エルエイオート製 減衰&プリロードアジャスター クイックサス インプレッション


パーツの概観

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「サスペンションセッティング」
この言葉、バイクに乗っているなら聞いたことがある人も多いと思う。特にSSタイプのバイクともなれば、ノーマルのサスペンションであっても様々な機能を調整し、セッティングを変更する事が出来るようになっている。
ここ数年でバイクの出来はどんどん良くなっていて、よほどの事がない限り納車時のセッティングを変更しなくても特に違和感なく走れる。それでも、サスペンションのセッティングを変える事でバイクの乗り味を「味変」するという遊び方も楽しむのは有りだし、小難しい事を考えずに「乗り心地が良くなった」「ブレーキを掛けやすくなった」「曲がりやすくなった気がする」という感じでどんどん遊んで、バイクの楽しさをより堪能して欲しいなぁと思う。

しかし、リヤサスペンションはある程度調整を済ませればそうそう弄ることはなくなるのだが、フロントサスペンションは細かく調整したくなることがよくある。実際、ノーマルのリヤサスペンションは大雑把な調整機構しかないが、ノーマルのフロントサスペンションはかなり細かく設定を調整することが出来るようになっている反面、素手でそれを弄る事は出来ない。14mmのレンチとマイナスドライバーが調整に必要な工具なのだが、これらをいちいちバッグ等から取り出して調整し、またバッグに工具を仕舞ってから走り出す…一度や二度ならまだしも、何度も調整をしたい時には実に面倒くさいのである。

前置きは長くなったが、そんなサスペンションセッティング遊びをしやすくするためのカスタムパーツが、今回紹介するエルエイオート製の減衰&プリロードアジャスター「クイックサス」である。

アルマイトが施されているプリロードアジャスターに、減衰力調整ノブが組み合わされる構造となっている
裏面。取り付け時に減衰力調整ノブのピンを、フロントフォークの減衰力調整パーツのマイナス溝に嵌め込む必要がある

今回はYZF-R7のフロントフォークに取り付けてみた。

一般的なプリロードアジャスターと同じ様に、フロントフォークのトップキャップへ被せるように取り付ける。
グローブを付けたままでも容易にアジャスターを回せる様、サイズは大きめになっている。
取り付け後の概観。

このパーツはプリロード調整に加え、減衰調整も工具不要となっている。減衰調整は、動画のように調整ノブを回す事で可能となっており、滑り止め加工されているのでグローブをつけっぱなしにしていても問題ない。

本体から長く生えているフィンのおかげで、プリロードも調整しやすい。

先述した通り、フロントサスペンションの調整をする機会は数多くあり、例えば走行する場所や気温の変化があった時…ツーリングで平地から峠道に入ったり、その逆の時に調整出来れば乗り心地やコーナーでの曲がりやすさをシチュエーションに併せて調整できるのだ。その時に工具が不要なら、面倒臭さもなくなるので積極的にセッティング変更を楽しめるようになる。

これらの事を踏まえると、このパーツは下記のようなライダーにおススメできる。
・サスペンションセッティングで遊びたいが調整に工具が必要なのは面倒くさい
・ツーリングで走る平地や峠道等、様々な場所を常に気持ち良く走れるよう細かくセッティングを変えたい

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