見出し画像

ステージ変わりの前の学び【共同創造】

前回の続きになります


相手からは、
「とりあえず、綺麗に消してください。」
「この壁も建て替えることにするんだけど・・。」

と言われました。

わたしが塀を建て替える覚悟もしていたので、その返答には、ホットした氣持ちもありましたが、


わたしの中では、

・この落書きを綺麗に消せばいいのかしら?(それで納得してもらえるのかしら?)
・でも、下の土壁の塗料も消えてしまったらダメよね?(そこは求めていないのか
 な?)
・建て替えると言っていたから、とにかく消せばいいってことなのかな?
・油性マーカーで書いてしまっているから、相手も、消せないことを承知の上で、
 消してください。とあえて言ってきているのも分かるんだけど。
・消せないのを承知で、とにかく消す行為をして、誠意を見せる事が大事なのか
 な?
・業者に頼んでやってもらったほうがいいのかな?
・誰かに相談した方がいいのかな?

わたしの迷い

色々な迷いがあったものの、わたしは、とにかく言われた通り、【消す】ことに
全力を注ぎました。

いくつもクリーナーを買ったり、注文したりしては試し、

正直、消えないよな・・・。

とは感じつつも、やり尽くす。と思い、3日間ひたすら消し続けていました。

子供にも手伝ってもらったり、意外にも消えてきて、でも、どうしても薄〜く残ってしまう箇所は、細かいヤスリで擦りました。


わたしは、上から塗料を塗って、綺麗にしなければ完全に綺麗にならないと感じていました。
そもそもの土壁の色が薄〜いクリーム色なのもあり、綺麗に落書きを消さないと、上から塗料を塗ることもできないので、とにかく消しました。


消すことはできたけれど、やはり、擦った部分が分かる感じにはなってしまっていて、塗料を塗らないとだな。ここはプロに頼んだほうがいいかもしれない。

と感じつつ、とりあえず、勝手に塗装作業をしたりして、反感をかってしまっては嫌なので、相手に「消しました。」との報告をしました。


ここでも迷いました。

消したことによって、消した後が残ってしまった事を報告するべきか?
相手が何を&どこまで求めているのか?

わたしの中で、正直ちょっと甘え心があったんですよね。

相手が、「建て替える。」 と言っていたことに対して。


建て替えるんだったら、相手がわたしに求めていることは、

消せないであろう油性マーカーペンの落書きを、とにかくどんな手段を使ってでも消すこと!

なんではないかって。

だから、消した後が残ろうが、そこは氣にしていないんではないかって、思ってしまったんですよね。


だから、後が残ってしまっている状態のことを言わないで、報告をしてしまいました。(心はモヤモヤしていましたよ・・)


案の定、相手からは批判される返答が返ってきました。

非常に残念です
落書きは犯罪
考えを改めた方がいい
もう少し誠意を持って対応した方がいい

わたしは、相手からの返信に対して7時間位、どう返答したらいいか、迷いながらも、


「親の責任」という想いが強すぎていて、子供達に謝らせる。子供達にも一緒に責任をとらせる。という思考になれなかったこと。
その他、指摘されたことに対しても、

「すみません、改めます。」
と返信しました。

そして、わたしが出した結論は、

子供達と一緒に、もう一度、誠心誠意謝りに行こう。

という答えでした。
なぜ、そこに辿り着いたかというと、

まず、最初に指摘されたところが、そこだったからです。

前回の記事で、

わたしは一人で謝りに行ってこよう。

と決め、そう行動しました。


相手に最初に批判されたのが、

「どうして子供達を連れて謝りに来ないの?」

でした。

そして、相手はいつも、わたしの子供達を呼んで、一緒に塀の前に連れて行って、

「こういうことはしてはいけないんだよ。」

と、わたしの代わりに子供達に教えてくれました。


そうか〜。そこだったんだ。と氣付いたんです。

しっかりと、してはいけないことは教えること。
そして、誠心誠意謝ること。
そこを、子供達にしっかりと教えることができていなかったので、
それこそが、わたしの学びだったんだ。
と氣づきました

なので、わたしはすぐに、子供達を連れて、再度謝りに行きました。

最初は、
「もう、良いよ。」「こっちも早く終わらせたいから。」

と言って、納得してくれていない様子だったので、

ものままでは、終われない。

と感じ、今後の対処について話したり、わたしが思っていたことをお話ししました。

わたしは、もうその頃には、泣いてしまい・・・。


謝ることしかできずにいました。


「これから、お金もかかるし、1人で4人を育てていくんでしょ?」

子供達には、


「ママ、泣いてるよ。」
「ママを悲しませちゃダメだよね。」

長男には、

「ママを守ってあげてね。」


と言ってもらい。


「こうやってさ。
こういう親の姿を見せていかなくちゃね。」

と。

わたしが今まで、出来ていなかった事を学ぶために起きた出来事だったと、わかりました。


ゴミが捨てられなかった事の【フラクタル】・・【過去の清算】
わたしの【親としての強すぎる責任感】・・【手放し】
そして、
子供達へ【ティーチング&コーチング】をしていくことの必要性・・【反転】
の学びでした。

今回の学び


やっとわたしは、これで終われた。
と安堵しました。


共同創造していただいた相手には、感謝でいっぱいです。
ありがとうございます。


この事を終えての、ステージ変わりでした。


募集中です☆









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?