![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124492434/rectangle_large_type_2_bf6f0898322e48cb5f5ba7d0d14565e5.png?width=800)
SNMPの拡張MIBを定義してみる
ASN.1、SMI、MIBモジュールについて知ったら拡張MIBを定義できます。実際に定義した例の説明です。
「実践SNMP教科書」を書いた時には、ベランダに設置した気象観測装置のデータをSNMPでモニタできるようにしていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1702543093415-MlJ5u4MPbC.png?width=800)
気象観測装置は20年以上前にアメリカから6万円ぐらいで輸入したものを使っていたと思います。WifiやBuletoothではない無線+RS-232Cだったと思います。10年ぐらいはベランダにあって、かみさんに「邪魔だ」と言われ続けたものです。
今では
のようなスマホで取得できるものがあるようです。買いたい気もしますが、また邪魔だと言われるので止めておきます。
最近はBluetoothのセンサー
や OpenWeather
でモニタできるので大きな機材は必要ないです。
さて、本題です。
気象観測システムで取得できる情報は、
![](https://assets.st-note.com/img/1702543934875-ts5qRqGlZz.png?width=800)
や
![](https://assets.st-note.com/img/1702543982789-zOK8qpXWjA.png?width=800)
のような感じでFLASHの画面で表示していました。このデータをSNMPの拡張MIBで定義して対応するエージェントを作る方法を「実践SNMP教科書」に書ました。
拡張MIBの定義の流れ
![](https://assets.st-note.com/img/1702544173553-rZlmX85iTH.png)
ここから先は
7,071字
/
4画像
/
2ファイル
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14333815/profile_ee1accba5615957e5029db85d57fdb0a.jpg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
SNMPの仕様について解説した本やサイトは、沢山あると思います。
独自の拡張MIBを自分で設計してMIBファイルやエージェントを作る方法を解説した教科書はないと思います。
実践SNMP教科書 復刻版
500円
20年近く前に書いた「実践SNMP教科書」を現在でも通用する部分だけ書き直して復刻するマガジンです。最近MIBの設計で困っている人に遭遇し…
開発のための諸経費(機材、Appleの開発者、サーバー運用)に利用します。 ソフトウェアのマニュアルをnoteの記事で提供しています。 サポートによりnoteの運営にも貢献できるのでよろしくお願います。