虎木

思いついたことを、つらつらと文章にしています。 記事へのご意見などあれば、気軽にDMく…

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思いついたことを、つらつらと文章にしています。 記事へのご意見などあれば、気軽にDMください。

最近の記事

まさかの誤算

1.はじめにわたしは夫との離婚を決意した。 夫には不倫相手がいることが分かったからだ。 夫が家にいない時間も増え、買い物や宿泊先も隠さないかのように明らかなクレジットカードの出費が増えた。 何より、不自然な着信名を見たことと、風呂場に持ち込んで話していた会話を聞いてから、不倫はほぼ間違いないと感じていた。 あとは、離婚協議をわたしの有利に進めるだけだ。 夫の不貞の証拠を得るために、太田事務所という個人探偵の事務所に行き、わたしからの要望を含めて尾行を探偵に依頼した。 2.不

    • 耳を疑った不倫相手

      1.はじまり夫の尾行を探偵に依頼した。 不倫の疑念に対する真偽を明らかにしたいからだ。3ヶ月ほど前から、家の中でもスマホを肌身離さず持ち歩くようになり、休日に突然外出して夜まで帰ってこないこともあった。 両親か2歳上の姉に、まず相談しようとも考えた。だが、周りの人の目を気にしてしまう性格で相談できず、第三者で不倫調査のプロに相談した。 太田事務所という個人探偵の事務所に到着し、用意していた夫の写真やこちらで把握している行動範囲や予定を伝えてその日は終了した。 2.尾行尾行当

      • 何が不倫関係のリスクを薄めているのか

        不倫といえば、たいていの方々は嫌悪感を示すだろうが、実際には世界中の男女が不倫関係になっている。 あるデータ(※出展)によると、結婚・交際相手以外に性行為の相手がいる割合を国別に見た時、特に欧州では1ヶ国あたり30%以上が多く存在している。日本も20%は存在しているとのデータで、世界との比較でいえば高くはないものの一定の不倫は存在している。 今回は既婚男性と未婚女性における不倫関係のケースについて考察したい。 なぜこのケースを選択したかというと、男性は本能的に多数の女性との

        • 何が不倫関係のリスクを薄めているのか(続き)

          この記事の前段はこちら 1.既婚男性と独身女性の不倫関係における目的・方向性が違う場合であっても継続するのはなぜかこれは主に以下3つの可能性があると考える。  ①性的欲求への満足が双方の目的である  ②独身女性が、その既婚男性と将来的にどうしたいかの方向性が無い  ③独身女性には他の選択肢が無い <①について> 「目的・方向性が違う」という前提ではないため割愛する。 ちなみに、男性側の不倫目的は「性欲のため」で、男性は先ほどの自己保存の性質に基づいてそれを求めてしまうとい

        まさかの誤算

          既婚者と関係を持ったわたしは今

          ※前編はこちら 5.不倫を知ったきっかけOと交際を開始してからは1ヶ月に1~2回の頻度で会っていました。 「もっと頻繁に会いたい」そう思いながらも、彼には忙しい仕事があるから大学生のわたしが求めすぎるのは良くないと自分に言い聞かせていましたが、交際開始から2か月ほど経ったある日、Oと頻繁に会えない理由を知ることになりました。 その日ふと、Oの名前をFacebookで調べたのです。なぜFacebookで調べようと思ったのか、その直接的な理由は憶えていませんが「なぜこんなに会え

          既婚者と関係を持ったわたしは今

          わたしが出会った男は既婚者だった

          はじめに 現在、世界の多くの国では一夫一妻制が敷かれている。 その制度において秘匿性の関係(不倫)はご法度な行為である。不倫を善悪で判断するなら、世界中のほとんどの人は悪と判断するだろう。 「倫」という言葉には「人の守るべき筋道」という意味があるので、不倫は一夫一妻の道を外れていることになる。 本書のタイトルに「秘匿」という言葉を使ったが、一夫一妻制以外でも「不倫」にあたる関係は人目を忍んだ関係でそれは人間の社会という中では受け入れられないポイントだと考える。 しかし、そう

          わたしが出会った男は既婚者だった