認識はいつどこでつながっていくのか その2

一つの「認識」に含まれる「認識」の集合やその内容は、いつも完全に同じではないかもしれない。新たに出現した「認識」が既存の集合に含まれうるからである。にもかかわらず、これまでと“同じ「認識」”としてその集合は維持される。見たことのない「みかん」の品種に出会っても、「みかん」という「認識」の集合は崩壊しないだろう。
その時によって集合の部分は変わるかもしれないが、全体は保たれる。これによって、新たな「認識」が既存の「認識」とつながりを持ち得るのかもしれない。

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