自分の状態と新しい認識の把握

「自分」の「状態」を概ね同じ「状態」として保つためには、「自分」以外の対象もまた恒常的に存在する「認識」としてあらしめる必要があるだろう。「自分」の「状態」は「認識」の「集合」であるからだ。
しかし、ある対象が“新しい「認識」”として捉えられる場合、ある対象を“恒常的にある「認識」”として捉えようとする働きはどこかで停止させられる。
ある対象を新しい「認識」として捉える働きと、「自分」の「状態」の恒常性を保つ働きの両方を同時に達成する必要がある。
対象にどの「認識」をあてはめるかを決定する基準には“「自分」の「状態」の恒常性を保つ範囲で”という制約がかかっているだろう。

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