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メロデス(メタル講座)

先日のアーカイブとカーカスのメタル講座

カーカスに関しては動画内で語っているので。


初めてメロディックデスメタルを聴いたのはたぶんキャンプテンロックだったと思う。

毎週金曜日夜0時から放送されていたラジオ番組である。

最初がインフレイムスなのかアーチエネミーなのかダークトランキュリティなのか忘れてしまったが、デスメタルというメタル界でも異端の音楽にハロウィン的なメロディを足す音楽は衝撃だった。

いろんなメタルバンドを聴く人でもデスメタルだけは忌避している人は多い。

しかしそんな人達をメロディックなギターソロでデスメタルに引き込んだのだ。


元アーチエネミーのアンジェラ・ゴソウの登場も大きいだろう。

その当時は本当にデス声を女が出すなんて想像もしていなかった。

ヒゲとかドレッドヘアーのオッサンしかいないようなデスメタルの世界に華やかさをもたらせたのは事件であった。

女の子でもメタル、しかもデスメタルをやってもいいということ示したのだ。

実際ライヴハウスでもデス声を出す女の子ヴォーカルはけっこういた。

間違いなくアンジェラ・ゴソウの影響である。


マイケル・アモットの影響からカーカスはハートワークという名盤を出した。

彼はカーカスでの活動時期は短かったが、彼が撒いた種は世界中に花開いた。

更にメロディーを増すバンド、ブラックメタルと結びつけるバンド、そしてメロディックデスメタルの名を排して更なる進化を遂げたカーカス。

カーカスはメロディックデスメタル的なアプローチをしなくなったが、過去作品での経験は確実に生きているだろう。

ハートワーク時代にも感じられる歌ものとしての楽曲の完成度の高さ、リフの傲骨さは確実に生きている。

まあとやかく言わずこの2枚を聴いてね。

それで全部わかる。

画像1

カーカス ハートワーク


画像2

カーカス サージカル・スティール

うん、我ながら良い出来である(笑)

ありがとう、いらすとやさん。

サポートいただければツインテールの活動がより円滑に動きます! それはつまりジャパニーズヘヴィメタルが動くということだ!