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【現実を錬成するシリーズ】⑤本気でのめり込んだものがカタチになる


『チャンスが来てからやろうとする人がいる。』


『それではいけない。この世は"先だし"が基本。だからあなたから先にエネルギーをかけないといけない。』


『エネルギーとはお金・労力と言った、物理的なものや具体的なものもあるけれど1番は思考時間。』


『そう。思考と時間だ。思考と時間を使ったものはこの世界にポンポン現れてくる。小さな苗が大きな大木に育つみたいにね。』


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(前回まではこちらから↓)


『でさ、前も話したじゃない?思考と時間を先に使えば、すぐにチャンスがくるって。


「はい。だけど、1日中そのことを考えていたり、1日中仕事をしてるからって、成果に結びつくわけじゃないんですよね。」


『だよ。カンタンさ。これね、なんとなくやってるから。


「なんとなくやってる?」


『そう。なんとなくやってる。
あなたは今のめり込んでることってある?』


「え?のめり込む?う〜ん、少し前は英語だったけど、ハマるまで行くものは今はないかも。」


『ね。いいかい?この世で大きく形になるのはのめり込んだモノなんだ。


「のめり込んだもの?」


『形にならないもの…時間やお金を投資しても行動しても、イマイチな結果にしかならないのは、なんとなくやっているから。なんでもだね。
何か他のことを考えながらそれをやってないか?ってこと。』


「耳がイタいですね。」


『あはは。例えば、仕事をしていても、本当は他の仕事に就きたいな〜とか、早く帰りたいな〜とか、帰ったらドラマの続き見たいな〜とか、色々考えながら仕事してしまうことってあるでしょう?』


「仕事がイヤだったときは、しょっちゅうそんなこと考えながら仕事に行ってましたね。」


これじゃ、その仕事で成果は出ないよ。


「え?なんで?そこそこできてましたよ。私。」


『でも毎日文句言ってたじゃん。』


「う〜ん。イマイチな評価だったし、本気でやりたい仕事にはつけないし、今の仕事にモチベーションがあんまりないし、みたいな感じでしたからね。」


『ようは、中途半端なんだよね。思考と意識がほしいものにまったく向いてないから。


「うっ。それはありましたね。」


『時間は8時間使ってるようだけど、気持ちがないから
まあまあ、そこそこくらいしか成果はでにくい。』


「たしかに。満足がいくような立ち位置ではなかったです。」


『かと言って、本当にやりたい仕事にもエネルギーを使えてない。そっちも迷ってばかりで、何かしようとはしなかったでしょう?』


「グサグサきますね。」


『つまりね、全然、エネルギーが足りないのよ。
思考や意識があちこちに分散しているから、形にならないのよね。』


「なんとなく…の"気持ち"だと形にならない…と。」


『そう。気持ちが1番大切なの。
これは、就きたい仕事にすでについていたり、または、他の仕事や夢やチャンスがほしい場合でも同じだけど、
チャンスがきてからがんばっちゃダメ。
先にエネルギーを注ぐ。のめり込むレベルで先にやるの。』


「のめり込む…。売れない時期でも、ネタを欠かさず書く芸人さんみたいな感じですか?それで花開いたという。現実がどうであれ、本気でやれ、と。」



『うん。のめり込むほどにそのことにエネルギーを注ぐのは大切なんだけど、ここで大切なのが、思考、そして、意識だ。』


「思考と意識。」


『わかりにくいからもっと具体的に説明するね。
まず、思考って言うのはね…何を考えながらそれをしているのか?ってこと。』


「何を考えしながらしているのか。」


『例えば、いくらの本気でやろうとしていても、
ついつい、やりながら違うことを考え始めちゃうものなんだよ。


「違うこと?」


『うん。

"めんどくさい。"
"もっと違うことしたいな"
"こんなことやってて何になるんだろう?"
"どうせ、やったって意味ないよ"
"私もあの人みたいな生活送りたい"
"もっと違う道を歩んでいればよかったかな"

とかね、フッと頭に浮かんでしまう。


「フッとくる瞬間は確かにある。」


『ぜんぶやめなさいな。それ、エネルギー漏れしているから。』


「エネルギー漏れ?」


『そう。そういうのって、心ここに在らずな気持ちでやっているのと同じだから、夢エネルギー値がたまらないんだ。時間とお金をかけても、労力をかけても、サラサラ流れていく感じになる。』


「現状維持だと??」


『うん。"無我夢中"って言葉があるでしょう?』


「はい。」


『我を忘れる。自分の人生とか、これからの将来とか、過去とか、そういうの一切忘れる。頭に浮かばない。何かに夢中になる。没頭するというのはそういう状態なの。』


「フワフワ考えてるうちはまだまだだと。」


『うん。心がそのことに向くというのは、他のことを考えるスキマすらなくなるくらいの状態なんだよ。


「没頭してるときって確かにそんな感じ。今に集中しているから。」


『するとね…その没頭状態に合わせてチャンスがやってくる。


「こちらの状態に合ったものが引き寄せられてくる、と。」


『ぶっちゃけさ…』


「はい?」


『当たり前感あるでしょ?』

「え?」


『あなたの人生うまくいっていたとき…
当たり前感あったでしょう?


「あ〜正直ありました。仕事でノリノリのときも、そりゃそうだと思っていたし、モテたときもそりゃそうだと思ってたし、ニートから医療行ったときも行けて当たり前だと思っていたなぁ。先に"臨場感"があるんですよね。」


『だよね。臨場感があるの。いわばね、"なりきり"なんだよね。』


「なりきり?」


『そう。なりきり。没頭してるとき、人生の悩みなんて浮かばない。楽しくて仕方ない。そんな臨場感があったら、願いが叶うのは当たり前なんだよね。』


「そっか。臨場感をつくるためにも、のめり込んでしまった方がいいんですね。」


『ただし、そのときだけ集中しててもいけないんだよね。例えば、仕事で花開きたくて仕事中はのめり込めたとしても、それ以外でも余計なことは考えちゃダメ。』


「それ以外って?トイレとかですか?」


『トイレでも、休憩中でも、家に帰ってからも、いっさいネガティヴなこと考えるのやめなさい。忘れなさい。そういうことは。』


「家に帰ってからもですか。」


プラスよりマイナスが大きいのよ。プラスのエネルギーをいくら創ってもマイナスが多いと打ち消されていく。


「マイナスな思考を作らないってことが何より大切なんですね。」


『うん。その方が楽しくなるからね。楽しい!と感じるくらいまで、とりあえずのめり込んでごらん。まずはやってみる。そこまで行けば、マイナスなことを考えることもなくなるからね。次回ももう少し話をするよ。』


つづく。



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