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「ワイルドローズ」観たよ

スコットランドで生まれたカントリー歌手の話。
そのハンデにプラスして、ムショから出てきた、子持ち。

と言うスタートラインからの、ワンス・アゲイン話。

個人的に、ラジオとリスナーとの関係性がすごくいい。
勝手に憧れるラジオDJとリスナーでの勇気づけられ方は最高!!

カントリーの聖地、ナッシュビルでのスコットランドとは違う空気感の楽しさ。
そして、夢と現実の間を埋める形への未来が見えた悟りが素敵。
お金持ちの彼女(人種構成的にはgood)の行動には結構、眉唾ものですが、こういう何というか周りの人の気持ちがわからないと言うか何というかちょっと無粋な感じとかもすべてこのストーリーの最初なんですが、、、
全部、鼻に付くと言うか、ストーリーを動かすためにいる人物であって、もしかして、こいつではなくてもいいのでは。。。とストーリーが進むたびに思う。

ストーリーとして、"いいことが起こる→不幸がおこる"が2つ1セットで、回っている。
これが映画のベースとして構成されているので、観ていると"幸運のフラグが来たから、何か不運が来るなぁー"ほら来た、基本、自分で起こすのか、周りの大切な人かの差であって、ここのバリエーションが少ない。

これを繰り返すと飽きるのですが、上映時間が短いためかギリギリ感情が離れる前に終わるので構成と言うか、編集の妙として感じた。

でも、ただただ、歌を聞くターンの歌が気持ちいい。
歌はいい。でも、歌いすぎると、ストーリーが動かない動きづらいので、歌のパート、お話のパートと観ると絶妙なバランスだと感じる。

悔しいけど親と子供の関係性って、私と親や私と子供との関係と一緒だな。
同じ穴の狢って感じるし、一番の後悔をさせたくないと言う、上から目線の
保護者と感じるところもあるけど、それまでの関係性をもう少し描いているともっと感情が乗ったのになぁ。と少しもったいない。

でも、歌が素晴らしく、ただそれだけで、非常に気楽に観られてるいい作品でした。
多分、この後、一切観ないと思うけど。


選曲はすごくいいので、Spotifyとかで聴くと思う。

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