようにしましょう
シルバークイルと前のめりなロアホールド以外はそれほど早くありません。
ロングゲームになる頻度がそこそこ高いので学舎(占術付き二色ランド)を採用してマナフラッドしないようにしましょう。
シルバークイルなら1~2枚、その他のデッキは2~3枚の学舎を入れると良いでしょう。マナが伸びた後半はステップにチェックを入れてアップキープに起動することも検討してください。デッキに何が残っているか、起動した場合に唱えられる有効なカードは何枚あるかを考えて起動していくようにしましょう。


おわりー

はい、というわけでストリクスヘイヴンまとめでした。
ここまで長文読んで頂きありがとうございました。
記事にするのが大分遅くなってしまいましたが、アリーナではまだまだプレイできますので、ストリクスヘイヴンドラフト是非楽しんでいってください。記事を読んでくれた方の勝率が1%でも上がれば幸いです。
それではまた!seeyou★

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