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ふりそでーしょん

こんにちは。今回は成人式のことにちなんで振袖のお話をします。
着物といえば日本の伝統衣装なのですが、そもそも振袖とはどんな時に着て、どんな時に使用されていたのでしょうか。
調べてみようと思います。
成人式に女性が振袖を着るということに慣れている私たちが考えることは少ないと思いますが、この機会に考えてみましょう。
まず成人の日がある理由として、大人の自覚を持つこと、20年間健康に生きてこれたことを両親に感謝することが目的だそうです。
振袖とは、着物の1種で袂が長いものを指しています。若い未婚女性の第1礼装として用いられる着物で成人式や卒業式といった祝い事で振袖を着る人が多いです。
歴史としては、江戸時代まで遡ります。江戸時代は小袖と呼ばれる着物の形が一般的でしたが中期になると袂が長くなった着物が用いられたそうです。この袂の長い着物はとても美しく、女性らしいという理由から一般庶民の間で大流行しました。明治時代になると柄や色が華やかになり、今の振袖に近くなります。この着物は袂が長かった事が特徴でそこから振袖と呼ばれるようになりました。
また袂の長い衣装は江戸時代中期以降に正式に子供や未婚女性の衣装になりました。   振袖は、未婚女性の身分を明かす道具にも用いられ、関所を通る際には未婚女性は必ず振袖を着ることが義務付けられていました。   しかし、普段の生活の中で袂の長い着物は勝手が悪く、自然と日常生活で振袖が着られることも無くなりました。   それでも踊りの世界だけのものに留めておくのはもったいないということから、振袖は特別な日に着る晴れ着となったのです。   また、江戸時代では18歳を迎えた女性は振袖の長い袂を切って留袖に改めることで大人として迎え入れられたといいます。一種の通過儀礼ですが、この通過儀礼が元で振袖はミスの礼装、留袖はミセスの礼装と考えられるようになったのです。  
という歴史があったのですね。
私も寛解調べてみて知った事が多くあり、嫁入り前にしか着られないということを初めて知りました。振袖は特別なものなのでもっとたくさん着たいですね!


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