火起こしで学ぶ慢心
キャンプに行ってまいりました。
本当は1日だけのつもりだったのだが、初日があまりにも良くないキャンプだったので延長させてもらった。
2日目も近日アップします。
今回のキャンプはとにかく火起こしに苦労しました。
山や森はどうしても夜露があるので薪になる倒木や枝が湿気っている。
だから明るいうちに薪を集めて天日干しするのだ。
そんなことは知っていたはずなのだが、動画にすることばかり考えて乾かすことを怠ってしまっていた。
自分はもうキャンプのベテランだと無意識に思ってしまっていたようだ。
僕はまだ火も安定して起こせないひよっこである。
キャンプをする目的はyoutubeに投稿するためではない。
ただ一人で全部やらなければならない空間を楽しむためなのだ。
用意を怠るとすべて自分に返ってくる。
以前しっかりとしたキャンプ動画を撮ろうと思って出かけてみたことがある。
三脚にカメラを添えてモニターでしっかり映りを確認。
ピンマイクを付けて音声も別撮り。
カメラ映えする料理を考えて作り、さも美味しそうにたべた。
よいものが出来たと思って家のパソコンで撮影動画を観てみると、キャンプのロケをしている自分が映っていた。
楽しそうな演技をしているのである。
自分で観ていてキツかった。
それは動画はお蔵入りにした。
キャンプを撮影するなら良いものを作りたいのは事実。
しかしキャンプは人に自慢するようなことではない。
他人にどう思われようがどうでもいいものである。
いつしか孤独になりたいと思って始めた本来のキャンプを忘れていた。
もうすぐ冬のキャンプのシーズン。
バーベキュー目的の人が減る冬キャンプこそ孤独を楽しめる。
そして火を起こさないと最悪死ぬという環境こそ火起こしを本気で学べるのである。
痛くなければ覚えない。
サポートいただければツインテールの活動がより円滑に動きます! それはつまりジャパニーズヘヴィメタルが動くということだ!