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maschineについて

あまり詳しくはないですがmaschineについてちょっと書くよ。maschineはNI - Native Instrumentsが出してる、ハード+ソフトウエアです。maschine本体はコントローラーで音源は搭載されません、最新のMK3だとオーディオインターフェースが搭載されます。maschineは必ずwin Mac どちらかのPCに接続する必要があります。maschineのいいところを簡単に3個で書くと

ブラウズがすごい ライブラリが豊富 付加機能(パッドにコードアサインとかスケール機能)がすごい

です。ちなみに自分はMK1の中古しか使ってませんので最新のMK3とかSutudioはわかりません。

まずブラウズ機能、maschine本体のブラウズボタンを押すと、KITや音源LOOPなどをダイヤル回すだけでブラウズできます。その際に鍵盤やPADを叩かなくてもプレビュー再生されるのでKITや音色を探すのが非常に高速で探せます。このブラウズボタンだけでほぼ90%は意味があるんじゃないかと思います。

ライブラリについて、自分はMK1買ってライブラリに投資したほうがいいと思ったのでそうしました。ライブラリ=いわゆるエキバンですが、それぞれ、ジャンルや雰囲気事にかなりのエキバンが販売されていますのでこのエキバンを買わないと意味がありません。じゃんじゃん買いましょう。

パッドにアサインできる機能が豊富、各PADにコードをあてはめられます。コードの種類はそれほど多くはありませんが、一般的なダイアトニック進行とかならかなり使えます。自分でコード構成音はいじれないようなのでそういう用途ならCubaseのコードパッドを使いましょう。あとスケール機能がいい! スケールもリディアンとかブルーススケール、中近東風、アラビックなどセレクトするだけでどのpadを叩いても間違った?音が出ないようになりますので適当にアラビック選択してpadを叩くだけで中近東フレーズの出来上がり。

音源に関してはVSTプラグインは普通に読み込めますので適当なトラックを作ったら、おっかぶせでEZKEYZ EZBASSをプラグインとして同時再生させれば、デモ程度ならちゃんとできます。やり方としてはmaschine使わずに、最初にEZKEYZをスタンドアロンでコード進行を選択して、ある程度構成を確定したら、一度EZKEYZから専用ファイルで書き出します。EZBASSはその専用ファイルをトラックで読み込ませることが可能だから、maschine起動したらそれぞれプラグインとしてezkeyz ezbass 起動して先ほどの専用ファイルを読み込ませたら、曲としての進行はmaschineのナビゲートの位置情報に関係なく再生されます。あとはmaschineのほうでリズムトラックを打っていく感じです。

maschineで読み込んだプラグインシンセのグリグリがmaschone本体のエンコーダーで操作できる。例えばKITを読み込んだMASSIVEのプリセット。音色のEDITがmaschine本体で簡単にできる、もちろんアサインなどは必要ありません。同じメーカーだからすでに操作子にエンベロープ、フィルターがアサインされていますのでグリグリやるのがアナログシンセっぽく簡単にできます。

NKS対応、NKSという規格に対応するソフトシンセならファイル検索のタグが埋め込まれているのでjazzとかslapとかいう検索が一括でできます。また対応のエフェクトもNKS選べます。

最新のソフトウエアのいいところはパターン作成のたびに最初に小節数を先に決定しないといけなかったのですが、何も設定せず永遠に録音し続けるようになりました、これは例えばシンセをグループに立ち上げてPADモードをキーボードにしてメロディを弾く場合に非常に有効です。頭小節に戻らないほうがいいから。それを単体のパターンとしてではなく、普通にDAWのトラックとして扱えるわけです。

iosのmaschineもあります、サンプリングもiphoneで出来るから、iosのmaschineでアイデア作ってそれをPCのmaschineに持ち込むことも可能です。あとKITを読み込むのですがかなりスフトシンセやエフェクトを多用しているエキバンが多いのでPCのスペックが古いと再生ができません。ただコントローラは古くてもなにも再生機能に問題ないです。ただMK1だけはダメ、MK1のUSBコネクタは欠陥品なのですぐに接触不良で使えなくなりますのでMK1の中古などは絶対に買ってはいけません、中古でもMK2以上のUSBコネクタがオレンジのやつを買いましょう。あと気づいたのですがアフタータッチ搭載してます。これは古くはDX7にも搭載されていましたが、PADを押しながら強く押し続けると音色や音量が変化します。これはMK1からの機能ですね。シンセなどのロングトーンで効果があります。

しかしここで重大な問題が

実はNI社のmaschineは解体、リストラが進んでいるようなので今後のハードの発売MK4は無いらしいのです。ソフトは現在も販売継続中です。MK3で完成されちゃった感はありますね。今後の動向に期待です。

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