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インターネットで名乗るということ

お久しゅうございます、陛下にゃんこと陛下くんこと陛下氏こと陛下くんさん先輩氏こと痛帝陛下です。最近研究活動が忙しくて(これは嘘。本当はやるべきタスクから逃げ続けてほぼニートになっていた)noteも動画投稿も完全に放置しておりました。すま♡こw

というわけで、例によって全く違う方向の記事をアホ面下げて書き上げようと思います。本日のテーマは「痛帝陛下と名乗り始めたオタクくんの苦悩」を通して「ハンドルネーム」が持っている力や危険性なんかをグチャグチャと述べようと思います。

(2022/06/11追記:本記事は昔々に書いたもののタイミングを外してお蔵入りになったやつをそこそこ改訂してみたものです。ところどころ文体が今と違うのは許して頂戴な♡)

ハンドルネームとは!!!!!

ハンドルネームとは、インターネット上で活動するときの名前のことである(インターネット上以外での肩書のことを指すこともある)。

とのこと。要は「実名を使いたくないので偽名を名乗りま~す!w」的な時に作ったり使ったりする名前、らしい。なんでこういうのがあるのかというと、

ネットワーク上において、実名での活動は住所を特定される・日常生活に影響が出るなどのリスクが高く、ストーカー被害や嫌がらせなどから自身、または身内の危険回避、自己防衛の意味でハンドルネーム(ハンドル)での活動が広く普及している。
出典:ハンドルネーム - Wikipedia

Wikipedia、最強か?俺が説明したいこと全部言ってくれるじゃん。というわけで、インターネットのこわ~~いお兄さんお姉さんにボコされないよう実名は使わないでおこうね!という古くからの防衛術だったりするそうな。実際、実名だったり顔出しなインターネット覇者たちは家凸とかで困り果てている事もありけり。こわいね😭

前にVtuberに関する記事も書いちゃったりしてましたが、Vtuberという存在もまたハンドルネーム文化の延長なんじゃないかとか考えたけど、脱線するのでまた今度にします。

「痛帝陛下」誕生の歴史

かくいう私も親から頂戴した名前とは別の名前である「痛帝陛下」を名乗り始めて早14年。いや13年?・・・ありゃりゃ?w

昔々、痛Tシャツに痛筆箱と痛々しい中二病真っ盛りな中学生がおったそうな。同級生と夜な夜なチャットに勤しんでいた頃、そのチャットやホームページの管理人として「バ管理人」などと名乗っておった。しかし、管理人という肩書は身内だけでしか使えず、インターネットで幅広く使える偽名が欲しくなってしまった。名前を考え続けていたある日、

「この世で最も痛々しい男、"痛帝"に俺はなる!(ドンッ!」

と声高らかに宣言し、ついでに"陛下"という敬称をつけることで何となく偉くなった気分になったそうな。こうして生まれたのが、そう痛帝陛下じゃな!(みんなもハンネ、ゲットじゃぞw)

そんなこんなで誕生した「痛帝陛下」、当初はやっぱり同級生のみぞ知る名前、もちろん世間の目には触れずにおりました。高校2年の秋(秋だっけ?)、先輩から進められた"Twitter"なる精神破壊サービスに参戦する運びとなるも、フォロー・フォロワーが知り合いばかり。まさにポケットモンスター井の中の蛙/お山の大将。だってインターネットの見知らぬ人とつながるの怖いやん?

しかし、どこで道を間違えたのか、アニメアイコンで四六時中愉快なツイートを量産する「ツイのオタク」と呼ばれる方々の存在に気づいてしまい、あっという間に感化されて今ではこの有様。

・・・いや、すみませんでした。私はツイのオタクでもツイッタラーでもございません、ただの大うそつきのこ汚い童貞です。マジで炎上だけはご勘弁願えますか?まだインターネットしたいです・・・

知人に知れた名をインターネットで名乗る代償

さて、ここまで長々と痛帝陛下の誕生と歴史を振り返り散らかしましたが、今になって一つだけ悩みができました。それは・・・

痛帝陛下の実名・顔・学校・出身からケツの拭き方まで知る者が多すぎる

知人とのインターネット交流において中学からずっと痛帝陛下を名乗り続けたこと、ツイのオタクに感化されてからはツイートが恥ずかしい有様となったことで、あんまし関係ないただのクラスメイトだとか学科の同期、果ては先輩のサークルメイトにまで痛帝陛下という存在が拡散されてしまった・・・それを今の今まで目をそらし放置していた結果です。

(もちろん、本当に仲のいい知人たちには、リアルでの人となりとインターネットでの邪悪な醜態を知っていてなお仲良くしてくれることに、そして痛帝陛下というインターネット人民のユーモアをそれなりに評価してくれることには感謝感激雨あられ、万歳三唱拍手喝采狂喜乱舞であります。インターネットで発信する内容は自身の人生からひねり出された言葉であり、痛帝陛下のインターネットの歴史を割と肯定してくれることに他ならないと思っているので。)

身内でワチャワチャしている分には問題なかろう、たかが1ツイッターラの身元が割れたところで誰も得をしないし、その時はインターネットやめればいいし・・・そう思っていた時期が私にもありました。

しかしこれは、ツイッタラーの枠を超え、インターネットにコンテンツを生み出すような・・・例えばゲーム実況者やVtuberやブロガーやオナホマイスター(???w)といった新しい事をしたくなったとき、「痛帝陛下」の名前を使う事にリスクが出てきてしまう。(2022/05/16追記)というか現に、つい2ヶ月前から何を血迷ったのかゲーム実況動画を「痛帝陛下」として投稿し始めました。(追記終わり。人生も終わり)

身バレ」・・・1度は聞いたことのあるワード、それこそVtuber追ってる方には禁句にして常套句じゃないでしょうか。ここで最初のハンドルネームの解説が伏線として効いてくるんです。

痛帝陛下の重大な個人情報を持っている人間が、おそらく普通のインターネットユーザーよりも比較的大量に存在する・・・この事実はインターネットを知れば知るほど身の毛がよだつものかと思います。怖くてブラウザ閉じたくなっちゃった君、インターネットを正しく理解できてるぞ!意味がわからんお前、Yahooきっずからやり直せ。俺もやり直したい。

本当は怖いインターネット

陛下くんの身辺は確かに信頼できるオタク、人間性とリテラシーの出来上がった猛者ばかりだと信じております。信じてはいるけれども、やはりインターネットの怖いところは「うっかりミスが身バレにつながる」こと。私自身に加え、仲のいい友人、そしてあんまり交流のない知り合いの知り合い・・・余りに多すぎるその全員が一生そんなミスをしないとも限らない。いや、もしかすると陛下くんの並ならぬ天賦の才に嫉妬して、うっかりリークしちゃうおしゃべりさんだって・・・それはいないか、そうだよな、いないか・・・ハハ・・・ヴォイ泣w

特定なんてできるはずねぇ!wダハハハ情弱がよww
とか思ってませんか?インターネットには、わずかな情報わずかな写真から地域・顔・職業・学歴・副垢・その他諸々を割り出す恐ろしい"人々"がおります。大事なのは、こういうのはだいたい(全部じゃないよ!)一人ではなく"集団"で、リアルタイムに情報交換と議論を繰り返して特定を進めるということです。誰かがその気になれば、インターネットで覇を成すあの人この人の箸の持ち方から股間の洗い方まで分かる…かもしれない。それは言いすぎた、流石に無理だね。

そういうインターネットの末恐ろしさを理解している猛者たちは、自身のプライベートを表に出さないよう自己防衛の限りを尽くしていると思われます。かくいう私も、特に有名人でもなんでも無いながらも、自身の顔や名前はもちろん居住地域や大学も隠している…つもりです。でも結局Twitterに自分のことペラペラ言っちゃうアホなので、やろうと思えば一日かからずに陛下くんまでたどり着けると思います。やめてください。これ以上親や指導教員に頭を下げたくありません。

そりゃもちろん、こんなインターネットの隅っこでブツブツ言ってるオタクくんが突然バズって覇を成してしまうなんてのは天文学的確率です。しかし、こういう危険性を考えるとどうしても新しいことに手を出せない怖いよプルプルといった感じで生まれたての子鹿になってしまうわけです。

「痛帝陛下」に馳せる思い

じゃあ痛帝陛下って名乗るのやめたらええやんか!

――――それは、そう。

たしかにそうなんです。身バレが怖けりゃ、こんな身内向けのハンドルネームとは別の名前でひっそり活動してしまえば良いわけです。しかしこれが一番の問題で、上述の歴史をじっくり読んでしまった暇人さんはお察しのとおりですが…

「痛帝陛下」に並ならぬ愛着と誇りをもっている

という致命的な感情があるわけです。齢27にして未だにふざけたツイートを繰り返し、知人からも顔も見知らぬフォロワーからも「陛下」と呼ばれ、良くも悪くも「何だか色々無駄に一生懸命な痛い27歳」と思われたり思われなかったり・・・痛帝陛下という名前を名乗り続けた歴史を簡単に捨てるのは、なんだかもったいない気がしてしまってね・・・。結局、インターネットのどんなコンテンツであれ「名札をつけろ」と言われたら「じゃあ痛帝陛下と名乗ります」と、こう思うわけです。

そもそも考えてみれば

そもそもうっかり物の弾みで有名になっちゃったりインターネットで覇を成すこと、うっかり個人情報が漏れちゃって身バレすること、身バレによって家凸学凸会社凸なんかになって騒動になること…どれを取っても確率としては高くない、そしてこれらの確率は掛け算になるから一層低くなるということに気づきました。天才数学者なのでね(?

もう少しよく考えてみよう。陛下くんがうっかりインターネットで覇を成す(有名になる)確率と、陛下くんの個人情報がうっかり流出する確率、これらを""うまいこと""かけ合わせれば「痛帝陛下が身バレしてインターネット辞めざるを得なくなる確率」が割り出せないだろうか。(唐突な数学問題)(真面目に検討する予定でしたが確率論苦手なので秒で投了しました。)

ということで、インターネットで大した活動すらしてない段階で身バレだの家凸だのって考えるのはあまりにも時期尚早だなと、自分で書きながらやっと気づいた次第です。こんなもん書いてる暇あったらさっさと論文執筆片付けて新しい実況動画でも投稿せんかい💢

インターネット活動には気をつけよう!

最後に、インターネットで今なお活躍する猛者たち、まさに今活動を始めたばかりの覇者の卵たち、いつしか活動者になることを夢見る志高き若者たちに、警鐘と自戒をこめて身も蓋もないメッセージを贈りたいと思います。

バレるときはバレる

・・・結局、イタチごっこなんよ。インターネットで活動する限りは身バレの危険と隣り合わせです。じゃあどうすりゃいいんだよっつったらインターネットやめる以外に絶対的な方法はなく、自分でも書きながら「どんなに気をつけてもしょうがないよな・・・」という気持ちになり、この記事を書き始めたことを深く後悔し始めました。正直、この程度で頭を抱えて悩んでいるようではそもそもインターネットをやめたほうが良いのでは?(名推理)という結論が出てしまい、読んでいる皆さんのお時間を完全に無駄にした感じになっちゃって本当にごめんという心情しか無い。

しかし現にインターネット活動者として多くの方が活躍し、人々に素晴らしいコンテンツを提供している昨今。インターネットさえあれば誰もが発信者になれる令和の時代、身バレを恐れてただの情報収集ツールで終わらせるにはあまりにももったいない気がします。なんたってこの自分でさえ、つい最近になって「痛帝陛下」という屋号(?)を背負ったままゲーム実況を放流し、あっさりとインターネット活動者の端くれになりましたのでね。

インターネットが如何にヤバくて最悪な魔境とは言え、各々が武器や防具を持つように身を守る作法を身に着け、リスクを最小限に抑えた上で楽しく活動していらっしゃると思います。今まさにインターネットのゲストからキャストになろうとしている方には、まずインターネットのヤバさを直視し、自衛する努力をオススメしたいと思います。その上で、是非自分の好きな名前で、自分の好きなスタイルでインターネット活動者のいち員になって頂ければ幸いです。

具体的な身の守り方?とりあえず""ググれ""、それがネットの""作法""だろ

まとめ

ということでまとめますと、

・ハンドルネームはインターネットで名を名乗り身を守るための名前
・陛下くんもまたハンドルネームを名乗ってきた者である
・陛下くんの正体を知る人が比較的多すぎるので身バレしやすい
・インターネットは僅かなヒントから膨大な情報を掘り出される魔境
・でも10年以上使ってきた名前捨てたくないので名乗り続けま~すw
・みんなもインターネットには気をつけよう!(やめようとは言ってない)

ちゅーこってしたw
陛下くんもゲーム実況投稿者の端くれ(?w)として、とりあえずこの「痛帝陛下」という看板を降ろさずそのまま持っていこうと思います。そうするからには、自身の個人情報あるいは人様の個人情報ですら扱い方には最大限注意しないと即死ですわな。それでもなにか起きたら頑張って何とかするか、インターネットの達人や法律の達人に泣きついて事なきを得るか、最悪はインターネットから足を洗って山奥で霞でも食べながら仙人のような暮らしをしようと思います。嘘です。

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