認識と主観と世界のつくられる順番

「認識」が「主観」の中に「出現」するきっかけは二つあると考えられる。
・一つは、身体の外から始まる流れである。
身体の外からの刺激 → 身体の感覚器官(による感知) → 「認識」との結びつき
・もう一つは、身体の中から始まる流れである。
身体の中からの刺激 → 疑問や欲求 → 「認識」との結びつき

「認識」は集合して「主観」を形成することで、初めて「主観」の中に「出現」する。言わば“「認識」から「主観」を組み立てていく仕組み”によって、我々はいきなり「認識」に面会させられる。
我々は「主観」のなかで初めて「認識」と出会うが、その「認識」が「外」にあるのか「頭の中」にあるのかをすでに知っている。「認識」も「主観」も、我々にとってすでに完成した状態でいつも現れる。

「主観」は「体験」であるし、その「体験」は一つの「認識」として別の「主観」に集合するかもしれない。我々は無数の「主観」や「体験」を通して「世界」を認識していく。


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