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ライヴにむけての練習

バンドは個人練習がとても大事。

家でしっかり練習して歌詞を頭にいれてスタジオに行き、今度は全員で合わせる練習をする。

それができたらもうひとつ重要なことがある。

それはライヴを想定してやる練習である。

開始のSEも流して演奏の後にMCも入れる。

大事なのが上手く弾こうとしなくていいこと。やるのはライヴ用の演奏である。

お客さんは自信なさそうにミスらないように演奏する人間を見に来ているわけではない。

ステージでは小さい演奏をすれば更に小さく見えるが、大きい演奏をすればもっと大きく見えるものである。


個人的にここで重要なことがもうひとつある。

それはお客さんをイメージすること。

1000,2000,いや10000人ぐらいのオーディエンスを想像するのである。

野外コンサートで地平線までいるお客を想像するのである。

それだけのファンが自分を見に来てくれているのに、果たして手を抜くようなことができるだろうか?

もちろんインディーズバンドはそんなにお客さんを呼べるわけではない。

9割のバンドが一桁か二桁ぐらいの集客だろう。

だが集客力は関係ない。

お客さんが1人しかいなくても1000人、10000人の前で演奏していると同じ気迫と情熱が必要なのだ。

もしお客さんがひとりしかいなくてもそれだけの演奏ができれば、そのひとりは次のライヴも必ず来てくれる。

そのたったひとり、実はSNSのフォロワー50万人かもしれない。

そんな感じで輪が広がっていく。

ひとりのために10000人分の演奏するのだ。


スタジオ練習もやってくると慣れてしまう。

同じ曲をずっとやっているとやる気も失せていくかもしれない。

だからライヴをやらなければならない。

自分たちを観に来てくれる人がひとりでもいる限り、真のバンドマンはモチベーションなど決して下がらないのだ。


9月にライヴ、やれたらいいなぁ…。





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