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【その1】ポルシェボクスターにデジタルミラーをDIYで取付ける(準備編)

この記事は、ポルシェ718ボクスターにセルスター製デジタルインナーミラーCS-1000SMをDIYで取り付けたときの記録です。

はじめに

みなさんこんにちは!
私はポルシェ718ボクスターという車を所有しており、天気の良い休日などは近場を走り回ってオープンカーライフを楽しんでいます。
718ボクスターは走りに関しての性能は申し分なく素晴らしいのですが、幌を閉めた状態ではものすごく後方視界が悪いのが難点です。
これはボクスターに限らずオープンカー共通の宿命と言えます。
しかし、ここ数年で登場したデジタルインナーミラーを使うと、この難点をカバーすることができます。
デジタルインナーミラーは、後方をカメラで撮像してインナーミラー部の液晶に映す機器です。
実は私は今までも中華製のデジタルインナーミラーをボクスターに装着していてとても快適でしたが、一方で最近の車にわりと良く付いている先行車発進お知らせアラームなども欲しいと常々思っていました。
そんな中今年に入ってからなんとその悩みが解決できそうな救世主として、セルスター工業から純国産デジタルインナーミラーCS-1000SMが発売されましたので、早速入手しました。
(といっても昨今の半導体不足の影響からか5月に注文して入荷したのは9月でしたが。ナント納期4カ月!)

CS-1000SMの特徴

さてCS-1000SMは、デジタルインナーミラーの機能に加え、ドラレコ前車発進警告(先行車発進お知らせアラーム)、後方車の接近警告など各種運転支援機能も加わった高機能な製品です。この記事では、CS-1000SMをポルシェ718ボクスターに設置する手順を説明していきます。

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この記事では、まずは必要な物を確認していきます。

用意したもの

①デジタルインナーミラー関係
・デジタルインナーミラー本体 CS-1000SM
・フロントカメラ GDO-38
・直結配線DCコード GDO-42
②補材関係
・ケーブルタイ
・ギボシ端子
・平型ヒューズ電源取り出しコード
・シール付きのスポンジマット
・深口カブセ12
・アクリル板 20mm×50mm t2.0
・ブラインドリベット
③道具関係
・自動車用のリムーバー
・星形レンチ(T12)
・ボックスレンチ
・ギボシ端子のカシメ工具
・ハンドリベッター

以下、写真付きで説明します。

①デジタルインナーミラー関係

・デジタルインナーミラー本体 CS-1000SM

まず本体。ないと始まりません。

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下記は同梱物。
左からカメラ接続コード、GPSユニット、電源ケーブル、その他の付属品。
GPSの下にある小さくて四角い黒いのがリアカメラです。

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・フロントカメラ GDO-38(オプション品)

CS-1000SMではいわゆるドラレコ機能はオプションなので、フロントカメラもオプションです。
今回先行車発進お知らせアラームをつけるのが目的なので、この記事では必須となります。

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 ・直結配線DCコード GDO-42(オプション品)

CS-1000SMの標準ケーブルは、シガーソケットがついています。
ソケットどうしでつなぐか、ソケットを切り落としてギボシ端子などで中継するなこれは不要です。

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②補材関係

・ケーブルタイ

きれいに配線するにはこういうのもあった方が良いですね。

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ギボシ端子

電源を接続するのに使います。
アマゾンとかオートバックス、ホームセンターで売ってます。

・平型ヒューズ電源取り出しコード

ヒューズボックスから電源を引き出すのに使います。
アマゾンとかオートバックス、ホームセンターで売ってます。

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・シール付きのスポンジマット

厚さ約2mm。
適当に重ねてデジタルインナーミラーの裏に貼り付けて、ミラーの角度調整に使います。

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・深口カブセ12(ホームセンターで売ってる素材)

幌を開けたときでも、リアカメラが使えるようにするため、ウインドストップ(スクリーン)にリアカメラを固定します。
しかし付属の取り付け治具では、どうしても変な方向を向いてしまいそのままでは使えません。
深口カブセは、リアカメラを最適な向きに取り付けるための治具を作るための材料になります。
これは工夫次第で他に良いものがあれば何でも構いません。

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・アクリル板 20mm×50mm t2.0

同じくウインドストップ(スクリーン)にリアカメラを取り付けるための治具を作るための材料です。
端から7.5mmの距離に2か所Φ2の穴を空けておきます。
写真のものは失敗作で、穴位置がズレちゃってますwww

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ブラインドリベット

深口カブセとアクリル板を締結するのに使用します。
接着剤とか両面テープでも良いと思います。

③道具関係
・自動車用のリムーバー

車のマットをはがしたり、マットの隙間にケーブルを押し込んだりするのに使います。
無くても構いません。

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・星形レンチ(T12)※必須

配線の際にサンバイザーとAピラーを外さなくてはなりませんが、サンバイザーは星形のネジで取り付けられているため、これは絶対に必要です。

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・ボックスレンチ

車体からアースを取るため、車体のボルトを回すのに使います。
普通のスパナでも構いませんが、緩めたボルトを下に落としそうで怖いのでボックスレンチを使いました。

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・ギボシ端子のカシメ工具

電源接続をちゃんとやるなら、やはりギボシ端子を使った方が安心です。
自分は、エーモンのギボシ端子とセットのものを使っています。

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・ハンドリベッター

深口カブセとアクリル板を締結するため、ブラインドリベットをカシメるための工具なので、絶対必要というものではありません。
自分は、近所のホムセンでブラインドリベットもついて980円という破格の安さのを買いました。

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まとめ

いちおう必要な材料は以上になります。
この続きでは、いよいよこれらを使ってポルシェボクスターにデジタルインナーミラーCS-1000SMを取り付けていきます。

では!

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